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韓国語の「チンチャ」「チョンマル」は「本当に」ニュアンス使い方徹底解説![音声付]

投稿日:2023年4月24日 | 最終更新日:2023年12月22日

日本語の「本当」や「とても~」に当たる韓国語について詳しく解説します。
韓国語で「本当」は「チンチャ」と「チョンマル」ふたつありますが、くだけた会話では「チンチャ」をよく使います。「チンチャ」には「本当に~」と副詞としても使えます。「本当においしい」の「本当に」です。意味は「とても」と同じような意味ですよね。
韓国語の、形容詞を強調する「とても」の使い方は難しくて、韓国人も場面に合わせて使っています。
ここでは「とても」の使い方もあわせて解説します。皆さんが「とても~」と言いたい時にどんな言葉を使うといいのか、この解説を読んでおけばばっちりです。

目次 ▼

1「本当」は「チンチャ(진짜)」「チョンマル(정말)」

「チンチャ(진짜)」


「チョンマル(정말)」

どちらも「本当」という意味です。「チョンマル(정말)」のほうが丁寧な感じで、「チンチャ」は少しくだけた会話体で使います。「チンチャ」は目上の人に使うのは憚られる言葉です。
ですので「チョンマル(정말)」は丁寧形でよく使われ、「チンチャ」は『パンマル(タメ口)』でよく使われます。

感嘆詞としても使う

チンチャ!(진짜!) 
チョンマル!(정말!)
どちらも「ホント!」です。日本語の「本当」と同じです。

「本当に~」副詞としても使う

イヤ チンチャ マシッタ (イヤー本当においしい)〔画像出典 : SBSチャンネル〕

例文
チンチャ マシッタ(진짜 맛있다)
→ ホントにおいしい
チンチャ チョア(진짜 좋아)
→ ホントにいい
チョンマル マシンネヨ(정말 맛있네요)
→ 本当においしいですね
チョンマル モシッソヨ(정말 멋있어요)
→ 本当にかっこいいです

「チンチャ」は『パンマル(タメ口)』でよく使われ、「チョンマル」は丁寧語と共に使うことが多いです。

「本当です」は「チンチャエヨ(진짜예요)」「チョンマリエヨ(정말이에요)」

「チンチャエヨ(진짜예요)」



「チョンマリエヨ(정말이에요)」

「名詞+です」の「です」は「エヨ/イエヨ」、
名詞の最後が母音で終わる時は「エヨ(예요)」、子音で終わる時は「イエヨ(이에요)」がつきます。
「チンチャ」は母音で終わるので「エヨ」がつきます。
もうひとつの「本当」、「チョンマル」は子音で終わるので「イエヨ」がついて「チョンマル」+「イエヨ」、「ル」と「イ」がくっついて「チョンマリエヨ」となります。

語尾を下げると平叙文、語尾を上げると疑問文で「本当ですか」となります。

丁寧形には、更にフォーマルな形の「チンチャイムニダ(진짜입니다)」「チョンマリムニダ(정말입니다)」もあります。

「チンチャ」には『本物』という意味もある

『本物のチョルミョン(麺類の食べ物)』というインスタント麺があります。

偽物は「カッチャ(가짜)」です。
「チョンマル」には「本物」という意味がありません。

「チンチャ」はカタカナ発音でも大丈夫

「チンチャ」の「チャ」は喉を詰めた感じの発音『濃音』なので、「チンッチャ」と「ッ」を入れて発音するほうがネイティブ発音に近くなります。
「チョンマル」のほうはコツが要ります。

「チョンマル」の「ン」は「ng」音

「チョンアン」と言おうとして「チョン」で止める感じです。日本語では「ン」のあとに「あ行/や行/わ」が続くと「ン」は「ng」音になります。

「チョンマル」の「ル」は「L(エル)」音

舌を上の歯の付け根につけます。つけるだけで「ル」の音を出そうとしなくていいです。
音がほとんど出ないので、慣れないとネイティブの発音は「チョンマ・」となって「L」音がよく聞こえません。

2 「嘘」は「コジンマル(거짓말)」


「コジンマル」の「ル」も「L(エル)」音です。

感嘆詞としては使わない

「コジンマル!」と言うと、日本語の「ウソつき!」のニュアンスになります。
日本語では、嘘だと思って「ウソ!」と言っていませんよね。「ウソみたい」くらいの意味で言っているので、この場合は、韓国語では「本当!」という意味の「チンチャ!」を使います。

3「とても」を意味する副詞

基本は「アジュ(아주)」

「とてもいい」は「アジュチョッタ(아주 좋다)」ですが、「アジュ」はやや文語的なニュアンスのため会話ではあまり使いません。私の父(お年寄り)は時々使いますけど。

若者たちは「ノム(너무)」や、更に強調した「ノムノム(너무너무)」

「ノム(너무)」



「ノムノム(너무너무)」

「ノム」は、日本語の「~すぎる」と同じです。元々は否定の形やマイナスの意味の言葉につけて「悪い程度が過ぎている」というマイナスを強調する言葉でした。日本語でも「~すぎる」は「食べすぎる」とか「天気が悪すぎる」とか、本来はマイナスニュアンスですよね。
しかし最近は「頭よすぎ」とか「美人すぎる受付」とか、プラスのニュアンスでたくさん使うようになりました。変な表現ですけど。
これは韓国語も同じで、本来と違う、プラスを強調する意味で、若者たちは「ノム」をたくさん使います。でも、それを外国人がまねして使うのは違和感があります。
日本でも、日本語がほとんどできない外国人がいきなり「おいしすぎ~!」と言ったら、ちょっと違和感ありませんか? 周りにいる人たちは笑ってしまうかもしれませんよね。
韓国語も同じです。韓国語がよくわからない外国人が「ノムマシッタ(おいしすぎ)」と言うとちょっと違和感あります。

