韓国語で「すみません」「ごめんなさい」使い方と発音のコツ徹底解説!
そして、せっかくなら、韓国人にちゃんと通じる発音で話したいですよね。ネイティブっぽく発音するコツをお教えします。

ミアナムニダ!チェソンハムミダ! (ごめんなさい!すみません!)
目次
- ○ 1「すみません」は「チェソンハムニダ(죄송합니다)」
- ・「チェソンハムニダ」は謝罪の言葉です。
- ・丁寧の度合いが少し下がる「チェソンへヨ(죄송해요)」という言い方もあります。
- ・友人同士なら「チェソンへ(죄송해)」
- ・辞書の形(単語)は「チェソンハダ(죄송하다)」です。
- ・「すみません」は現在形で使います。
- ・「チェソンハムニダ」は「チェソンアMミダ」と発音するとネイティブ発音に近くなります。
- ○ 2「ごめんなさい」は「ミアナムニダ(미안합니다)」
- ・「ミアネヨ(미안해요)」という言い方もあります。
- ・辞書の形(単語)は「ミアンハダ(미안하다)」です。
- ・友達同士や目下なら「ミアネ(미안해)」「ミアン(미안)」と言います。
- ・「ミアナムニダ」や「ミアネヨ」「ミアネ」「ミアン」は、自分と近い関係の人に使います。
- ・近い関係の人以外には「すみません」という意味の「チェソンハムミダ」を使うほうがいいです。
- ○ 3 「失礼します」は「シルレハムニダ(실례합니다)」
- ・会社で上司の部屋に入る時、ドアをノックして「シルレハムニダ」と言います。
- ・誰かに話しかける時に使えます。
- ・「シルレ」の「ル」は「L(エル)」音です。子音だけの音です。
- ○ 4 「間違ってました」は「チャルモッテッソヨ(잘못했어요)」
- ・「チェガチャルモッテッソヨ(제가 잘못했어요)」「チェガチャルモッテッスムニダ(제가 잘못했습니다)」と言います。
- ・辞書の形(単語)は「チャルモッタダ(잘못하다)」
- ・友人や目下に対しては「ネガチャルモツテッソ(내가 잘못했어)」「ネガチャルモッテッタ(내가 잘못했다)」と言います。
1「すみません」は「チェソンハムニダ(죄송합니다)」
「本当にすみません」
⇒韓国語で「本当」は
「チェソン」は漢字語「罪悚」のハングル読みです。
「チェソンハムニダ」は謝罪の言葉です。
日本語の「すみません」には、『謝罪』『呼びかけ』『簡単にお礼を言う』、みっつの意味があります。
お礼を言う時は「ありがとうございます」という意味の「カムサハムニダ」と言います。
⇒韓国語で「ありがとう」
呼びかけの時は、「チョギヨ」とか「ヨギヨ」と言います。
⇒お店で店員さんを呼ぶ時の言い方
丁寧の度合いが少し下がる「チェソンへヨ(죄송해요)」という言い方もあります。
会社の同僚などに軽く謝罪する感じです。「チェソンハムミダ」より、謝罪の程度は下がります。
友人同士なら「チェソンへ(죄송해)」
「すまん」という感じです。
辞書の形(単語)は「チェソンハダ(죄송하다)」です。
「すまない」という意味です。
「チェソンハダ(죄송하다)」の「ハダ(하다)」の部分を活用します。
初対面の人や、会社などフォーマルな場では「ハムニダ(합니다)」、
日常の丁寧表現は「へヨ(해요)」、
友人同士で使う丁寧でない表現、いわゆるタメ口では「へ(해)」に変わります。
「すみません」は現在形で使います。
「すみませんでした」という言い方はしません。過去のことなら「あの時はわたくしが間違っていました」「本当にすみません」のように謝罪します。
「チェソンハムニダ」は「チェソンアMミダ」と発音するとネイティブ発音に近くなります。
「チェ」は、口をやや丸めてください。そして「チェソン」のあとですが、「アンプ」と言おうとして、途中の「アン(アム)」で止めて「ミダ」と続けてください。
そして、「ン」と「ア」は続けて発音してください。そうすると「ン」が自動的に「ng音」になります。途中で切ると「ン」の音が「n音」になってしまいます。
