韓国旅行も安心!韓国語の役立つ例文をご紹介[音声付き]
韓国へ旅行に行ったら韓国語を少し話したい、韓国語は習ったことないけど使える例文があれば使ってみたい、という方のための「旅行で役立つ韓国語」をご紹介します。音声付きですので、耳で聞いて覚えて使ってみてください。ネイティブっぽく発音するコツも伝授いたします。
現地ではじめて会った人に、たとえ片言でも韓国語で何かを伝えることができれば、そこから人間関係が広がるかもしれません。
自分の韓国語が伝われば嬉しいですし、旅行が楽しくなります。「一期一会」を大切にしたい人のための「使える挨拶表現」「使えるフレーズ集」です。
「音声」は、韓国人が普通に話す速度なので、はじめは「早い」と感じるかもしれませんが、この速度でフレーズごと覚えてください。ゆっくり過ぎると逆に通じません。
目次 ▼
- ○ 1 韓国語の挨拶や基本フレーズを覚えるメリット
- ○ 2 汎用性抜群な韓国語の挨拶
- ・「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」
- ・「ありがとうございます」
- ・「どういたしまして」
- ・「すみません」
- ・「さようなら」
- ○ 3 自己紹介で使える韓国語の例文
- ・はじめまして
- ・わたしは〔名前〕と言います
- ・家族について
- ・職業は~です〔自分の仕事について〕
- ・趣味は~です
- ・私は~が好きです
- ・どうぞよろしくお願いします。
- ○ 4 韓国人の友達を作るための韓国語の例文
- ・「お名前は何ですか」
- ・日本語が少しわかりますか
- ・日本に行ったことがありますか
- ・趣味は何ですか/何をするのが好きですか
- ・良かったらLINEを交換しませんか/連絡先を教えてください
- ○ 5 韓国旅行で使える韓国語の例文、これだけ覚えればOK!【返事編】
- ・はい
- ・いいえ
- ・そうです/その通りです
- ・いいえ違います
- ・わかりました
- ・もう一度話してください
- ○ 6 韓国旅行で使える韓国語の例文、これだけ覚えればOK!【目的地までの行き方編】
- ・ここはどこですか
- ・近くに地下鉄の駅がありますか
- ・ここまで行ってください
- ○ 7 韓国旅行で使える韓国語の例文、これだけ覚えればOK!【宿泊編】
- ・今日泊まれますか
- ・予約をお願いします
- ・チェックインをお願いします
- ・荷物を預けたいです
- ・日本語のできる人がいますか
- ○ 8 まとめ
- ・韓国旅行で使える覚えておきたいフレーズ
- ○ ☆ 韓国語を楽しく学んでみませんか?
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1 韓国語の挨拶や基本フレーズを覚えるメリット
現地の言葉で挨拶できれば、印象が違います。気持ちのいい人間関係を築けます。
旅行先で「一期一会」を大切にするなら挨拶表現や基本のフレーズは必須です。たくさん覚えて、たくさん使って、人間関係を広げてください。
たくさん覚えれば覚えるほどいい旅行になはずです。
2 汎用性抜群な韓国語の挨拶
「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」
「(안녕하세요)」
韓国では「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」すべて「アンニョンハセヨ」です。
直訳すると「安寧ですか」です。「安寧」は「安全」とか「無事」という意味で、毎日の無事を確認するのが「アンニョンハセヨ」です。
毎日の無事を確認する挨拶ですので、一日一回です。朝会ってまた昼に会った時には「アンニョンハセヨ」と言いません。
発音のコツ
実際の発音は「アンニョンアセヨ」、普通の速度の会話では「ハ」の h 音が消えます。「アンニョン」のはじめの「ン」は「n」音、最後の「ン」は「ng」音です。違う音です。
はじめの「ン」は次に「ニョ」が続くので日本人は自動的に「n」音になります。
そして最後の「ン」ですが、日本人は「ン」のあとに「あ行/や行/わ」が続くと自動的に「ng」音に近くなります。例えば「深夜」の「ん」とか、「新大久保」の「ん」です。喉のところで「ング」となっていませんか?
