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ハングル/韓国語(あいさつ言葉)

韓国語で「すみません」「ごめんなさい」12選 使い分けを徹底解説![音声付]

投稿日:2023年5月1日 | 最終更新日:2023年11月11日

韓国語で「すみません」「ごめんなさい」は、人間関係によって様々な言い方を使い分けます。また、日本語の「すみません」は、『謝罪』だけでなく『呼びかけ』や『簡単にお礼を言う』時にも使いますが、韓国語では意味によって表現が違います。
ここでは韓国語の謝罪の表現をまとめました。日本語と似ているところも多いですが、使い方や使い分けがちょっと違うところもあります。違いをしっかり理解して正しいニュアンスで使ってください。
そして、せっかくなら韓国人にちゃんと通じる発音で話したいですよね。ネイティブっぽく発音するコツをお教えいたします。

目次 ▼

1「すみません」は「チェソンハムニダ(죄송합니다)」


「チェソン」は漢字語「罪悚」のハングル読みです。「罪」はわかりますが、「悚」は馴染みのない漢字です。辞書を見ると「おそれる」「恐れ入る」と出ています。ですので、「罪悚」は、「罪をおそれる」とか「罪を恐れ入る」という意味になります。

「チェソンハムニダ」は謝罪の言葉

日本語の「すみません」には、『謝罪』『呼びかけ』『簡単にお礼を言う』、みっつの意味があります。

『呼びかけ』の時、例えばお店で店員さんを呼ぶ時の「すみません」は「チョギヨ」とか「ヨギヨ」と言います。
お店で店員さんを呼ぶ時の言い方

『簡単にお礼を言う』時、例えば、うっかり落とした物を拾ってくれた人に「あっ、すみません」は、お礼の意味です。韓国語でお礼を言う時は「ありがとうございます」という意味の「カムサハムニダ」です。
韓国語で「ありがとう」

心からの謝罪は「チョンマルチェソンハムミダ(정말 죄송합니다)」

〔画像出典 : SBSチャンネル〕

「本当にすみません」と言います。
韓国語の「本当に」には「チンチャ」と「チョンマル」ふたつありますが、改まった場面では「チョンマル」を使います。
韓国語で「本当に~」「とても~」と言いたい時は

日常の少しくだけた表現は「チェソンへヨ(죄송해요)」

https://hanguruchan.com/wp-content/uploads/2023/05/34.mp3

会社の同僚などに軽く謝罪する感じです。「チェソンハムミダ」より謝罪の程度は下がります。

韓国語の2種類の丁寧形について

『パンマル(タメ口)』は「チェソンへ(죄송해)」

「すまん」という感じですが、実際にはほとんど使われません。友達に対してなら、次の「ミアン」「ミアネ」を使います。

辞書の形(単語)は「チェソンハダ(죄송하다)」

「すまない」という意味です。「チェソンハダ(죄송하다)」の「ハダ(하다)」の部分を活用します。
初対面の人や、会社などフォーマルな場では「ハムニダ(합니다)」、日常の丁寧表現は「へヨ(해요)」、友人同士で使う丁寧でない表現、『パンマル(タメ口)』では「へ(해)」に変わります。
この辺の文法が理解できると挨拶表現の使い分けも簡単にできるようになります。

「すみません」は現在形で使う

「すみませんでした」という言い方はしません。過去のことなら「あの時はわたくしが間違っていました」「本当にすみません」のように謝罪します。

「遅れてすみません」は「ヌジョソチェソンハムミダ(늦어서 죄송합니다)」

あるいは、日常会話の丁寧形で「ヌジョソチェソンへヨ(늦어서 죄송해요)」と言います。
固定化した言い回しで、日本語の「遅れてすみません」に対応します。「遅れてすみません」は、日本語でもひとつの慣用表現のように固定化していますが、韓国語もまったく同様です。
日本語では「~て、すみません」と、理由を簡潔に「~て」で表しますが、韓国語でも、日本語の「~て」に当たる「~어/아서」で表します。文の構造はそっくりで、直訳そのままで対応しています。

「~できなくてすみません」は「~モッテソチェソンハムミダ(~못해서 죄송합니다)」

日常会話の丁寧形では「~モッテソソチェソンへヨ(~못해서 죄송해요)」となります。
この形もよく使う表現で、ひとつの文型です。
例えば「連絡できなくてすみません」は「ヨルラグルモッテソチェソンハムミダ(연락을 못해서 죄송합니다)」のように使います。
そしてこの文型の注意点ですが、日本語では「連絡できなくて」と言わずに「連絡しなくてすみません」と言う人もいます。しかし「しなくて」をそのまま韓国語に直訳すると、韓国語では『連絡できるのにあえて連絡しなかった』という意味になります。日本語の「しない」は、韓国語では「アナンダ(안 한다)」となりますが、そうすると韓国語では意志のニュアンスがはっきり入るため、韓国語にする時には、何らかの不可抗力で「~できなくて」という形にする必要があります。

発音のコツ

「チェソンアMミダ」と発音するとネイティブ発音に近くなります。
「チェ」は、口をやや丸めてください。そして「チェソン」のあとですが、「アンプ」と言おうとして、途中の「アン(アム)」で止めて「ミダ」と続けてください。
そして「ン」と「ア」は続けて発音してください。そうすると「ン」が自動的に「ng音」になります。途中で切ると「ン」の音が「n音」になってしまいます。
「ハムニダ」の「ハ」は、語の中間に入ると「h音」がなくなります。ですので「チェソンアMミダ」という、ひとつのフレーズのように覚えてしまいましょう。

