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気になる韓国語の「単語・表現」

韓国語で「お姉さん/お兄さん」「オンニ/オッパ」呼び方使い分け総まとめ[音声付]

投稿日:2023年1月26日 | 最終更新日:2023年12月22日

韓国語で「お姉さん」は「オンニ/ヌナ」、「お兄さん」は「オッパ/ヒョン」です。呼び方は、妹が呼ぶのか弟が呼ぶのかで変わります。また、本当の兄弟でなくても「オンニ/オッパ」と言いますし、お店の店員さんにも「オンニ/オッパ」を使います。ここでは、そんな「兄弟や家族」の呼び方、そして「店員さん」の呼び方をまとめます。

目次 ▼

1 韓国では年上か年下か、男性から見るか女性から見るかで呼び方が変わる

儒教の国です。年齢が大切です。そして「直系の男子」が優先です。男尊女卑です。そのことが家族の呼び方にはっきり表れています。

女性から見て「姉/お姉さん」は「オンニ(언니)」

他人に紹介する時も呼びかける時も「オンニ」です。日本語の「姉」と「お姉さん」のような使い分けはありません。

男性から見て「姉/お姉さん」は「ヌナ(누나)」

他人に紹介する時も呼びかける時も「ヌナ」です。日本語の「姉」と「お姉さん」のような使い分けはありません。

女性から見て「兄/お兄さん」は「オッパ(오빠)」

他人に紹介する時も呼びかける時も同じです。

男性から見て「兄/お兄さん」は「ヒョン(형)」

ヒョン いっしょに行きます(行きましょう)❤ 〔画像出典 : SBSチャンネル〕

他人に紹介する時も呼びかける時も同じです。
「ヒョン」は漢字「兄」のハングル読みです。

本当の兄弟じゃなくても使う

ドラマなどで「オンニ」や「オッパ」は聞いたことあると思います。恋人は、だいたい男性が年上なので、女性は「オッパ」と呼びます。恋人じゃなくても女性から見て親しい年上男性はみんな「オッパ」です。

韓国は家族中心の社会

韓国は、国よりも家族がその中心でした。それは儒教の教えでもあります。歴史的にもそうでしたし、今でもその意識が強いです。
これは、逆に言うと「家族以外は信じられない」「信じられるのは家族だけ」ということです。
例えば、ある人が新大久保で成功すると、その家族や親戚がその人を頼って新大久保に来ることは今も普通にありますし、何か事業をはじめる時も、お金を扱う経理だけは信じられる家族、親戚に任せたい、そう考えるのが一般的です。

親しい関係になると家族の呼び名を使う

赤の他人でも、親しい関係になると『家族同様の人』『信じられる人』という意味で、その人のことを家族の呼び名で呼びます。
ですから、近い関係になったらみんな「お姉さん」「お兄さん」「オンニ」「オッパ」です。

今では習慣的に気軽に誰でも家族の名前で呼ぶ

元々は、家族以外に家族の呼び名を使うのは、あなたは家族同様の特別な人、という意味がありました。しかし今ではそこまでの意味はなくなって、ただ単に親しみを込めて呼ぶ時に家族の呼び名を使います。
本当の兄弟じゃなくても「オンニ」「オッパ」と呼ぶとすごく親しく近い感じがします。

本当のお姉さんは「チノンニ(친언니)」「チンヌナ( 친누나)」

女性から見た本当のお姉さん
「チノンニ(친언니)」



男性から見た本当のお姉さん
「チンヌナ( 친누나)」

本当の兄弟じゃなくても、誰でも「お姉さん」「お兄さん」と呼ぶようになったので、本当の「兄弟」を呼ぶ呼び方が新たに必要になりました。
「チンオンニ」の「ン」と「オ」が一緒になって「チノンニ」となります。

他人に紹介する時に「チノンニ」「チンヌナ」を使います。直接呼びかける時は「オンニ」「ヌナ」です。

本当のお兄さんは「チノッパ(친오빠)」「チニョン(친형)」

女性から見た本当のお兄さん
「チノッパ(친오빠)」



男性から見た本当のお兄さん
「チニョン(친형)」

チン(친)は漢字の言葉で「親」です。
「チンオッパ」の「ン」と「オ」が合わさって「チノッパ」、「チンヒョン」の「ヒ」の「h」が弱まり「イ」となり、「ン」と「イ」が合わさって「チノョン」となります。