「アンニョン」の最後の「ン」は、あとに「ア」が続くので、日本人は自動的に「ng」音になります。ですので、途中で切らずに発音してください。それがネイティブに近い発音のコツです。
「アンニョンハセヨ」とカタカナ式に読んでもちゃんと通じますが、せっかくならきれいな発音を目指してください。
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「ありがとうございます」
「カムサハムニダ(감사합니다)」
代表的なお礼の言葉です。まずは「カムサハムニダ」を覚えて使ってみましょう。
「カムサ」は漢字語「感謝」のハングル読みです。「カムサハムニダ」は直訳すると「感謝します」となります。
発音のコツ
「カムサ」の「ム」は「M」です。子音だけの音です。「Mu」と発音しないでください。口をつぐむだけです。簡単に言うと「カムブリア宮殿」の「ム」です。「カムブリア」では「ム」で口をつぐんでいませんか。ですので、まず「カムブリア」と言おうとして「カム」で止めて「サ」をつけてください。
「ハムニダ」の「ム」も「M」です。口をつぐむだけです。「ハMニダ」です。「M」で口をつぐんで「ニダ」と続けるのですが、口をつぐんでから「ニ」を発音するには唇と舌をかなり頑張って動かさなければなりません。実際そんなに早く動きません。
そのため「ハムニダ」の「ニ」の音はネイティブでもほとんど消えます。ゆっくり話すと「ニ」が出ますが、普通の速度の会話では「ニ」は消えています。
また「ハムニダ」は前に「カムサ」がつくと「ハ」の h 音が消えます。「アムミダ」で大丈夫です。
「アM」で口をつぐんで、その状態で「ミダ」です。「ミ」ははっきり発音する必要はありません。「アムミダ」の「ム」は、うしろに「ミ」という口をつぐむ発音が続くので日本人は自動的に口をつぐみます。「アムミダ」の「ム」、口をつぐんでいますよね。
まとめると「カMサアムミダ」です。
まず「カムブリア」と言おうとして「カム」で止めて「サアムミダ」をつなげます。少し早口で話すと完全ネイティブ発音になるはずです。音声で確認しながら頑張って練習してみてください。
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「どういたしまして」
「チョンマネヨ(천만예요)」
「いいえ、どういたしまして」は「チョンマネヨ」です。直訳すると「千万です」ですが、実際にはあまり使いません。
日本でも「いいえ、どういたしまして」は実際には使っていませんよね。簡単に「いいえ」とか「いえいえ」とか言いませんか。
韓国も同じです。「いいえ」の意味の
「アニエヨ(아니에요)」
をよく使います。
「すみません」
「チェソンハムニダ(죄송합니다)」
日本語の「すみません」には、『謝罪』『呼びかけ』『簡単にお礼を言う』、みっつの意味があります。
『呼びかけ』の時、例えばお店で店員さんを呼ぶ時の「すみません」は「チョギヨ」とか「ヨギヨ」と言います。
⇒お店で店員さんを呼ぶ時の言い方
『簡単にお礼を言う』時、例えば、うっかり落とした物を拾ってくれた人に「あっ、すみません」は、お礼の意味です。韓国語でお礼を言う時は「ありがとうございます」という意味の「カムサハムニダ」です。
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発音のコツ
「チェソンアMミダ」と発音するとネイティブ発音に近くなります。
「チェ」は、口をやや丸めてください。
「チェソン」のあとは、まず「アンプ」と言おうとして、途中の「アン(アム)」で止めて「ミダ」と続けてください。
そして「ン」と「ア」は続けて発音してください。そうすると「ン」が自動的に「ng音」になります。途中で切ると「ン」の音が「n音」になってしまいます。
「ハムニダ」の「ハ」は、語の中間に入ると「h音」がなくなります。ですので「チェソンアMミダ」というひとつのフレーズのように覚えてしまいましょう。