2「ごめんなさい」は「ミアナムニダ(미안합니다)」


発音は「ミアナMミダ」です。「ミアナM」と「M」で口をつぐんで「ミダ」と続けましょう。
「ミアン」は「末安」のハングル読みです。

日常会話では「ミアネヨ(미안해요)」

会社の同僚などに軽く謝る感じです。「ミアナムニダ」より謝り方は軽くなります。

辞書の形は「ミアンハダ(미안하다)」

「ミアンハダ」の「ン」と「ハ」がくっついて「ナ」となるので、発音は「ミアナダ」となります。
「ミアンハダ(미안하다)」の「ハダ(하다)」の部分を活用します。
初対面の人に対してや会社などフォーマルな場では「ハムニダ(합니다)」、日常の丁寧表現は「へヨ(해요)」、友人同士で使う丁寧でない表現、いわゆるタメ口では「へ(해)」に変わります。

『パンマル(タメ口)』は「ミアネ(미안해)」「ミアン(미안)」

ミアネ(ごめん)〔画像出典 : KBSチャンネル〕

「ミアネ(미안해)」

「ミアネヨ」の「ヨ」を取って「ミアネ」、「ヨ」が日本語の「です・ます」です。

「ミアン(미안)」

「ミアナダ(미안하다)」では「ハダ(하다)」を取って「ミアン(미안)」だけでも使います。「ミアネ」より「ごめん」の度合いは低いです。

自分と近い関係の人に使う

日本でも「ごめんなさい」や「ごめん」は近い関係の人に使いますよね。
日本語の「すみません」と「ごめんなさい」では、「すみません」のほうが謝罪の度合いが強く、「すまん」と「ごめん」では、「ごめん」のほうが謝罪の気持ちが強く感じられますが、韓国語でも同じです。謝罪の気持ちの度合いは、
「チェソンハムニダ」>「ミアナムニダ」
「チェソンへ」<「ミアネ」

※「チェソンへ」は言葉のバランスの問題と謝罪の程度の問題から実際はほとんど使いません。

近い関係の人以外には「チェソンハムミダ」

日本語でも、近い関係の人でなければ「すみません」を使いますよね。
まずは「チェソンハムニダ」を覚えましょう。発音は「チェソンアMミダ」です。

「遅れてごめん」は「ヌジョソミアネ(늦어서 미안해)」

「すみません」を「ごめん」に置き換えるだけで同様に使えます。また「ミアネ」は「ミアン」「ミアナダ」などの形に置き換えが可能です。

「~できなくてごめん」は「~モッテソミアネ(~못해서 만안해)」

この形も「すみません」を「ごめん」に置き換えるだけで同様に使えます。また「ミアネ」は「ミアン」「ミアナダ」などの形に置き換えが可能です。

若者たちはSNSで「ㅈㅅ」

「죄송」の「죄」の子音「ㅈ」と、「송」の子音「ㅅ」をつなげて「ㅈ ㅅ」です。話す時には「ミアネ」を使いますが、SNSでは「チェソン」です。

若者たちのSNS短縮形はたくさんあります。まるでクイズです。
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3 「失礼します」は「シルレハムニダ(실례합니다)」


「シルレ」は漢字語「失礼」のハングル読みです。「シルレハムニダ」で「失礼します」という意味になります。

目上の人を煩わせる時に使う

例えば、会社で上司の部屋に入る時、ドアをノックして「シルレハムニダ」と言います。日本と同じです。

見知らぬ人に話しかける時に使う

街中で道を聞きたい時などです。
一番丁寧な表現は「マルスム チョム ムッケスムニダ(말씀 좀 묻겠습니다)」で、直訳すると「お言葉、少々お尋ねします」ですが、長いですしカタカナ発音では通じないので、簡単な「シルレハムニダ」を覚えておくといいと思います。「シルレハムニダ」も丁寧な表現です。

「シルレ」の「ル」は「L(エル)」音

子音だけの音です。舌を上の歯の付け根につけます。つけるだけで「ル」と発音しません。そして、舌をそのままで「レ」と発音します。
そして「ハムミダ」、または「アムミダ」をつなげましょう。

4 「間違ってました」は「チャルモッテッソヨ(잘못했어요)」

自分の非を認めて相手に謝罪する時によく使われます。

「わたくしが」をつけて自分の非を認める

「チェガチャルモッテッソヨ(제가 잘못했어요)」
あるいは、「チェガチャルモッテッスムニダ(제가 잘못했습니다)」と言います。

「チェ」が「わたくし」、「ガ」が「が」ですので、「わたくしが間違っていました」となります。
間違いを認める時よく使われるフレーズです。
続けて「チェガセンガギチャルバッソヨ(제가 생각이 짧았어요)」、直訳すると「わたくしが考えが短かったです」、「私の考えが足りませんでした」という言い方もよく使われるフレーズです。

『パンマル(タメ口)』は「チャルモツテッソ(잘못했어)」

「わたしが」「ネガ(내가)をつけて非を認めます。
「ネガチャルモツテッソ(내가 잘못했어)」

あるいは、「ネガチャルモッテッタ(내가 잘못했다)」と言います。
「ネ」が「わたし」です。普通は、続けて「ミアネ」とか言います。

辞書の形(単語)は「チャルモッタダ(잘못하다)」

「間違える」とか「誤る」という意味の言葉(単語)です。

5 使えそうな表現はフレーズで覚えてしまいましょう。

音声で聞いて、耳から覚えてしまうのが効果的です。そうすれば、韓国行っても使えますし、ドラマでも聞き取れるようになります。

他にも、挨拶表現、自己紹介の表現、韓国へ旅行に言った時に使える表現、ぜひ一緒に見ておいてください。使えそうな例文は丸覚えしてしまいましょう。そして、韓国へ行った時に使ってみてください。言葉が通じると楽しいですし、韓国ドラマを見て聞き取れるとドラマの理解も深まって一層楽しいですよね。
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