韓国語で自己紹介「はじめまして/よろしく」例文と発音のコツ徹底解説

よろしくお願いします!
目次
- ○ 簡単な自己紹介の定番台詞は
- ・「はじめまして」は「チョウムペプケッスムニダ」
- ・「わたくしは~です」は「チョヌン~イムニダ」
- ・「わたくしは~と言います」「チョヌン~ラゴハムニダ」もあります。
- ・「~から来ました」「~エソワッスムニダ」
- ・「どうぞよろしくお願いします」は「チャルブタッカムニダ」
- ・まとめると
- ○ 「はじめまして」は「チョウムペプケッスムニダ(처음 뵙겠습니다」
- ・チョウムの「ム」は口をつぐむだけ
- ・ぺプの「プ」も口をつぐむだけでケッと続けます。
- ・スムニダは「スムミダ」で発音しましょう。
- ○ 「私は~です」は「チョヌン ~イムニダ(저는 ~ 입니다)」、「私は~と言います」は「チョヌン ~ラゴハムニダ(저는 ~ 라고합니다)」
- ・チョヌンのンで、下を上の歯の付け根につけるといい発音になります。
- ・~に自分の名前を入れて
- ・「イムニダ」は「イムミダ」で発音しましょう。
- ・名前の最後が「ん」の時は、「イムニダ」の「イ」と「ん」がくっついて「ニムニダ」になります。
- ・「ラゴハムニダ(라고 합니다)」は、名前の最後が「ん」の時は「イラゴハムニダ(이라고 합니다)」となります。
- ・「ハムニダ」も「ハムミダ」と発音しましょう。
- ○ 「~から来ました」は「~エソワッスムニダ(~에서 왔습니다)」
- ・「ワッスムニダ」は「ワッスムミダ」と発音しましょう。
- ○ 「よろしくお願いします」は「チャルブタッカムニダ(잘 부탁합니다)」
- ・チャルの「ル」はL(エル)です。
- ・「ブタッ」の「タ」は強く発音します。
- ・「カムニダ」は「カムミダ」で発音しましょう。
- ○ 更に丁寧な表現の「チャルブタッドゥリムニダ(잘 부탁드립니다)」
- ・「ドゥリムニダ」も「ドゥリムミダ」で発音しましょう。
- ○ 発音のコツはみっつです。
- ・「ハムニダ」などの「ム」は、口をつぐむだけです。
- ・「ハムニダ」や「イムニダ」の「ニ」は、弱く「ミ」と発音する。
- ・「チョヌン」の「ン」、「チャル」の「ル」、舌を上の歯の付け根につけるだけ。
- ○ 「私は日本人です」「お会いできてうれしいです」
簡単な自己紹介の定番台詞は
「はじめまして」
「私は〔名前〕です」または「私は〔名前〕と言います」
「〇〇から来ました」
「どうぞよろしくお願いします」
このよっつですね。
まずは、このよっつのフレーズを覚えて自己紹介しましょう。
「はじめまして」は「チョウムペプケッスムニダ」
直訳すると、
「チョウム」が「はじめて」
「ペプケッスムニダ」が「お目にかかります(謙譲語)」
「はじめてお目にかかります」で「はじめまして」という挨拶表現になります。
「わたくしは~です」は「チョヌン~イムニダ」
「チョ」が「わたくし(謙譲語)」
「ヌン」が「は」
「イムニダ」が「です」
となります。
日本語の「です」は、韓国語では「イムニダ」と「エヨ/イエヨ」とふたつありますが、「イムニダ」ほうが、より丁寧でフォーマルな形です。
韓国語と日本語は語順が同じなので、日本語の単語をひとつひとつ韓国語に置き換えれば韓国語になります。
「わたくしは~と言います」「チョヌン~ラゴハムニダ」もあります。
「チョ」が「わたしく(謙譲語)」
「ヌン」が「は」
「ラゴ」が「と」
「ハムニダ」が「します」「言います」
ここでは「言います」の意味です。
名前の最後が「ん」の時は、「イラゴハムニダ」となります。
「~から来ました」「~エソワッスムニダ」
「(場所)から」が「エソ」
「来ました」が「ワッスムニダ」
です。
「来ました」は、日常会話では「ワッソヨ」と言いますが、ここでは初対面なので格式のある「ワッスムニダ」が適切です。同じ文体でそろえましょう。
「どうぞよろしくお願いします」は「チャルブタッカムニダ」
「チャル」が「よく」
「ブタッカムニダ」が「付託します」
「よく付託します」で「よろしくお願いします」となります。
「チャル ブタッドゥリムニダ」とすると「よろしくお願い致します」という謙譲語になります。
「ドゥリムミダ」が「致します」という謙譲語です。
目上の人に謙譲語を使うのも日本語と同じ感覚です。
まとめると
「チョウムペプケッスムニダ」
「チョヌン~イムニダ」または「チョヌン~ラゴハムニダ」
「〇〇エソワッスムニダ」
「チャルブタッカムニダ」
または「チャルブタッドゥリムニダ」
となります。
カタカナ発音でもなんとか通じますが、コツをつかむと、よりネイティブ発音に近くなります。
「はじめまして」は「チョウムペプケッスムニダ(처음 뵙겠습니다」
ネイティブっぽく発音するにはコツは
チョウムの「ム」は口をつぐむだけ
「ム」の音を出そうとしなくていいです。口をつぐむだけでOKです。
ぺプの「プ」も口をつぐむだけでケッと続けます。
「ペッパー」と言おうとして、途中の「ペッ」と口をつぐんだところで止める感じです。
スムニダは「スムミダ」で発音しましょう。