「さようなら」
その場に留まる人へは
「アンニョンイケセヨ(안녕히 계세요)」
直訳すると「安寧に(そこに)いらしてください」となります。「安寧に」というのは「無事に」「安全に」という意味です。
また、ハングルを文字通りに読むと「アンニョンヒケセヨ」ですが、実際の発音は「アンニョンイケセヨ」になります。語中の「h」音は消えます。
その場から去る人には
「アンニョンイカセヨ(안녕히 가세요)」
その場に留まる人に対してと、その場から去る人に対して、韓国語では違う表現を使います。しかし、このふたつがよく似ているため、はじめはこんがらがると思います。使いながら慣れるしかありません。間違っても大丈夫です。頑張って韓国語を使って挨拶してくれていることを喜んでくれます。何度も使いながら慣れていってください。
3 自己紹介で使える韓国語の例文
日本語の丁寧形「です・ます」に当たる韓国語の丁寧形には2タイプがあります。
「~イムニダ」「~ハムニダ」のように「ニダ」で終わるタイプと、「~エヨ」「~へヨ」のように「ヨ」で終わるタイプです。それぞれを「ニダ体」あるいは「ハムニダ体」、「ヨ体」あるいは「へヨ体」と言います。「ニダ体」で話す時は「ニダ体」、「ヨ体」の時は「ヨ体」で話します。混ぜて使いません。
「ニダ体」のほうがより丁寧で、初対面やビジネスの場、あるいは軍隊で使いますが、日常会話では「ヨ体」を使います。
初対面では「ニダ体」を使いますが、打ち解けたら「ヨ体」で大丈夫ですので、ここではどちらもご紹介します。
はじめまして
「チョウムペプケッスムニダ(처음 뵙겠습니다)」
直訳すると「チョウム」が「はじめて」、「ペプケッスムニダ」が「お目にかかります(謙譲語)」、「はじめてお目にかかります」で「はじめまして」という挨拶表現になります。これは決まった表現なのでこのまま覚えましょう。
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わたしは〔名前〕と言います
「チョヌン ~ラゴハムニダ(저는 ~ 라고합니다)」
「チョ」が「わたしく(謙譲語)」
「ヌン」が「は」
「ラゴ」が「と」
「ハムニダ」が「します」「言います」
ここでは「言います」の意味です。
名前の最後が「ん」の時は「イラゴハムニダ」となります。その時、名前の最後の「ん(n)」と「イ(i)」がくっついて「ニ(ni)」となるため、たとえば名前が「じゅん」の場合は「じゅにラゴハムニダ」となります。
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家族について
韓国では、自己紹介の時に、お互いの家族のことなど、個人的なことを聞いたり伝えたりします。そうやって親しくなるのが韓国流です。積極的に話しましょう。自分のことを話さないと「距離を置きたいんだな、親しくなる気がないんだな」と判断されます。
まず結婚しているかどうかを伝えましょう。
日本語では「結婚しています/していません」と言いますが、韓国語では「結婚しました/しませんでした」となります。「結婚」が「キョロン」、「しました」が「へッスムニダ」「ヘッソヨ」、「しませんでした」が「アネッスムニダ」「アネッソヨ」です。「キョロン」の「ン(n)」が次の「へ」とくっついて「ネ」になっています。
結婚しています。
「キョロネッスムニダ(결혼했습니다)」
「キョロネッソヨ(결혼했어요)」
結婚していません。
「キョロンアネッスムニダ(결혼 안 했습니다)」
「キョロンアネッソヨ(결혼 안 했어요)」
結婚している場合は家族が何人か伝えましょう。
「家族」は「カジョク」、「は」は「ウン」、「四人」は「ネッ」、「三人」は「セッ」、「二人」は「トゥル」、「です」は「イムニダ」または「イエヨ」です。つなげると音がくっついて発音の変わるところがあります。
家族は4人です。
