韓国語の「やりもらい(物/行為)」の表現を徹底解説!
目次
- ○ 1 物のやりもらい
- ・あげる/くれる ⇒ 주다 もらう ⇒ 받다
- ・敬語の時は、さしあげる ⇒ 드리다、くださる ⇒ 주시다
- ○ 2 動作のやりもらい
- ・~てあげる/~てくれる ⇒ 아/어 주다
- ・日本語の「~てもらう」に当たる韓国語はありません。
- ・敬語の時は、~てさしあげる⇒아/어 드리다、~てくださる⇒아/어 주시다
- ・아/어 드릴까요?
1 物のやりもらい
あげる/くれる ⇒ 주다 もらう ⇒ 받다
例) 여동생에게 생일선물을 줬어요. 妹に誕生日プレゼントをあげました。
여동생이 생일선물을 줬어요. 妹が誕生日プレゼントをくれました
여동생에게서 생일선물을 받았어요. 妹に誕生日プレゼントをもらいました。
※ 助詞「에게(に)」は会話では「한테」、「에게서(から)」は「한테서」を使うことが多いです。
敬語の時は、さしあげる ⇒ 드리다、くださる ⇒ 주시다
「あげる」と「くれる」は韓国語ではひとつの単語「주다」ですが、敬語の時は「さしあげる」「くださる」、それぞれ別の言葉になります。
例) 사장님에게도 초대장을 드렸어요. 社長様にも招待状をさしあげました。
사장님이 상을 주셨어요. 社長様が賞をくださいました。
2 動作のやりもらい
~てあげる/~てくれる ⇒ 아/어 주다
例) 남동생에게 가르쳐 줬어요. 弟に教えてあげました。
남동생이 가르쳐 줬어요. 弟が教えてくれました。
日本語の「~てもらう」に当たる韓国語はありません。
「~てあげる/~てくれる」の形で表現します。
敬語の時は、~てさしあげる⇒아/어 드리다、~てくださる⇒아/어 주시다
「~てあげる」と「~てくれる」は韓国語ではひとつの単語「아/어 주다」ですが、敬語の時は「~てさしあげる」「~てくださる」、それぞれ別の言葉になります。
例) 제가 사장님을 안내해 드렸어요. わたくしが社長様を案内してさしあげました。
부장님이 저를 도와주셨어요. 部長様がわたくしを手伝ってくださいました。
아/어 드릴까요?
日本語では、目上の人に「~てさしあげます」と直接使うのは、自分の行為を押し付けるようで失礼な表現になり、「私が~いたしましょうか」と提案の形にしますが、この表現が、韓国語では「私が~てさしあげましょうか」となります。
例) 도와드릴까요? お手伝いいたしましょうか?
문을 열어 드릴까요? ドアを開けましょうか?