韓国語の勉強ノートの作り方を目的別に解説!韓国語を独学で勉強するときのおすすめの勉強方法とは?
韓国語の勉強をするなら自分だけのノートを作りましょう。 理由は、自分なりにまとめることで頭の整理ができ理解が深まります。 また、手で書くことで覚えます。 覚えるには手書きが一番です。 そして、かわいいノートを作ることで勉強のモチベーションも上がりますし、何よりも、自分のノートで復習することで早く覚えられるからです。
人はすぐ忘れます。 大切なのは忘れたらまた戻って覚え直すことです。 忘れたら自分のノートに戻りましょう。 自分のノートには、はじめて勉強した時にまとめた、その軌跡があります。 忘れた時にその軌跡をなぞることで覚え直しがしやすくなり、より確実に早く覚えることができます。 何度も何度も自分の学んだ軌跡をなぞりましょう。
何度も何度も見返して、ノートが擦り切れたり折れ目ができたりしてよれよれになった頃には、ノートの内容はすべて頭に入っているはずです。
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目次 ▼
- ○ 1. 独学で韓国語の勉強ノートを作る時のポイント
- ・①目的別にノートを分ける
- ・②絶対に忘れたくないことをまとめるミニノートを作る
- ・③自分が後から見やすいノートにする
- ・④カタカナで発音を書かない
- ・⑤一行の中に韓国語と日本語を混ぜない
- ・⑥ノートに1度書き写して終わりにしない
- ○ 2 【単語と発音編】韓国語の勉強ノートの作り方を解説!
- ・縦はそろえて書く
- ・発音ノート
- ・例文もノートにまとめる
- ・単語のふりがなは本当に難しいものだけに絞って書く
- ○ 3【文法編】韓国語の勉強ノートの作り方を解説!
- ・一つの行に韓国語だけ日本語だけと書くようにする
- ・1ページを二分割して使う
- ・基本の意味と一緒に例外をまとめて書く
- ・書き終わったら一度読み返してマークをつける
- ○ 4【その他】韓国語の勉強ノートの作り方を解説!
- ・聞き取りノート
- ・マンガを使った韓国語学習
- ○ 5 韓国語の勉強ノートは大学ノートとルーズリーフどちらが良い?
- ・大学ノートの魅力
- ・ルーズリーフの魅力
- ・自分の好みに合わせて使いやすいものを探そう
- ○ 6【中級者向け】韓国語独学の勉強方法とは?
- ・ハングル検定・TOPIKの対策
- ・韓国ニュースのディクテーション・書き写し
- ○ 7【上級者向け】韓国語独学の勉強方法とは?
- ・韓国語の語源学習
- ・ハングル検定2級~1級の対策
- ・ディクテーション練習
- ○ 8. 独学のモチベアップ!かわいい韓国語勉強ノートの作り方の3つのポイント
- ・①絵や写真を活用する
- ・②色は使いすぎない
- ・③余白部分をかわいくする
- ○ 9. 韓国語を独学で勉強するときのおすすめの勉強方法を解説!
- ・韓国語を独学で習得するのはぶっちゃけどうなの?
- ・本物の韓国語に触れることが重要
- ・韓国語で書かれた本・マンがを読む
- ・韓国ドラマを見る
- ・テキストで勉強する
- ・韓国語教室に通う
- ○ 10 韓国語の勉強ノートを作り効果的に勉強しよう
- ○ ※ 楽しく韓国語を学ぶなら『ハングルちゃん』がおすすめ!