「カジョグンネシムニダ(가족은 넷입니다)」
「カジョグンネシエヨ(가족은 넷이에요)」
家族は3人です。
「カジョグンセシムニダ(가족은 셋입니다)」
「カジョグンセシエヨ(가족은 셋이에요)」
家族は2人です。
「カジョグントゥリイムニダ(가족은 둘입니다)」
「カジョグントゥリエヨ(가족은 둘이에요)」
そして家族構成を伝えましょう。
「夫」は「ナムピョン」、「妻」は「ワイフ/ワイプ」英語のWifeです。韓国語ではfの表記にㅍ(p)を使うため、表記通りpで発音する人が多いです。
「と」は「ハゴ」あるいは「ラン」、「子供」は「アイ」、「二人」は「トゥル/トゥリ」、「一人/ひとつ」は「ハナ」、「います」は「イッスムニダ」「イッソヨ」、「いません」は「オブスムニダ」「オブソヨ」
家族は夫と
「カジョグンナムピョニラン(가족은 남편이랑)」
家族は妻と
「カジョグンワイプラン(가족은 와이프랑)」
子供が2人います。
「アイガトゥリイッスムニダ(아이가 둘이 있습니다)」
「アイガトゥリイッソヨ(아이가 둘이 있어요)」
子供が1人います。
「アイガハナイッスムニダ(아이가 하나 있습니다)」
「アイガハナイッソヨ(아이가 하나 있어요)」
子供はいません。
「アイヌンオプスムニダ(아이는 없습니다)」
「アイヌンオプソヨ(아이는 없어요)」
結婚していない場合は誰と住んでいるか伝えましょう。
日本語では「親」という言葉を使いますが、韓国語では「両親様/父母様」に当たる「プモニム」と言います。韓国は儒教の国です。社会的に立場のある人や年齢が上の人には敬語を使います。家族の中ではなく社会全体で考えます。
両親といっしょに住んでいます。
「プモニムハゴカッチサムニダ(부모님하고 같이 삽니다)」
「プモニムハゴカッチサラヨ(부모님하고 같이 살아요)」
一人で住んでいます。
「ホンジャサムニダ(혼자 삽니다)」
「ホンジャサラヨ(혼자 살아요)」
職業は~です〔自分の仕事について〕
「職業」は「チゴプ(직업)」、「職業は」は「チゴブン(직업은)」、そして「自分の職業+イムニダ」あるいは「イエヨ」と続けます。会社員なら「会社員」は「フェサウォン(회사원)」なので、
職業は会社員です。
「チゴブンフェサウォニムニダ(직업은 회사원입니다)」
「フェサウォン」の「ン(n)」と「イムニダ」の「イ(i)」が合わさって「ニ(ni)」になるため「フェサウォニムニダ」となりますが、くっつけなくても通じますので区切って発音しても大丈夫です。
「チゴブンフェサウォニエヨ(직업은 회사원이에요)」
職業はフリーランサーです。
「チゴブンフリレンサイムニダ(직업은 프리렌서입니다)」
「チゴブンフリレンサエヨ(직업은 프리렌서예요)」
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趣味は~です
「趣味」は「チィミ」、「趣味は」は「チィミヌン」、「自分の趣味+イムニダ」です。
趣味が旅行なら、旅行は「ヨヘン(여행)」ですから
趣味は旅行です
「チィミヌン ヨヘンイムニダ(취미는 여행입니다)」
「チィミヌン ヨヘンイエヨ(취미는 여행이에요)」
「映画」が「ヨンファ」、「を」が「ルル」、「見ること」が「ポヌンゴ」
趣味は映画を見ることです
「チィミヌン ヨンファルルポヌンゴムニダ(취미는 영화를 보는겁니다)」
「チィミヌン ヨンファルルポヌンゴエヨ(취미는 영화를 보는거예요)」
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私は~が好きです
「好きです」は「チョアハムニダ」「チョアへヨ」、韓国語では「好き」は動詞なので、助詞には日本語の「を」に当たる「ウル/ルル」を使います。
「私」は「ナ」、「は」が「ヌン」、「Kpop」は「ケイパプ」、「韓国ドラマ」は「ハングクドゥラマ」です。つなげると音がくっついて発音が変わるところがあります。
