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韓国の暮らし【儒教・老人・自殺・葬式】

自殺率が世界一です

有名芸能人が自殺をするたびに、日本でもニュースになるので、韓国人の自殺については、ご存じの方も多いと思いますが、韓国で自殺するのは、有名タレントだけではありません。

韓国の人口当たりの自殺率は世界一です。日本は、2011年をピークに、自殺者がどんどん減っているそうですが、韓国も同じで、自殺者数は、2010年頃がピークでした。ピークの時の自殺者数が、日本は3万人を越えていましたが、昨年、2018年には、2万人ちょっとだったので、30%以上も減りました。自殺を減らす取り組みを、熱心に行った結果ですよね。韓国はピーク時に年間で約1万5千人でしたが、2020年には1万3千人ほどに下がりました。

自殺者数は日本の半分ほどですが、人口が日本の40%くらいですから、人口10万人当たりで比較すると、ピーク時の自殺率が、韓国が31.7人、日本が25.8人となります。その後、だいぶ改善されて、2020年には、韓国23.5人、日本14.7人になっています。それでも、韓国の自殺率は、先進国の集まりであるOECD加盟国でずっと1番です。

韓国では、1990年頃には年間の自殺者は3千人ちょっとでした。しかし、その後の20年の間に自殺する人が5倍になりました。昔は親にもらった命を自分から捨てるなんて、考えられなかったのですが、有名タレントの自殺もあって、簡単に自殺する国になってしまった感じがします。ここでも、1980年代までは、はるか上にいた日本を追い抜いてしまいました。

自殺の理由としては、
10代は、学業や交友関係
20代~30代は、長期の失業
40代~50代は、子供の教育費の負担
などが主な原因と言われています。

日本では、
10代は、学校問題、健康問題
20代~50代は、健康問題、経済・生活問題
60代は、健康問題
となっていて、日本は健康問題で自殺する人が多く、韓国はお金の問題で自殺する人が多いようですね。

統計資料としては、OECD加盟国のものしかありませんが、OECD国以外で、自殺の多い国は聞いたことがないので、ほぼ間違いなく世界一です。


OECD主要国 自殺率 推移

自殺率は、人口10万人当たりの自殺者数で、赤線が韓国、オレンジが日本、青がフィンランド、水色がアメリカ、緑が平均、灰色がイギリスです。

韓国では、90年代前半までは、自殺者はそれほど多くなかったのですが、高度成長期を過ぎて以降、どんどん自殺率が上がってきました。90年代でも、97年が飛び出て高いのは、その年に、経済危機があったからです。外貨危機、IMF時代です。


そして、2020年の人口10万人当たりの自殺率は、1位韓国、2位リトアニア、3位スロベニア、4位日本、5位アメリカ、6位フィンランド、7位豪州、8位スウェーデン、9位スイス、10位カナダ、11位ドイツ、12位英国、13位スペイン、14位イタリア、15位トルコです。

韓国では、経済状況と比例して、自殺率が上がります。韓国では、貧富の差が大きいです。一部大企業勤務の社員か、企業経営者以外は、みな、経済的に家計は大変です。

少し話が変わりますが、例えば、韓国の幼稚園は、ソウル市内では園庭のないところも多く、日本だったら、幼稚園と認定されないようなところもあります。それでも、学費は日本以上です。日本の1.5倍から2倍くらいです。でも、幼稚園の先生の給料は安いです。つまり、儲けているのは、経営者だけです。経営者が大儲けして、あとは、先生たちも、園児の父兄も、み~んな大変です。あまりに親の負担が大きいので、国から親に補助が出るのですが、国は、幼稚園の経営状況を調べて、改善させるようなことはしません。国の政策は、結局、お金持ちに税金を回す政策です。

韓国は、お金持ちには、とても暮らしやすい国ですが、庶民には、とても暮らしにくい国です。韓国の自殺者の、およそ4人に1人が、経済的問題から自殺しています。

また、韓国で多いのが、老人の自殺です。経済的に生活できないと、自殺します。これも韓国特有の状況です。

そして、タレントの自殺にもありますが、うつ病など、精神的問題からの自殺もとても多くて、3人に1人以上になります。精神病というと、頭のおかしい人、気の狂った人、そんな悪いイメージがあり、うつ病になっても、周囲の理解が得られず、病院にも行けず、どんどん病状が悪化して、自殺に至ってしまいます。うつ病も、病気のひとつで、風邪や、生活習慣病と同じで、病院に行って、お医者さんの言うこと聞いて、薬を飲んで治せば、治るものだ、そういう社会的認識が、まだまだ足りません。

韓国では、自殺を減らすために、うつ病は、ただの病気であることを、知ってもらう、そんな取り組みを行っています。そして、積立年金のない老人たちに、基礎年金として、政府が、毎月、生活費を渡しています。その成果があったのか、この10年で、老人の自殺率が下がりました。韓国の自殺者が減ったのは、老人の自殺が減ったことが大きいです。

しかし、一番の問題は、恐らく、韓国人が、必要以上に、周囲の目を気にすることでしょう。他人と必要以上に比較し、少しでも違うと、あれこれ、ケチをつけたり、妬んだりします。ファッションにしても、流行に乗ってないと、あれこれ言う人が多くて、それが面倒でうるさいから、自分は流行に乗りたくないけど、あれこれ言われないために、とりあえず流行に乗る人も少なくありません。

歳相応に、いい家に住んで、いい車に乗っていないと、周りがうるさくて面倒だから、それで、無理していい車に乗る人もいますし、中には、大企業に勤めていたのに、周りを気にしながらの生活が嫌で、周りに合わせるのが嫌になって、海外に移民しちゃう人もいます。

自分は自分、他人は他人では生きられない、そんな、社会的風潮が、社会的弱者を、自殺に追いやっている、そんな批判も、このところ、聞かれるようになりました。

自殺率世界一、この社会的問題を、どう解決すればいいのか。2011年をピークに、自殺率は徐々に減っています。ピークから20%近く減りました。それでも世界一なんですけど。

 

目次

韓国の自殺率は世界一です。

不名誉な記録ですが、今の韓国は、自殺大国です。タレントの自殺も多いことは、日本でも、よく知られていますよね。韓国では、人は人、自分は自分、では生きられません。そして、経済的に苦しくて自殺する、お年寄りが多いのも特徴です。

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