1. 独学で韓国語の勉強ノートを作る時のポイント
韓国語の勉強を効率的に進めるためには、ただ単語や文法を覚えるだけでなく、自分なりの学習ノートを作ることが重要です。しかし、いざノートを作ろうと思っても「どのように整理すればいいのかわからない」「見返しやすいノートの作り方がわからない」という悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
効果的な韓国語学習ノートを作るためには、いくつかの重要なポイントがあります。これらのポイントを押さえることで、復習しやすく、記憶に残りやすいノートを作ることができるでしょう。まずは、韓国語学習ノート作りの基本となる6つのポイントを詳しく見ていきましょう。
①目的別にノートを分ける
韓国語学習を効果的に進めるためには、単語用、文法用、会話表現用といった具合に、目的別にノートを分けることが重要です。一冊のノートにすべてを詰め込んでしまうと、後から見返すときに必要な情報を見つけにくくなってしまいます。
単語専用ノートでは新しく覚えた単語とその意味、例文をまとめ、文法ノートでは活用ルールや語尾変化を整理しましょう。会話表現ノートには、日常的によく使うフレーズや慣用表現を記録することで、実際の会話で活用しやすくなります。
②絶対に忘れたくないことをまとめるミニノートを作る
メインのノートとは別に、手のひらサイズの小さなノートを用意して、絶対に忘れたくない重要なポイントだけをまとめてみてください。このミニノートには、よく間違える文法ルールや覚えにくい単語、試験に頻出する表現などを厳選して書き込みます。
電車の中や待ち時間など、ちょっとした空き時間にサッと取り出して復習できるため、記憶の定着に非常に効果的でしょう。常に持ち歩けるサイズなので、思い立ったときにすぐに確認できるのも大きなメリットです。
③自分が後から見やすいノートにする
ノートは自分が後から見返すためのものですから、他人に見せるための美しさよりも、自分にとっての見やすさを重視することが大切です。文字の大きさや色使い、レイアウトなど、自分が最も理解しやすい形式を見つけて統一しましょう。
重要な部分は色ペンでマークしたり、枠で囲んだりして目立たせることで、復習時に効率よく要点を把握できます 。また、ページの上部に日付や単元名を書いておくと、後から特定の内容を探すときに便利かもしれません。
④カタカナで発音を書かない
カタカナで書くとカタカナで読んでしまい、ハングルを読むことをしなくなります。それではいつまで経ってもハングルが読めるようになりません。
ハングルには日本語にない音もありますし、似ているけど区別しなければならない音もあります。例えば「オ」は「어」と「오」の2つがありますし「タ」は「다」「타」「따」と3つあります。 それをカタカナで読んでいては正確な発音はいつまで経っても身に付きません。ハングルはハングルで、できるだけ正しい発音で読む練習をしましょう。
関連記事:韓国語初心者必見!学習前に抑えたいポイントをやさしく解説
⑤一行の中に韓国語と日本語を混ぜない
何より見直す時にわかりにくくなります。「あれっ、何だったっけ」と思って見直す時、ハングルだけ見ればいい時もありますし、日本語の説明が見たい時もあります。分けて書くことで見返す時の目印がつけやすくなります。
しかし、見返すのはたいていは韓国語のほうです。ですので、例えば「どうしてわかったの?」は「어떻게 알았어?」と言います。直訳すると「どのようにしてわかった?」になります。日本語直訳の「왜 알았어」とは言いません。日本人が間違えやすい表現です。
어떻게 알았어?
どうしてわかったの?(直訳は「どのようにしてわかったの?」)
韓国語の部分がメインです。ページを分けるなどして、見返す時に韓国語だけを拾って見返せるようにしておきましょう。
⑥ノートに1度書き写して終わりにしない
ノートを作る大事な目的は何度も見返すためです。何度も何度も見返して、忘れたらまた見返して、そうやって何度も復習しながら覚えていくための物ですから、いつでもそばにおいて「あれっ、何だったっけ」と思ったら、すぐにノートで確認するクセをつけましょう。
2 【単語と発音編】韓国語の勉強ノートの作り方を解説!