私はKpopが好きです。
ナヌンケイパブルチョアハムニダ
(나는 케이팝을 좋아합니다)
ナヌンケイパブルチョアへヨ
(나는 케이팝을 좋아해요)
私は韓国ドラマを見るのが好きです。
ナヌンハングクドゥラマルルポヌンゴルチョアハムニダ
(나는 한국드라마를 보는걸 좋아합니다)
ナヌンハングクドゥラマルルポヌンゴルチョアへヨ
(나는 한국드라마를 보는걸 좋아해요)
どうぞよろしくお願いします。
「チャルブタッカムニダ(잘 부탁합니다)」
「チャル」が「よく」
「ブタッカムニダ」が「付託します」
「よく付託します」で「よろしくお願いします」となります。これは決まった言い方です。そのまま覚えましょう。自己紹介の締め文句です。いい発音で締めてください。
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4 韓国人の友達を作るための韓国語の例文
韓国へ行って現地で出会った人と仲良くなってみましょう。こちらから韓国語で伝えられることを伝えてみましょう。
初対面では「ニダ体」を使いますが、少し打ち解けたら「ヨ体」でOKです。「ヨ体」のほうが発音しやすくて簡単です。
場面によって言葉遣いが違ってくるので、ここでは「ニダ体」「ヨ体」どちらもご紹介します。
「お名前は何ですか」
「ソンアミオットケトゥェセヨ(성함이 어떻게 되세요?)」
丁寧に名前を聞く場合です。「お名前」が「ソンアム(성함)」敬語です。韓国では「お名前が何ですか」と助詞は「が」になります。「が」がここでは「イ(이)」、そして「ソンアム」の「ム」と「イ」がくっついて「ミ」になります。
韓国では目上の人には「何ですか」とは聞きません。日本語と同じ感覚です。遠回しに聞きます。韓国では「どうおなりになりますか」「オットケトゥェセヨ(어떻게 되세요?)」を使います。敬語です。
打ち解けて近い関係なら、「名前」が「イルム」、「が」が「イ(이)」、そして「イルム」の「ム」と「イ」がくっついて「ミ」になり、「何ですか」が「ムォエヨ(뭐예요?)」
名前は何ですか
「イルミムォエヨ(이름이 뭐예요?)」
と聞くこともできますが、名前を聞く時は、より丁寧に「ソンアミオットケトゥェセヨ」と聞いてください。
日本語が少しわかりますか
「イルボノハルチュルアセヨ(일본어 할 줄 아세요?)」
「日本語」が「イルボノ」、「できますか」は「する術をご存じですか」が丁寧な表現で「ハルチュルアセヨ」です。質問がちゃんと伝われば、
ええ、ちょっとわかります
「ネーチョックムアラヨ(조금 알아요)」
「少し」を意味する「チョグム(조금)」は正しくは「チョグム」ですが、会話では強調されて「チョックム」と発音する人が多いです。日本人が「とても」を「とっても」、「やはり」を「やっぱり」と発音するのと同じです。
いいえ、全然できません
「アニョチョニョモッテヨ(전혀 못해요)」
どちらかが返ってくるはずです。
「いいえ」が「」、「全然」が「チョニョ」、「できません」が「モッテヨ」です。
日本に行ったことがありますか
イルボネカンジョギイッソヨ일본에 간 적이 있어요?
「日本」が「イルボン」、「に」が「エ」、ここで「イルボン」の「ン(n)」と「エ」がくっついて「ネ」になります。「行ったこと」が「カンジョク」、「が」が「イ」で「カンジョク」の「ク(k)」と「イ」がくっついて「キ」、語中では濁音になり「ギ」、「ありますか」が「イッソヨ」です。
質問がちゃんと通じれば
はい、あります
「ネイッソヨ(네,있어요)」
いいえ、ありません
「アニョオブソヨ(아뇨,없어요)」
と返事が返ってくるはずです。
趣味は何ですか/何をするのが好きですか
趣味は何ですか
「チィミガムォエヨ(취미가 뭐예요?)」
「チィミ」、「が」は「ガ」、「何ですか」は「ムォエヨ」
何をするのが好きですか
ムォハヌンゴル チョアヘヨ(뭐하는걸 좋아해요?)