「ハムニダ」の「ハ」は、語の中間に入ると、h音がほぼなくなります。ですので、「チェソンアMミダ」という、ひとつのフレーズで覚えてしまいましょう。
2「ごめんなさい」は「ミアナムニダ(미안합니다)」
発音は「ミアナMミダ」です。「ミアナM」と「M」で口をつぐんで「ミダ」と続けましょう。
「ミアン」は「末安」のハングル読みです。
「ミアネヨ(미안해요)」という言い方もあります。
会社の同僚などに軽く謝る感じです。「ミアナムニダ」より謝り方は軽くなります。
辞書の形(単語)は「ミアンハダ(미안하다)」です。
「ミアンハダ」の「ン」と「ハ」がくっついて「ナ」となるので、発音は「ミアナダ」となります。
「ミアンハダ(미안하다)」の「ハダ(하다)」の部分を活用します。
初対面の人に対してや会社などフォーマルな場では「ハムニダ(합니다)」、
日常の丁寧表現は「へヨ(해요)」、
友人同士で使う丁寧でない表現、いわゆるタメ口では「へ(해)」に変わります。
友達同士や目下なら「ミアネ(미안해)」「ミアン(미안)」と言います。
ミアネ(ごめん)
「ミアナダ(미안하다)」では「ハダ(하다)」を取って「ミアン(미안)」だけでも使います。完全ため口です。「ミアネ」より「ごめん」の度合いは低いです。
「ミアナムニダ」や「ミアネヨ」「ミアネ」「ミアン」は、自分と近い関係の人に使います。
日本でも「ごめんなさい」や「ごめん」は近い関係の人に使いますよね。
日本語の「すみません」と「ごめんなさい」では、「すみません」のほうが謝罪の度合いが強く、
「すまん」と「ごめん」では、「ごめん」のほうが謝罪の気持ちが強く感じられますが、韓国語でも同じです。謝罪の気持ちの度合いは、
「チェソンハムニダ」>「ミアナムニダ」
「チェソンへ」<「ミアネ」
近い関係の人以外には「すみません」という意味の「チェソンハムミダ」を使うほうがいいです。
日本語でも、近い関係の人でなければ、だいたい「すみません」を使いますよね。
まずは「チェソンハムニダ」を覚えましょう。発音は「チェソンアMミダ」です。
3 「失礼します」は「シルレハムニダ(실례합니다)」
「シルレ」は、漢字語「失礼」のハングル読みです。「シルレハムニダ」で「失礼します」という意味になります。
会社で上司の部屋に入る時、ドアをノックして「シルレハムニダ」と言います。
日本と同じです。
誰かに話しかける時に使えます。
街中で、道を聞きたい時などです。
そんな時に一番いい表現は「マルスム チョム ムッケスムニダ(말씀 좀 묻겠습니다)」、直訳すると「お言葉、少々お尋ねします」ですが、長いですし、カタカナ発音では恐らく通じないので、簡単な「シルレハムニダ」を覚えておくといいと思います。
「シルレ」の「ル」は「L(エル)」音です。子音だけの音です。
舌を上の歯の付け根につけます。つけるだけで「ル」と発音しません。そして、舌をそのままで「レ」と発音します。
そして「ハムミダ」、または「アムミダ」をつなげましょう。
4 「間違ってました」は「チャルモッテッソヨ(잘못했어요)」
自分の非を認めて謝罪する時によく使われます。
「チェガチャルモッテッソヨ(제가 잘못했어요)」「チェガチャルモッテッスムニダ(제가 잘못했습니다)」と言います。
「チェ」が「わたくし」、「ガ」が「が」ですので、「わたくしが間違っていました」となります。
間違いを認める時、よく使われるフレーズです。
続けて「チェガセンガギチャルバッソヨ(제가 생각이 짧았어요)」、直訳すると「わたくしが考えが短かったです」、「私の考えが足りませんでした」という言い方もよく使われるフレーズです。
辞書の形(単語)は「チャルモッタダ(잘못하다)」
「間違える」とか「誤る」という意味です。
友人や目下に対しては「ネガチャルモツテッソ(내가 잘못했어)」「ネガチャルモッテッタ(내가 잘못했다)」と言います。
「ネ」が「わたし」です。
続けて「ミアネ」とか普通は言います。
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