韓国語学習の基礎となるのが単語と発音の習得です。特に韓国語は、日本語話者にとって比較的学習しやすい言語とされていますが、発音においては日本語にない音素が多く存在するため、正確な発音を身につけることが重要になります。
単語と発音を効率的に学習するためには、ただ暗記するだけでなく、視覚的にわかりやすく整理されたノート作りが欠かせません。ここでは、単語の意味だけでなく正しい発音も同時に身につけられる、実践的なノート作成方法をご紹介します。これらの方法を活用することで、単語力と発音力を同時に向上させることができるでしょう。
縦はそろえて書く
一番左に「韓国語の単語」、次に「日本語訳」、その右に「注意事項や例文」のように、縦はそろえておきましょう。そうすると見やすくなりますし、暗記シートなども使いやすくなります。
そして、元が漢字語の時は、漢字の言葉であることを明記しておきましょう。例えば「회사」の意味は「会社」ですが、元々が漢字の「会社」です。色をつけたり囲ったりして、自分なりにわかりやすくしておきましょう。
※漢字の勉強方法についてはこちらを参照してください。
関連記事:韓国語の漢字の勉強法/日本語と意味の違う漢字語一覧
発音ノート
韓国語は文字を文字通りに読まないことあります。発音が変わることがあります。その時は、読み方を併記しましょう。例えば「축하합니다」は「おめでこうございます」という意味ですが、発音は「추카함니다」になります。ですので、
축하합니다〔추카함니다〕
のように書いておきましょう。実際の発音をいちいち併記しなくてもきちんと発音できるようになるまで続けましょう。
例文もノートにまとめる
韓国語は日本語と語順がほぼ同じで、助詞も存在するため、とても学習しやすい言語でしょう。しかし、助詞の使い方については日本語と完全に一致するわけではなく、多くの例外があります。文法の学習は、このような例外をしっかりおさえることがポイントになります。
ですので、基本の意味といっしょに、例外をまとめて書いておきましょう。例えば、日本語の助詞「を」に対応する韓国語は「을/를」ですが、日本語では異なる助詞を使う場合でも韓国語では「을/를」を使う例外があります。
을/를 ⇒ を(基本)例外)전철을 타다(電車に乗る)여행을 가다(旅行に行く)친구를 만나다(友達に会う)영화를 좋아하다(映画が好きだ)
のように、基本といっしょに例外をまとめて書くことが重要です。例外はあとから出てくることもあるので、余白を残しておくとよいでしょう。
単語のふりがなは本当に難しいものだけに絞って書く
韓国語学習の初期段階では、すべての単語にふりがなを振りたくなるかもしれません。しかし、本当に読み方が分からない難しい単語に限定して書くことが大切です。基本的な単語にまでふりがなを振ってしまうと、ハングルを読む力が育たなくなってしまいます。
ですので、基本的にはハングル文字そのものを読む習慣をつけることに集中しましょう。例えば、「안녕하세요(こんにちは)」「감사합니다(ありがとうございます)」といった基礎単語には、ふりがなを書かずにハングルのまま覚えることが重要です。
一方で、「의사소통(意思疎通)」「국제회의(国際会議)」のような複雑な単語については、必要に応じてふりがなを活用してもよいでしょう。段階的にふりがなを減らしていくことで、自然とハングル読解力が向上するにほかなりません。
3【文法編】韓国語の勉強ノートの作り方を解説!