「好きです/好きですか」は「チョアヘヨ」、語尾を上げると疑問文、語尾を下げると平叙文です。韓国語では「チョアヘヨ」が動詞になるので、その前の助詞は日本語の「を」に当たる「ルル/ウル」を使います。ここでは会話の短縮形の「ル」になっています。
良かったらLINEを交換しませんか/連絡先を教えてください
日本人はラインを使いますが、韓国人はカカオトークです。ラインは使いません。ですので韓国で韓国人と親しくなろうと思ったらカカオトークです。縮めて「カトク」と言います。
日本人がよく使う「よかったら~交換しませんか」を直訳しても韓国人に通じません。「交換」は「取り換えっこ」の意味です。
韓国では「連絡先を教えてください」と言うのが一般的です。
ビジネス関係でなければ「連絡先」はカカオトークになります。
連絡先を教えてください
ヨルラクチョチョムアルリョジュセヨ(연락처 좀 알려주세요)
「連絡先」は「ヨルラクチョ」、「教えてください」は「知らせてください」の意味の「アルリョジュセヨ」、「チョム」は「少し」という意味で、ここでは表現をやわらげるために入れています。日本語でも「ちょっとわかりません」と「ちょっと」を入れて表現をやわらげることがありますが、それと同じです。
カトクのIDを教えてください
「カトクIDチョムアルリョジュセヨ(카톡ID 좀 알려주세요)」
もっと近い友達レベルの関係なら「友達追加しよう」と言います。
「友達追加」は「チングチュガ(친구추가)」ですが、若者たちは縮めて「「チンチュ(친추)」と言います。
お互い友達追加しようよ
ウリチンチュハジャ(우리친추하자)
「私たち」が「ウリ(우리)」、「しよう」が「ハジャ(하자)」です。
韓国では「チンチュハジャ」が一番よく使う表現です。
5 韓国旅行で使える韓国語の例文、これだけ覚えればOK!【返事編】
はい
「ネー(네)」
「ネー」とはっきり伸ばすわけではありませんが、「ネ」よりは「ネー」に近くなります。
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いいえ
「アニョ(아뇨)」
「アニヨ(아니요)」
教科書には「アニョ」と出ていますが、文法的には「アニヨ」が本来の「いいえ」で、「アニョ」は「アニヨ」の縮約形です。「ヨ」は日本語の「です・ます」に相当します。
「アニヨ」も「アニョ」も、実際にはどちらも同じように使われています。
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そうです/その通りです
「マジャヨ(맞아요)」
相手の話にうなずく時の「そうです」、うなずく時には「合う/合っている」という意味の「マッタ(맞다)」を使います。直訳すると「合ってます」ですが「そうです/その通りです」という意味です。
いいえ違います
〔画像出典:MHNsports〕
女性に多いのですが、「いいえ違います」と言う時、両手を少し上げて軽く振ります。両手でバイバイをする感じです。韓国人独特のジェスチャーです。
韓国ではタレントがファンに挨拶する時も両手振りをします。男性タレントも両手振りが多く、万歳するくらい大きく手を振る男性タレントもたくさんいます。
「アニエヨ(아니에요)」
「いいえ」の意味でも使いますが、日本語の「いいえ違います」の意味でも使います。
韓国で「いいえ違います」と言う時には「アニエヨ」と言いながら両手バイバイをしてください。
わかりました
これから行動することに対して「わかりました。そうします」の時は
「アルゲッソヨ(알겠어요)」
それ以外の時は
「アラッソヨ(알았어요)」
「わかる」はいろいろな意味があって、使い方がちょっと複雑です。
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もう一度話してください
「タシハンボンマレジュセヨ(다시 한번 말해주세요)」
「タシハンボン(다시 한번)」が「また一度」、「マレジュセヨ(말해주세요)」が「話してください」です。これはきっとよく使うと思いますので、必ず覚えておきましょう。必須表現のひとつですね。
6 韓国旅行で使える韓国語の例文、これだけ覚えればOK!【目的地までの行き方編】
ここはどこですか
「ヨギガオディエヨ(여기가 어디예요?)」
