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韓国語で「今、何時ですか」&〔1時~12時〕発音のコツまで徹底解説![音声付]

投稿日:2021年12月27日 | 最終更新日:2024年3月4日

韓国語で「今、何時ですか」は「チグムミョッシエヨ」です。フレーズを覚えれば使えますが、こちらが「ミョッシエヨ」と質問すると、相手は韓国語で時間を言うので、時間を聞き取れるようにしておきましょう。時間が聞き取れるようになれば、出発時間を聞いたり、開始時間を聞いたり、いろいろな場面で使えるようになります。
ここでは時間の言い方をご紹介します。

目次 ▼

1「今」は「チグム(지금)」


「ム」は、口をつぐむだけです。「M」です。「Mu」と言いません。

2「何時」は「ミョッシ(몇시)」


「ミョッ(몇)」が、数詞の前に来る「何」、「シ(시)」が「時」です。

3「ですか」は「エヨ(예요)?」「イムニカ(입니까)」

「エヨ?」は日常会話での丁寧形、「イムニカ?」は更にフォーマルな場面や初対面での丁寧形

韓国語の丁寧形には「~ニダ」で終わるフォーマルな丁寧形と、「~ヨ」で終わる日常会話の丁寧形があります。それぞれ「ニダ体」「ヨ体」と言います。日本では「ハムニダ体」「へヨ体」と言うこともあります。
韓国語の2種類の丁寧形について

4「今、何時ですか?」は「チグム ミョッシエヨ」


日常会話では「エヨ?」で十分です。

友達同士なら「チグムミョッシヤ(지금 몇시야)」

語尾を上げて話します。

5 時間は固有数詞を使います。

韓国語にも日本語同様「一、二、三、‥」という漢数詞と、「ひとつ、ふたつ、みっつ、‥」という固有数詞があります。
韓国語の「ひとつ、ふたつ、‥‥」は「ハナ(하나)、トゥル(둘)、セッ(셋)、ネッ(넷)、タソッ(다섯)、ヨソッ(여섯)、イルゴプ(이곱)、ヨドル(여얿)、アホプ(아홉)、ヨル(열)」です。韓国語では固有数詞が99まであります。また、名詞につく時、発音が少し変わるものがあります。

韓国語の固有数詞

➀「ハナ」は日本語発音でOKです。

➁「トゥル」、「トゥ」は口をすぼめてください。そして「ル」は「L」です。舌を上の歯の付け根につけるだけです。

➂「セッ」は「ッ」で舌を上の歯の付け根にしっかりつけてください。

➃「ネッ」も「ッ」で舌を上の歯の付け根にしっかりつけてください。

➄「タソッ」も「ッ」で舌を上の歯の付け根にしっかりつけてください。

➅「ヨソッ」は「ヨ」は口を縦に開いて「ヨ」、そして「ッ」で舌を上の歯の付け根にしっかりつけてください。

➆「イルゴプ」の「ル」は「L」です。舌を上の歯の付け根にしっかりつけてください。「プ」は口を閉じてください。口を閉じるだけです。「ゴップ」と言おうとして「ゴッ」で止めてください。

➇「ヨドル」は、「ヨ」も「ド」も口を縦に開いて「ヨド」、「ル」は「L」、舌を上の歯の付け根につけてぐたさい。

➈「アホプ」の「ホ」は口をすぼめてください。「プ」は口を閉じてください。口を閉じるだけです。「ホップ」と言おうとして「ホッ」で止めてください。

➉「ヨル」は、「ヨ」は口を縦に開いて「ヨ」、「ル」は「L」、舌を上の歯の付け根につけてぐたさい。

舌を上の歯の付け根につけるのがポイント。

「L」の時「N」の時、そして「ッ」の時、舌をしっかりつけてください。、

「1時」から「12時」

1時「ハンシ(한시)」、「ン」は舌を上の歯の付け根にあたりにつけてください。

2時「トゥシ(두시)」、「トゥ」は、口をやや丸めてください。

3時「セシ(세시)」、日本語発音で大丈夫です。「セシ」と「セーシ」の間くらいです。

4時「ネシ(네시)」も日本語発音で大丈夫です。「ネシ」と「ネーシ」の間くらいです。

5時「タソッシ(다섯시)」、「タソッ」で、舌を上の歯の付け根につけてください。「そっち」という時の「そっ」です。

6時「ヨソッシ(여섯시)」「タソッシ」と同じです。「ソッ」で舌を上の歯の付け根につけてください。


7時「イルゴプシ(일곱시)」「ル」は「L」です。舌を上の歯の付け根につけてください。「ル」と発音する必要ありません。そして「ゴプ」で口をつぐんでください。「ごっぱ」と言う時の「ごっ」です。「ごっぱ」と言おうとして「ごっ」まで言ってすぐに「シ」を続けてください。自然に「ゴプッシ」のようになればOKです。

8時「ヨドルシ(여덟시)」、「ヨ」も「ド」も口を縦に開いて「ヨド」、「ル」は「L」です。

9時「アホプシ(아홉시)」「プ」で口をつぐんでください。「アホップ」と言おうとして「アホッ」で止めて「シ」と続けてください。「プ」の音が自然に出て「シ」は「ッシ」のようになります。

10時「ヨルシ(열시)」、「ル」は「L」です。

11時「ヨランシ(열한시)」、「ヨ」「ラ」は口を縦に開けて「ヨラ」

12時「ヨルトゥシ(열두시)」も、「トゥ」は、口をやや丸めてください。「ル」は「L」です。

6 「~分」は漢数詞

漢数詞の「1~10」はこちらを参照してください。
「数字の読み方」
「分」は「プン(분)」、「分」という漢字のハングル読みです。発音がほとんど同じです。

10分、20分、30分、40分、50分

「10分」は「シップン(십분)」、日本語発音でだいたい大丈夫です。

「20分」は「イーシップン(이십분)」、日本語発音でだいたい大丈夫です。

「30分」は「サムシップン(심십분)」、「ム」でしっかり口をつぐんでください。「ム」と発音しなくていいです。

「40分」は「サーシップン(사십분)」、日本語発音で大丈夫です。

「50分」は「オーシップン(오십분)」、「オ」は口をややすぼめてください。

「30分」は「半(반)」とも言います。

日本語と同じですね。
「ン」は「N」ですので、舌を上の歯の付け根にしっかりつけてください。

7 音声を聞きながら耳で慣れてください。

「~時~分」は、組み合わせです。日本語と同じです。時計を見ながら練習してみてください。
数字や時間は慣れるしかありません。何度も見て、聞いて、慣れてください。

8 韓国語に興味のある方はこちらもご覧ください。

挨拶表現、自己紹介の表現、韓国に旅行に行った時使える表現、などなど、ぜひ見ておいてください。そして、韓国へ行った時に使ってみてください。言葉が通じると楽しいですし、ドラマを見ていて聞き取れるとうれしいですよね。
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監修者

監修者の写真

<出身大学>

新丘大学家庭教育学部

<略歴>

ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。

監修者の写真

内田 昌弘 (うちだ まさひろ)

韓国語教室ハングルちゃん代表

<資格>

通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)

<出身大学>

京都大学農学部卒業

<略歴>

東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。