「チノッパ」「チノョン」は、他人に紹介する時の言葉です。直接呼びかける時は「オッパ」「ヒョン」です。

敬称で「お兄さま」「ヒョンニム(형님)」、「お姉さま」「ヌニム(누님)」

男性から見た「お兄さま」が「ヒョンニム(형님)」、「お姉さま」が「ヌニム(누님)」です。「ニム」は「様」という敬称です。本当の兄や姉には使いません。
親しみも表したいけど礼儀も保ちたい時の言葉です。歳の差が大きい時に使うことが多いです。
女性から見た「兄/オッパ」や「姉/オンニ」には敬称をつけた言葉がありません。

「オンニ」「オッパ」「ヌナ」はカタカナ発音でもだいたい通じる

カタカナ発音より、もう少しネイティブ発音に近くするには、

「オンニ」の「オ」は、口を縦にあけて「オ」です。「ア」と「オ」の中間くらいの音です。
「オンニ」の「ン」は「N」音です。舌を上の歯の付け根につけます。

「オッパ」の「オ」は、口をすぼめる「オ」です。「チュ―」する時の「チュ―」の口の形です。
「オンニ」の「オ」と、「オッパ」の「オ」は、違う発音です。
「オッパ」の「ッパ」は、喉を詰めた感じの「ッパ」です。『濃音』というのですが、カラスの鳴き声「カーッ、カーッ」が濃音に近いです。

「ヌナ」の「ヌ」は、口をやや丸めて「チュ―」の口で発音するとネイティブ発音になります。

「ヒョン」はコツが要る

「ヒョン」は「ヒョンア」と言おうとした「ヒョン」で止める感じです。「ン」は「ng」音です。

そこまで親しくない時は「ソンベ(선배)」

「ソンベ」は「先輩」という漢字語のハングル読みです。意味も「先輩」ですが、特に同じ学校出身とか同じ会社でなくても、年上の人を「ソンベ」と言います。

「後輩」は「フベ(후배)」

後輩のことは名前で呼びます。

韓国人は初対面でまず相手の年を聞く

年を聞くのは、ある意味、名前を聞くより重要です。年を知らないと相手をどう呼べばいいかわからないからです。日本では初対面で年を聞くのは失礼ですが、韓国ではまず年を聞きます。
また、同じ年でも、どちらが学年が先か、誕生日が先か確認します。1日でも早ければ本当は「お姉さん」「お兄さん」です。

普通は年が同じなら「友達」という意味の「チング(친구)」

つまり韓国では年が同じでなければ「チング」ではありません。

年上が年下を呼ぶときは名前で呼ぶ

名前で呼んでもいいのは、同い年か年下だけです。年上を名前で呼んではいけません。

他人に話す時は弟も妹も「トンセン(동생)」

何人かの弟、妹がいる時は、まとめて「トンセン」と言います。年下は十把一絡げです。
特に区別する時は
弟は「ナムドンセン(남동생)」



妹は「ヨドンセン(여동생)」

「ナム」は「男」、「ヨ」は「女」のハングル読みです。
また、親しい年下のことも「トンセン」と言うので、本当の妹や弟は「チンドンセン(친동생)」と言って区別することもあります。

兄弟姉妹の「末っ子」は「マンネ(막내)」

「末っ子」には「末っ子気質」があります。一言で言うと「甘えん坊」です。いつもお兄さんやお姉さんがあれこれやってくれるので自分から積極的に動きません。みんなで何かする時にも何もしないで待ってるだけです。でも性格は明るくて天真爛漫、みんなに好かれるタイプです。
以前は、3人兄弟、4人兄弟、あるいはそれ以上に兄弟がたくさんいました。ですので「マンネ」もたくさんいました。「マンネ」には「マンネ」の気質があって、少し一緒にいればだいたいわかりました。
しかし今は一人っ子が多く「マンネ」気質の若い人はほとんどいません。