韓国語の文法学習は、体系的な理解が重要となる分野です。複雑な活用ルールや語尾変化を効率的に覚えるためには、見やすく整理されたノート作りが欠かせません。
以下のポイントを参考に、文法理解を深めるノートを作成しましょう。
一つの行に韓国語だけ日本語だけと書くようにする
文法ノートを作る際は、一つの行には韓国語だけ、または日本語だけを書くようにして、言語を混在させないことが重要 です。例えば「動詞の活用:먹다→먹어요」といった書き方ではなく、韓国語の活用例と日本語の説明を別々の行に分けて記載しましょう。
この方法により、韓国語の文法構造をより明確に把握でき、言語の切り替えもスムーズになります。また、復習時に韓国語部分だけを隠して練習することも可能になるため、実践的な学習効果が期待できるでしょう。言語を分けることで、頭の中での整理も格段に改善されるかもしれません。
1ページを二分割して使う
文法ノートの効果的な使い方として、1ページを縦線で二分割して使用する方法があります。左側には文法ルールや活用表を、右側には例文や練習問題を書くことで、理論と実践を同時に確認できる構成になります。
この分割方式により、文法の理解度をその場で確認でき、不明な点があればすぐに左側のルール部分を参照できるという利便性があります。
また、右側の例文部分を隠して、左側のルールだけを見ながら活用練習を行うことも可能でしょう。効率的な復習システムが構築できるため、文法の定着が促進されるにほかなりません。
基本の意味と一緒に例外をまとめて書く
韓国語の文法には、基本ルールに加えて多くの例外が存在します。これらの例外を別々に覚えようとすると混乱しやすいため、基本の意味と例外を同じページにまとめて書くことが効果的でしょう。
例えば、動詞の活用ルールを学ぶ際は、一般的な活用パターンと不規則活用を併記することで、違いを明確に把握できます。
色ペンを使って例外部分を強調したり、枠で囲んだりすることで、視覚的にも区別しやすくなるかもしれません。基本と例外を同時に学習することで、韓国語の文法体系をより深く理解できるようになります。
書き終わったら一度読み返してマークをつける
文法ノートを書き終えたら、必ず一度読み返して理解度に應じてマークをつける習慣をつけましょう。完全に理解できた部分には○、少し不安な部分には△、全く分からない部分には×といった具合に、自分なりの記号システムを作ることが大切です。
このマーキングシステムにより、復習時に重点的に取り組むべき項目が一目で分かるようになります。時間が経ってから再度確認し、理解度が向上した部分のマークを更新することで、自分の進歩を実感できるでしょう。
効率的な復習計画を立てるためにも、このような記録システムは非常に有効 かもしれません。
4【その他】韓国語の勉強ノートの作り方を解説!
単語や文法以外にも、韓国語学習を効果的に進めるためのノート作成方法があります。
聞き取り練習やマンガを活用した学習など、多様なアプローチでノートを作ることで、総合的な韓国語力の向上を図ることができるでしょう。
聞き取りノート
好きなドラマの画面を見ずに、耳で聞いて書き写してみましょう。はじめは全部を聞き取れなくても大丈夫です。耳に集中してみてください。そして聞いたままに書いてみましょう。
そのあと韓国語字幕で答え合わせをしましょう。聞き取れてるけどスペルが違うこともありますし、「어」と「오」や「ㄴ」と「ㅇ」、似ている音が聞き取れていなかったりすることもはじめは多いと思います。しかし、何度も繰り返すことで聞き取り能力が養われます。
そしてドラマの中の「使えそうな台詞」を覚えましょう。丸覚えして、好きな役者さんになりきりましょう。
マンガを使った韓国語学習
マンガはイラストが豊富に使われており、物語の展開やキャラクターの感情を視覚的に理解できます。これにより、文章の意味を推測しやすくなり、語彙や文法の学習が効率よく進みます。
また、ストーリーが面白く、キャラクターが魅力的なことが多いため、学習が楽しくなります。興味を持って読むことで、続けやすくなり、語学学習へのモチベーションが高まるはずです。
特に学園系は日常で使う表現が多く、活用できる機会が多いといえます。名探偵コナンなどの推理マンガは、単語が難しいため初心者にはおすすめしません。
5 韓国語の勉強ノートは大学ノートとルーズリーフどちらが良い?
