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韓国語の「アンニョンハセヨ」「アンニョンハシムニカ」意味と使い分け

目次

アンニョンハセヨ(안녕하세요)は、人に会った時の挨拶です。朝でも昼でも夜でも使えます。

ですので、日本語にすると「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」となります。
「アンニョンハセヨ」は、丁寧な表現なので、

友人や年下に対しては、丁寧の語尾をとって「アンニョン(안녕)」となります。

アンニョンハシムニカ(안녕하십니까)は、少しランクの高い丁寧形です。

アンニョンハセヨより、もう少しフォーマルな丁寧形です。

韓国語には丁寧形が2種類あります。

普段使いの「ヨ」で終わるタイプのものと、主に会社や軍隊等で目上の人に使う「ニダ」で終わるタイプです。韓国では、この2種類の丁寧形を厳密に使い分けます。

日本語も、否定形だけですが丁寧語が2種類あります。

例えば、「寒いです」の否定形には「寒くありません」と「寒くないです」、2つのタイプがあります。
もし、会社のお偉いさんに「寒くないか」と聞かれて、「いいえ」で答えるとしたら、どう答えるでしょうか。
「いいえ、寒くありません」と答えませんか。
「いいえ、寒くないです」では、目上の人に対して、ちょっと足りない感じがしないでしょうか。  

日本語でも2種類の否定形を使い分けています。

簡単に言うと「寒くありません」が「ニダ」のタイプです。
会社などで、ランクに差のある目上の人には「アンニョンハシムニカ」を使います。
「寒くないです」が「ヨ」のタイプです。普段は「アンニョンハセヨ」で十分です。

韓国に住んでも、会社勤めでもしない限り「アンニョンハシムニカ」を使う機会はありません。

「アンニョンハセヨ」で十分です。
ですので、なぜにNHKがハングル講座の名前を「アンニョンハシムニカ」にしたのか、よくわかりません。

ちなみに「アンニョン(안녕)」は、元は漢字の言葉で「安寧」です。

「安全に」「無事に」ということです。


マシッケトゥセヨ(おいしく召し上がってください)は命令形ではありません。
今では普通にアンニョンハセヨ(안녕하세요)とあいさつしますが。
よく耳にする韓国語、その意味と使い方編 「目次」

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