グループの一番若い人を「マンネ」と言う

「マンネ」は本来「兄弟姉妹の末っ子」という意味なのですが、グループの中の最年少もマンネと言います。K-popのアイドルグループでも、一番年下のメンバーを「マンネ」と言って紹介しています。

2 自分より年上の人を名前で呼ぶのは失礼

これも儒教です。

家族や親戚でも名前では呼ばない

新大久保には韓国人がたくさんいて、韓国人の子供たちもたくさんいますが、日本の生活に慣れてすっかり日本式の感覚の子と、新しく韓国から引っ越して来た韓国感覚の子がいます。
新しく韓国から来た子は、年下の子に名前で呼ばれると激怒します。「~さん」と「さん」をつけてもダメです。そのため日本式になじんだ子は、なんで「~さん」と名前を呼んだだけで相手が急に怒り出すのか意味不明、なんてこともよくあるそうです。

3 「お父さん」「お母さん」「家族や親戚」の呼び方

4 お店で店員さんを呼ぶ時の言い方

だいたい決まっています。

一般的には「ヨギヨ」とか「チョギヨ」

「ヨギヨ(여기요)」は「ここです」の意味です。
「ヨギヨ(여기요)」


「チョギヨ(저기요)」は「あの~(の丁寧形)」という意味で、一番普通の言い方です。
「チョギヨ(저기요)」

昔は店員がおばさんだったら「アジュンマ」とか「アジュモニ」

「アジュンマ(아줌마)」は「アジュモニ(아주머니)」を短くしたもので「アジュモニ」のほうが、ちょっと丁寧な感じです。意味は「おばさん」です。
でも「おばさん」に「おばさん」というのは何か失礼な感じもするし礼儀もない感じです。

このごろは「オンニ」とか「イモ」と言うことが多い

「オンニ(언니)」は「お姉さん」、「イモ(이모)」は「母親の姉妹」を呼ぶ言い方ですが、そのほうがずっと親しみも感じられます。
「イモ(이모)」は、お店でも使いますし、母親の友人を親しみを込めて呼ぶ時にも使います。

店員さんがおじさんだったら、昔は「アジョシ」

「アジョシ(아저씨)」は「おじさん」です。しかし、こちらも「おじさん」に「おじさん」は失礼なので「オッパ(오빠)」「お兄さん」ということが増えています。

あまりにも年上の人には「オッパ」と言いにくい

普通に「ヨギヨ」とか「チョギヨ」でいいです。

おじさんたちは若い女性店員を呼ぶ時、以前は「アガシ」と言っていた

しかし、おじさんたちは、飲み屋のお姉さんを呼ぶ時も「アガシ(아가씨)」と言うし、「アガシ」という呼び方、あんまりいいイメージはありません。訳すと「お嬢さん」ですが、いいニュアンスではありません。それにそう呼ぶのは本当におじさん臭い感じなので、最近は「オンニ」に変わりました。

最近は男性が女性店員に対して「オンニ」と言う

「オンニ」というのは、本来は女性から見て「お姉さん」の意味です。「オンニ」の使用範囲が少しずつ拡大しています。

5 人の呼び方を覚えておくと、韓国行っても使えて便利!

通じると楽しいですし、韓国ドラマを見ても楽しめると思います。
音で聞いて耳で慣れてください。カタカナ発音とは少し違いますよね。

そして、よく使う挨拶表現、自己紹介の表現、旅行で使える表現も、ぜひ一緒にチェックしてみてください。音声がついていますので聞くだけでも楽しめます。使えそうな表現はフレーズや例文で丸々覚えてしまってください。そして、韓国行った時に使ってみてください。もちろんドラマを見た時にも覚えた単語や表現は聞き取れるはずです。
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監修者

監修者の写真

<出身大学>

新丘大学家庭教育学部

<略歴>

ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。

監修者の写真

内田 昌弘 (うちだ まさひろ)

韓国語教室ハングルちゃん代表

<資格>

通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)

<出身大学>

京都大学農学部卒業

<略歴>

東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。