韓国語の「やりもらい(物/行為)」の表現を徹底解説!
ここでは「あげる」「くれる」「もらう」を学習します。まとめて「やりもらい」と言いますが、「やりもらい」には「物のやりもらい」と「行為のやりもらい」があります。どちらの表現も日本語と韓国語が1対1で対応しません。日本人と韓国人では表現のしかたに違いがあるためです。「やりもらい」の表現をマスターするには、韓国人の表現のしかたを理解し、たくさんの例文で慣れることが必要です。
目次 ▼
- ○ 1 物のやりもらい
- ・あげる/くれる ⇒ 주다、もらう ⇒ 받다
- ・敬語の時は、さしあげる ⇒ 드리다、くださる ⇒ 주시다
- ○ 2 動作のやりもらい
- ・~てあげる/~てくれる ⇒ ~아/어 주다
- ・日本語の「~てもらう」に当たる韓国語はない
- ・敬語の時は、~てさしあげる ⇒ ~아/어 드리다、~てくださる ⇒ ~아/어 주시다
- ・아/어 드릴까요?
- ○ ※ 『発音』『文法』総整理
- ○ ☆ 韓国語を楽しく学んでみませんか?
1 物のやりもらい
あげる/くれる ⇒ 주다、もらう ⇒ 받다
例文
여동생에게 생일선물을 줬어요.
→ 妹に誕生日プレゼントをあげました。
여동생이 생일선물을 줬어요.
→ 妹が誕生日プレゼントをくれました
여동생에게서 생일선물을 받았어요.
→ 妹に誕生日プレゼントをもらいました。
※ 助詞「에게(に)」は会話では「한테」、「에게서(から)」は「한테서」を使うことが多いです。
敬語の時は、さしあげる ⇒ 드리다、くださる ⇒ 주시다
「あげる」と「くれる」は韓国語ではひとつの単語「주다」ですが、敬語の時は「さしあげる」「くださる」がそれぞれ別の言葉になります。
例文
사장님에게도 초대장을 드렸어요.
→ 社長様にも招待状をさしあげました。
사장님이 상을 주셨어요.
→ 社長様が賞をくださいました。
2 動作のやりもらい
~てあげる/~てくれる ⇒ ~아/어 주다
例文
남동생에게 가르쳐 줬어요.
→ 弟に教えてあげました。
남동생이 가르쳐 줬어요.
→ 弟が教えてくれました。
日本語の「~てもらう」に当たる韓国語はない
「~てあげる/~てくれる」の形で表現します。
敬語の時は、~てさしあげる ⇒ ~아/어 드리다、~てくださる ⇒ ~아/어 주시다
「~てあげる」と「~てくれる」は韓国語ではひとつの単語「아/어 주다」ですが、敬語の時は「~てさしあげる」「~てくださる」がそれぞれ別の言葉になります。
例文
제가 사장님을 안내해 드렸어요.
→ わたくしが社長様を案内してさしあげました。
부장님이 저를 도와주셨어요.
→ 部長様がわたくしを手伝ってくださいました。
아/어 드릴까요?
日本語では目上の人に「~てさしあげます」と直接使うのは、自分の行為を押し付けるようで失礼な表現になるため「私が~いたしましょうか」と提案の形にしますが、韓国語では「私が~てさしあげましょうか」となります。
例文
도와드릴까요?
→ お手伝いいたしましょうか?
문을 열어 드릴까요?
→ ドアを開けましょうか?
※ 『発音』『文法』総整理
韓国語の『発音』『文法』をわかりやすく解説しています。
今まで学習した中で、よくわからないところ、不安のあるところは、こちらの徹底解説と例文でしっかりと整理しておいてください。
⇒韓国語のまとめ「文字・発音」編
⇒韓国語のまとめ「文法」編
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