「とても」の意味で使える副詞

「メウ(매우)」「オムチョン(엄청)」「トゥェゲ(되게)」「テダニ(대단히)」等があります。
例文で見てみますと
メウ マシッタ(매우 맛있다)
→ 非常においしい
オムチョン マシッタ(엄청 맛있다)
→ すっごくおいしい
トゥェゲ マシッタ(되게 맛있다)
→ とてもおいしい
「メウ(매우)」は会話ではやや硬いニュアンス、「オムチョン(엄청)」は会話でも使います。「とてもとても」です。「トゥェゲ(되게)」は使う人は使いますが、使わない人は使わない言葉です。別に方言ではないですけど。「トゥェゲトゥェゲ(되게되게)」と強調して使うこともあります。
また「テダニ(대단히)」もありますが、これは「テダニカムサハムニダ(대단히 감사합니다)」でよく使います。このままのフレーズで覚えてしまってください。

4「とても~」と言いたい時

日本でも場面に合わせて使い分けていて、友人同士なら「めっちゃ」を使っても、会社の人たちとの食事などの場なら「とても」とか「すごく」とか言っているのではないでしょうか?
韓国も同じです。会社の人たちとの会食や、親戚のおじさんやおばさんがいっしょなら「アジュ」を使ったり「チョンマル」を使いますし、友人同士なら「ノム」を使ったりと使い分けています。
では、皆さんが韓国へ行った時、何を使うといいでしょうか。

➀「アジュ」を使う

文語的ニュアンスがあるため、感嘆詞のようには使えませんが、「とてもおいしいです」「アジュマシッソヨ」と、落ち着いた雰囲気で使う分には問題ありません。ある程度の年齢のある人が使うとしっくりきます。

➁「ノム」を使う

周囲の反応に関わらず「ノム」を使うというのもひとつの方法です。多少の違和感はあっても、若い人たちとのくだけた場面なら、「どこで覚えたの?」くらいの反応で特に問題ありません。しかし、取引先の人との会食などでは避けたほうが賢明です。

➂「チンチャ(진짜)」や「チョンマル(정말)」を使う

「チョンマル」が一番です。皆さんの品格を保ちつつ言いたいことを表現できます。
しかし「チョンマル」は日本人には発音が難しいです。カタカナ発音では通じません。通じなくては意味がありません。ですので、頑張って発音を練習するか、でもそこまでではないという方には、次善の策として「チンチャ」をお勧めします。「チンチャ」には品格はありませんが、違和感なくきちんと意味が通じます。

※ 動詞を「とても」と強調する時には「本当に」で置き換えができない

動詞を強調する場合は「チンチャ」も「チョンマル」も「とても」の置き換えとしては不適当です。動詞の前で「本当に」と強調すると「噓じゃないんだ本当なんだ」の意味となってしまいます。
例えば「愛してる」を強調する時「チンチャ」や「チョンマル」を使うと「本当に愛してる」となって「噓じゃないんだ本当なんだ」となります。日本語と同じです。
この場合は若者たちが使う「ノムノムサランへ」を使うしかありません。文法的にはおかしいですが、置き換えができません。
また、「会いたい」も同様です。「会いたい」は「ポゴシッポ」です。「ポゴシッポ」は形容詞ですが「ポダ(見る)」という動詞があるため、「本当に会いたい」というと「噓じゃないんだ本当なんだ」の意味となってしまいます。若者たちの使う「ノムポゴシッポ」と言うしかありません。

「ノムポゴシッポッソ」「ノムノムサランへ」

「めっちゃ会いたかった」「めちゃくちゃ愛してる」
アイドルの追っかけで叫ぶ分には問題ありませんが、本気で韓国語で告白するなら、韓国語を少し勉強してからのほうがいいかもしれません。

5 韓国語に興味のある方はこちらもご覧ください。

自己紹介の表現、挨拶の表現、韓国へ旅行へ行った時に使える表現を、ぜひ一緒に見ておいてください。使えそうな単語や表現があったら、ぜひ覚えて、韓国へ行った時に使ってみてください。言葉が通じると旅行も一層楽しいですし、韓国ドラマを見て聞き取れるとうれしいですよね。
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監修者

監修者の写真

<出身大学>

新丘大学家庭教育学部

<略歴>

ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。

監修者の写真

内田 昌弘 (うちだ まさひろ)

韓国語教室ハングルちゃん代表

<資格>

通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)

<出身大学>

京都大学農学部卒業

<略歴>

東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。