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気になる韓国語の「単語・表現」

韓国語で「これいくらですか」&『数字の読み方』徹底解説![音声付き]

投稿日:2023年7月6日 | 最終更新日:2024年3月4日

韓国へ行ったら、韓国語で「これいくらですか」と聞いてみましょう。「いくらですか」は「オルマエヨ」です。
「オルマエヨ」と値段を聞くと、相手は値段を言ってきます。相手の言う値段がしっかり聞き取れるように、韓国語の数字の読み方を覚えましょう。数字の読み方を覚えれば、韓国でのショッピングも楽しくなります。
しかし、カタカナを読んだだけのカタカナ発音では韓国人に通じません。ここでは数字の読み方のコツも伝授いたします。音声もありますので、耳で聞いてしっかり慣れてください。

目次 ▼

1「これ、いくらですか」は「イゴ オルマエヨ(이거 얼마예요?)」


「オルマエヨ」の「ル」は「L」です。
舌を上の歯の付け根につけるだけです。「ル」と発音しなくていいです。
「オLマエヨ」

「それ」は「クゴ(그거)」、「あれ」は「チョゴ(저거)」

それはいくらですか ⇒ クゴオルマエヨ
あれはいくらですか ⇒ チョゴオルマエヨ
同じパターンです。

2 数字の読み方

日本語には「一、二、三、‥」という『漢数字』と「ひとつ、ふたつ、みっつ、‥」という『固有数字』がありますが、韓国語も同じです。
値段は、日本語同様、『漢数字』を使います。

1~10

「イル、イー、サム、サー、オー、ユッ、チル、パル、クー、シプ」
元が漢字の言葉(単語)なので、発音は日本語と似ています。
発音のポイントですが、
➀「イル」の「ル」は「L」

➁「イー」は日本語発音でOKです。

➂「サム」の「ム」は口をつぐむだけです。

➃「サー」は日本語発音でOKです。

➄「オー」はやや口をすぼめて、チューの口で「オー」です。

➅「ユッ」は「ユッケジャン」と言おうとして「ユッ」で止めてください。

➆「チル」の「チ」は強い「チ」で、舌打ちする時の「チッ」という感じです。「ル」は「L」です。

➇「パル」の「パ」も強い「パ」です。フ―っとため息をつくように「パー」と言ってみてください。少し息を強く吐く「パ」になっていたら、それが「パル」の「パ」です。ル」は「L」です。

➈「クー」は日本語発音でOKです。

➉「シプ」の「プ」は口をつぐみます。「湿布」と言おうとして「しっ」で止めてください。

百、千、万

発音のポイントは
「ペッ」は「おなかがぺっこぺこ」の「ぺっ」です。

「チョン」の「チ」は強い「チ」です。舌打ちの「チ」です。

「マン」の「ン」は「n」です。舌を上の歯の付け根にしっかりつけてください。

3 値段の言い方

日本は「円」、韓国は「ウォン」ですから、数字に「ウォン」をつければ値段になります。

「~万ウォン」を覚えておきましょう

市場での買い物ならだいたい「~万ウォン」です。

「1万ウォン」は「マノン」、「マン」の「ン」と「ウォン」の「ウ」がくっついて「ノ」になります。韓国では「1万ウォン」の「1」を言いません。日本で「1千円」と言わず「千円」というのと同じです。

「2万ウォン」は「イーマノン」

「3万ウォン」は「サムマノン」、「ム」で口をつぐんでください。

「4万ウォン」は「サーマノン」

「5万ウォン」は「オーマノン」

「6万ウォン」は「ユンマノン」、「ユン」の「ン」は「ng」音です。「ユンヤ」と言おうとして「ユン」で止めて「マノン」と続けてください。

「7万ウォン」は「チルマノン」、「ル」は「L」です。

「8万ウォン」は「パルマノン」、「ル」は「L」です。

「9万ウォン」は「ク―マノン」

「10万ウォン」は「シムマノン」、「ム」で口をつぐんで「マノン」と続けてください。

4 電話番号の言い方

電話番号の読み方は日本と同じす。数字をひとつひとつ読みます。ですので数字の読み方を覚えてひとつひとつ韓国語にしてください。
ただ、韓国では、子音で終わる単語の次に来る単語が母音だけの時には、最後の子音が次の母音と合わさるのがルールです。
例えば、62は「ユッ(육)、イー(이)」ですが、普通は合わさって、発音は「ユギー(유기)」となります。でも、このルールは韓国語を本格的に勉強していないとわかりにくいので、はじめはそこまで考えずに、数字をひとつひとつ言ってください。それでもちゃんと伝わります。

0は「ヨン(영)」は、電話番号の時は「コン(공)」

「ヨン(영)」

「コン(공)」

日本でも、電話番号を伝える時は「零/れい」と言わずに、相手に聞き取りやすく「ゼロ」と言うことが多いですよね。それと同じです。「ヨン(영)」は漢字「零」のハングル読み、「コン(공)」は「空」のハングル読みで意味は「零」です。

区切りの「ハイフン(ー)」は「エ」

電話番号(03-6273-8743)を区切る時の「ハイフン(-)」は、日本語では「の」と読みますが、韓国語では日本語の「の」に当たる「의」になります。「の」の意味の時、「의」の発音は「エ」です。
「-」は省略可能です。全部つなげても大丈夫です。日本語と同じです。

5 使えそうな表現はフレーズで覚えてしまいましょう

そうすれば、韓国行っても使えますし、ドラマでも聞き取れるはずです。
でもカタカナ発音では通じません。音声を聞きながら、耳で慣れてください。

韓国語の挨拶表現、自己紹介、旅行で使える表現、ぜひ一緒に見ておいてください。そして、韓国へ行った時に使ってみてください。通じると楽しいですし、ドラマを見て聞き取れるとうれしいですよね。
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監修者

監修者の写真

<出身大学>

新丘大学家庭教育学部

<略歴>

ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。

監修者の写真

内田 昌弘 (うちだ まさひろ)

韓国語教室ハングルちゃん代表

<資格>

通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)

<出身大学>

京都大学農学部卒業

<略歴>

東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。