「スム」で口をつぐんで「ミダ」を続けます。
「スンバリ(スムバリ)」と言おうとして、途中の「スン(スム)」で止める感じです。
「スムニダ」の「ニ」の音は、ゆっくり話す時は「ニ」の音が出ますが、普通の会話の速度で話す時は、ネイティブも「ニ」の音はほとんど消えています。聞こえません。ですので「ニ」の音は、発音しないほうがネイティブ発音です。
「ム」を、口をつぐむだけで「ム」と発音しない形、この形に慣れると、きれいなネイティブ発音になります。
「私は~です」は「チョヌン ~イムニダ(저는 ~ 입니다)」、「私は~と言います」は「チョヌン ~ラゴハムニダ(저는 ~ 라고합니다)」
「わたし」は「ナ(나)」ですが、自己紹介では謙譲語の「わたくし」の意味の「チョ(저)」のほうがいいです。
チョヌンのンで、下を上の歯の付け根につけるといい発音になります。
この「ン」も、舌をつけるだけで、「ン」の音を出そうとしなくていいです。
~に自分の名前を入れて
日本人の名前には慣れていない人が多いので、少しゆっくり発音するといいですね。
「イムニダ」は「イムミダ」で発音しましょう。
「イム」で口をつぐんで「ミダ」をつなげます。
「インバ(イムバ)」と言おうとして、「イン(イム)」で止める感じです。
ですので、田中なら「タナカイムミダ」、鈴木なら「スズキイムミダ」です。
名前の最後が「ん」の時は、「イムニダ」の「イ」と「ん」がくっついて「ニムニダ」になります。
「カン」なら「カニムニダ」、「ジュン」なら「ジュニムニダ」です。
韓国語の、もうひとつの「です」、「エヨ/イエヨ」の時も同じです。
母音で終わる言葉(ほとんどの日本語はそうですが)の時は「エヨ」
子音で終わる言葉(日本語では「ん」だけ)の時は「イエヨ」で、子音と「イ」がくっつきます。
ですので、田中は「タナカエヨ」、鈴木は「スズキエヨ」、
カンは「カニエヨ」、ジュンは「ジュニエヨ」となります。
「ラゴハムニダ(라고 합니다)」は、名前の最後が「ん」の時は「イラゴハムニダ(이라고 합니다)」となります。
名前の最後の「ん(n)」と「イ(i)」がくっついて「ニ(ni)」となるため、名前が「じゅん」の場合は「じゅにラゴハムニダ(준이라고 합니다)」となります。
「ハムニダ」も「ハムミダ」と発音しましょう。
「ハム」で口をつぐんで、すぐに「ミダ」と続けてください。
「~から来ました」は「~エソワッスムニダ(~에서 왔습니다)」
「東京から来ました」なら「とうきょうエソワッスムニダ」でOKです。
「ワッスムニダ」は「ワッスムミダ」と発音しましょう。
「イムニダ」「スムニダ」、コツはすべて同じです。
「よろしくお願いします」は「チャルブタッカムニダ(잘 부탁합니다)」
チャルの「ル」はL(エル)です。
舌を上の歯の付け根につけます。つけるだけです。「ル」の音を出そうとしなくていいです。
というより「ル」と発音してはいけません。
「ブタッ」の「タ」は強く発音します。
「カムニダ」は「カムミダ」で発音しましょう。
カムの「ム」で口をつぐみ、そのままミダとつなげます。
「カンバック(カムバック)」の「カン(カム)」で止めましょう。
更に丁寧な表現の「チャルブタッドゥリムニダ(잘 부탁드립니다)」
「ドゥリムニダ」も「ドゥリムミダ」で発音しましょう。
「ドゥリム」で口をつぐみ、そのまま「ミダ」をつなげます。
「ドゥリンボ(ドゥリムボ)」〔そんな言葉はないですけど〕と言おうとして「ドゥリン(ドゥリム)」で止めましょう。
発音のコツはみっつです。
このみっつができるだけで、ネイティブ発音に近くなります。がんばってみましょう。
「ハムニダ」などの「ム」は、口をつぐむだけです。
「ム」と言わないこと。
「ハムニダ」や「イムニダ」の「ニ」は、弱く「ミ」と発音する。
ネイティブが普通の速さで話す時には「ニ」の音は聞こえません。口をつぐんでから「ニ」を発音して「ダ」、そんなに早く口や舌は動きません。ですので、むしろ「ニ」を発音しないのが、ネイティブ発音と考えてください。むしろ「ミ」に近い音に聞こえます。
「ニ」は消えているだけで、はっきりと「ミ」になっているわけではないので、「ミ」は意識せずに弱く発音するとネイティブ発音になります。
ただ、ゆっくり話す時は、ネイティブも「ニ」の音が出ますので、ネイティブでない日本人が話す時は、あんまりゆっくり話さないのもコツになります。
「チョヌン」の「ン」、「チャル」の「ル」、舌を上の歯の付け根につけるだけ。
「ン」の時と「ル」の時、口をつけた時の音は違います。説明しにくいのですが、「ン」の時は、舌をつけたまま、弱く「ン」の音、「ル」の時は、舌をつけたまま、弱く「ヴ」のような音が出ます。
でも、はじめは無理に音を出そうとしないほうがいいです。舌をつけるだけにしましょう。舌をつけるだけでも、なんか音が出てしまいますが、その音でOKです。
「私は日本人です」「お会いできてうれしいです」
2つの文を付け足して、もう少し長い自己紹介をしてみましょう。
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