韓国語学習用のノート選びは、学習効率に直接影響する重要な要素です。大学ノートとルーズリーフ、それぞれに異なるメリットがあるため、自分の学習スタイルに合わせて選択することが大切でしょう。
両者の特徴を理解して、最適なノート選びの参考にしてください。
大学ノートの魅力
大学ノートの最大の魅力は、ページが綴じられているため紛失の心配がなく、学習内容を時系列で管理できることです。韓国語学習の進歩を振り返りたいときや、以前学習した内容を確認したいときに、ページをめくるだけで簡単にアクセスできます。
また、持ち運びが簡単で、カバンの中でページがバラバラになることもありません。学習の継続性を重視する方や、きちんと整理された形で情報を保管したい方には、大学ノートが適しているでしょう。価格も比較的安価で、気軽に始められるのも大きなメリットかもしれません。
ルーズリーフの魅力
ルーズリーフの最大の利点は、自由度の高さにあります。内容に応じてページの順序を変更したり、新しい情報を適切な位置に挿入したりできるため、韓国語学習の進度に合わせて柔軟にノートを編集できるでしょう。
また、単語・文法・会話表現など、カテゴリーごとにセクションを分けて管理することも可能です。学習が進むにつれて内容を整理し直したり、重要度に応じてページを並び替えたりできる機能性は、体系的な学習を進めたい方には非常に魅力的かもしれません。バインダーを使用することで、見た目も整然とした印象を保てます。
自分の好みに合わせて使いやすいものを探そう
大学ノートとルーズリーフのどちらを選ぶかは、最終的には個人の学習スタイルと好みによって決まります。整理整頓が得意で、情報を体系的に管理したい方はルーズリーフが向いているでしょう。
一方、シンプルで使いやすさを重視する方には、大学ノートがおすすめです。実際に両方試してみて、自分にとって使いやすい方を選ぶのが最も確実な方法かもしれません。
また、用途に応じて使い分けることも可能でしょう。重要なことは、選んだノートを継続して活用することであり、どちらを選んでも韓国語学習の効果に大きな差が生まれることはないにほかなりません。
6【中級者向け】韓国語独学の勉強方法とは?
中級者向けの韓国語独学の勉強方法は、以下がおすすめです。
・ハングル検定・TOPIKの対策
・韓国ニュースのディクテーション・書き写し
以下にて、詳しく解説していきます。
ハングル検定・TOPIKの対策
ハングル検定は韓国語の実力を測る試験で、中級者には過去問や模擬試験を用いての対策が効果的です。問題形式に慣れることで、実力を正確に把握し、学習の方向性を見つけることができます。
そして、TOPIKは韓国語の読み書きや会話能力を評価する試験です。中級者は、TOPIKの中級レベル(TOPIK II)の模擬試験や問題集を活用し、語彙力や文法力、リスニング力の強化を図ると良いでしょう。
韓国ニュースのディクテーション・書き写し
韓国のニュースや音声素材を聞き取り、書き取る練習を行うことでリスニング力と書き取り能力が向上します。内容を正確に書き取ることで、文法や語彙の復習が可能です。
また、ニュース記事やテキストをそのまま書き写すことによって文章の構造や使用される言い回しを習得できます。これにより、文章の流れを理解し表現力が向上することが期待できます。
7【上級者向け】韓国語独学の勉強方法とは?