「ここ」は「ヨギ(여기)」、日本語では「ここはどこですか」と言いますが、韓国語では「ここがどこですか」と言います。「が」は「ガ(가)」、「どこ」は「オディ(어디)」、「です/ですか」は「エヨ(에요)」、語尾を上げると疑問文、語尾を下げると平叙文です。
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近くに地下鉄の駅がありますか
「クンチョエチハチョルヨク イッソヨ(근처에 지하철역 있어요?)」
「近く」が「クンチョ(근처)」、「に」が「エ(에)」、「地下鉄の駅」は「チハチョルヨク(지하철역)」、「ありますか(있어요)」は「イッソヨ」です。「チハチョルヨク」と「イッソヨ」を切って発音しています。
日本語の「が」に当たる助詞の「イ」を入れてつなげると、
「クンチョエチハチョルヨギイッソヨ(근처에 지하철역이 있어요?)」
「ク」と「イ」がくっついて「ギ」になります。語中では濁音になります。
「クンチョ」は「近所」、「チハチョルヨク」は「地下鉄駅」という漢字語のハングル読みなので、日本語と発音が似ていますよね。
ここまで行ってください
「ヨギッカジカジュセヨ(여기까지 가주세요)」
「ここ」が「ヨギ」、「まで」が「ッカジ」、「行く」は「カダ(가다)」で「行って」が「カ(가)」、「ください」が「チュセヨ」、
「チュセヨ」は、前に言葉が続く時には発音が「ジュセヨ」になります。
タクシーで行き先を言う時には「ここ」の部分に「地名」を入れて伝えてください。応用の利くフレーズです。
7 韓国旅行で使える韓国語の例文、これだけ覚えればOK!【宿泊編】
今日泊まれますか
「オヌルスクパクカヌンヘヨ(오늘 숙박 가능해요?)」
「今日」が「オヌル」、「宿泊」が「スクパク」、「可能です/可能ですか」が「カヌンへヨ」、飛び込みで入ったホテルで泊まれるかどうかを尋ねる時の表現です。
予約をお願いします
イェヤクチョムプタクドゥリムニダ(예약 좀 부탁드립니다)
「予約」が「イェヤク」、「チョム」は「少し」という意味でここでは表現をやわらげるために使っています。日本でも「ちょっとわかりません」と言いますが、「ちょっと」は「少し」という意味ではなく表現をやわらげるために使っていますよね。この「ちょっと」と同じです。
「プタクドゥリムニダ」は「お願いいたします」という意味で敬語表現です。
チェックインをお願いします
「チェックインプタクドゥリムニダ(체크인 부탁드립니다)」
表現をやわらげるために「少し」の意味の「チョム」を入れる言い方もあります。
荷物を預けたいです
「チムルマッキゴシップンデヨ(짐을 맡기고 싶은데요)」
「荷物」が「チム」、「を」が「ウル」、「預ける」は「マッキダ」ですが「~たい」につなげる時は語尾の「ダ」が脱落して「マッキ」、「~たい」は「ゴシプタ」ですが「んですが」につなげる時は語尾の「タ」が脱落して「~ゴシプ」、「んですが」」が「ウンデヨ」、「荷物を少し」「チムルチョム」と「少し」を入れるともっといいですね。
日本語のできる人がいますか
イルボノハルチュルアヌンサラミイッソヨ
(일본어 할 줄 아는사람이 있어요?)
「日本語」が「イルボノ」、「できる」は「する術を知っている」と表現します、「する術」で「ハルチュル」、「知る/わかる」の原形(辞書に出ている形)は「アルダ」ですが、名詞を修飾する時は「アヌン」、「人」が「サラム」、「が」が「イ」、「サラム」の「ム(m)」と「イ」がくっついて「ミ」になります。「いますか」が「イッソヨ」です。「日本語を少し」「イルボノチョム」と言うと、更に丁寧な言い方になります。
8 まとめ
韓国へ行って、韓国語を使ってみる自信がつきましたでしょうか。カタカナ表記をそのまま読んでも通じない可能性が高いです。音声で聞いてマネしながら覚えて使ってください。
韓国語を使うことが、きっかけになります。そこから新しい人間関係がはじまります。
今度の韓国旅行は、韓国語を使ってみることで思い出に残る旅行にしてください。
韓国旅行で使える覚えておきたいフレーズ
「これください」「トイレはどこですか」「~ありますか」〔数字の読み方〕
「今何時ですか」〔1時~12時、時間の言い方〕
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