上級者向けの韓国語独学の勉強方法は、以下がおすすめです。
・韓国語の語源学習
・ハングル検定2級~1級の対策
・ディクテーション練習
以下にて、詳しく解説していきます。
韓国語の語源学習
韓国語の語源を探ることで、語彙の起源や意味の変遷を把握することができます。
韓国語に限らず、語源を学ぶことで、単語のニュアンスや歴史的背景を深く理解し、より洗練された言葉の使い方を習得することができます。
ハングル検定2級~1級の対策
ハングル検定の2級から1級に向けて、より高度な試験対策をしてみましょう。過去の試験問題や模擬試験を繰り返し解くこと、専門的な文法や語彙の学習を行うことで高度な韓国語を習得できます。また、試験でのパフォーマンスを向上させることが可能です。
ディクテーション練習
上級者には、韓国語のラジオ番組や映画、学術講演などを用いたディクテーションが効果的です。
難易度の高い素材を用いることで、聴解力と文章の書き取りスキルをさらに磨くことができます。高度なスキルを身につけたい人に、おすすめの勉強方法です。
8. 独学のモチベアップ!かわいい韓国語勉強ノートの作り方の3つのポイント
いつもそばに置いておきたい、ついつい開いて見てしまう、そんな自分だけのかわいいノートを作りましょう。かわいいノートは、それだけで勉強のきっかけになります。モチベーションが上がります。
①絵や写真を活用する
例えば、蜂を見た時に「これは日本語で蜂だから、え~と、蜂は韓国語で何だったっけ? あっ벌だ、벌」とやっていては、いつまで経っても会話力はつきません。
会話力をつけるには、媒介語を介さずに自然に韓国語が口から出るようにしなければなりません。そのために写真や絵を使って練習するのはとても効果が高いです。
冒頭のノートには、虫の絵と韓国語が書いてあります。蜂の絵を見たら「벌」と口からすぐ出る、そんな練習ができます。
上のプルコギの写真ですが、「おいしそう」じゃないですか?
「おいしそう」は「맛있겠다」です。写真の横に「맛있겠다」と書いておきましょう。そして、写真を見たら「맛있겠다」と言葉がすぐに出るように何度も見返しましょう。会話力を身に付けるには写真や絵を使った練習がとても効果的です。それに写真や絵をたくさん入れるとノートもかわいくなりますから一石二鳥です。
②色は使いすぎない
かわいくと言っても、色は使いすぎないほうがいいです。ノートを作る時に、色を使うことに神経が集中してしまいます。3色から多くても5色くらいが無難かと思います。
もし色をたくさん使うなら、本当に大事なところの赤以外は、緑色系統か濃いめの色をおすすめします。明るい色だらけだと見ていて目が疲れます。
そして、それぞれの色に意味を持たせましょう。見てすぐわかるように「発音注意」の色、「日本語と意味が違う」ときの色、「まとめ部分を囲う色」など、わかりやすくしましょう。
自分だけのかわいいノートを目指してください。
③余白部分をかわいくする
ノートのメインの部分は色をつけるくらいにして、あまりいじらないようにしましょう。かえってわかりにくくなってしまいます。
でもその分ノートの余白部分に好きなタレントのシールを貼ったりして工夫しましょう。いつでもそばに置いておきたい、いつでも開きたい、そんなノートにしてください。
9. 韓国語を独学で勉強するときのおすすめの勉強方法を解説!
楽しく、そして効率のいい勉強のしかたは?
韓国語を独学で習得するのはぶっちゃけどうなの?
中級以上になったら独学でどんどん学べます。本を読んだりドラマを見たり、ひとりでできることがたくさんあります。テキストで表現力をつけたり単語量を増やしたり、テキストを使った勉強も一人でどんどんできます。もちろん教室に通いながらでもこれらのことは大いにすべきことです。
しかし、初歩のうちは、まず基礎をしっかりさせましょう。発音でも表現でも、変なクセをつけてしまうと直すのが大変です。土台が大事です。土台がしっかりしていれば建物はいくらでも建てられます。
最初は少し独学でやってから、教室に通ったりオンラインで学ぶのはいいと思います。大切なのは、早い段階でネイティブのチェックを受けることです。たとえ独学でも、時々教室やオンラインでネイティブの先生にチェックを受けるような形が理想です。
本物の韓国語に触れることが重要
ルイヴィトンのベテランの店員さんなら、ルイヴィトンの偽物を見た時に、それが偽物と直感的にわかります。精巧な偽物でもわかります。それはいつも本物だけを見ているからです。
言葉も同じです。変な日本語を見たり聞いたりした時、それが変だと直感でわかりますよね。微妙な違いも、それが本物ではないとわかります。
本物だけを見ることが大切です。偽物を区別する練習は必要ありません。
ダイヤモンドの鑑定士はいつも本物だけを見ています。
韓国語を学ぶ時も同じです。いつも本物だけを見たり聞いたりしましょう。本物の韓国語にたくさん接すること、それが上達の早道です。
韓国語で書かれた本・マンがを読む
本を読むのは役に立ちますが、辞書を引きながらだと面倒になりますよね。
どんな本がいいかわからなくて子供用の本を選ぶ方がいますが、子供用の本は意外と難しいです。日本でも子供用の本は幼児語になるため「太陽⇒お日様」とか「犬⇒ワンちゃん」だったりしますよね。それに子供向けの本は大人が読んでもおもしろくありません。
初歩者にお勧めは「イソップ童話」など、日本人がよく知っている海外の短編童話です。
理由は、既に知っている内容なので単語がひとつふたつわからなくても文の意味がわかること、表現が単純明快でわかりやすいこと、そしてひとつひとつが短いので簡単に読めることです。繰り返し読むことで、文単位で頭に入ります。
また、韓国語で書かれたマンガもおすすめです。マンガには、日常会話や口語的な表現が多く含まれています。これにより、実際の韓国語を自然に学ぶことができ、言語のニュアンスを把握しやすくなります。
イラストがあるため、物語の内容やキャラクターの感情を視覚的に表現しています。これにより、テキストの意味が理解しやすく、語彙や文法の学習がより効率的に進むでしょう。
韓国ドラマを見る
「好きこそものの上手なれ」好きなドラマをどんどん見ましょう。
おすすめの見方は、はじめは日本語字幕で見て内容を理解します。次に韓国語字幕で見て、韓国語を学びましょう。でも、わからない単語をいちいち全部辞書を引いていたら大変なので、まずは気になるところだけで大丈夫です。
次に字幕を消してドラマを見ましょう。字幕があると耳が頑張りません。耳で聞く練習をしましょう。そして最後は画面を見ずに台詞だけを聞きましょう。聞きながら台詞を丸々覚えてしまうのがベストです。
好きなドラマなら何度見ても面白いです。何度も見て、聞いて、好きな俳優になりきってしまいましょう。
テキストで勉強する
テキストのメリットは、文法や単語を網羅しているので学ぶべきことをきちんと学習できることです。テキストでしっかり勉強するのが正攻法ですが、テキストは根気が要りますよね。ついつい面倒になったり、よくわからないところがあるとそこでギブアップしてしまいがちです。
韓国語教室に通う
メリットは、
・先生にきちんと教えてもらえるので根気が要らない。
・テキストを使用するので単語や文法をしっかりもれなく学習できる。
・わからないところをその場で聞いて解決できる。
・間違えているところを直してもらえるので変なクセがつくことがない。
・定期的に通うことで学習のリズムができる。
・先生と話をしながら楽しく学習できる。
デメリットは、
・仕事の都合などでスケジュールを合わせるのが難しい。
・通える範囲に教室がない、あるいは遠くて時間がかかる場合がある。
・金銭的負担が大きい。
10 韓国語の勉強ノートを作り効果的に勉強しよう
韓国語を効果的に学習するために、オリジナルのかわいいノートを作りましょう。
習ったことをまとめて、それを何度も繰り返し復習するには、いつ眺めても楽しい、そんなノートが効果的です。
そして、韓国語の基礎はネイティブ講師にきちんと習いましょう。
基礎が身に付けば独学も可能です。まずは土台を固めましょう。
「かわいいノートを作ること」と「基礎はネイティブに習うこと」このふたつが韓国語マスターの早道です。
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監修者

<出身大学>
新丘大学家庭教育学部
<略歴>
ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。

内田 昌弘 (うちだ まさひろ)
韓国語教室ハングルちゃん代表
<資格>
通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)
<出身大学>
京都大学農学部卒業
<略歴>
東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。