最近の韓国の若者たちはデート通帳でデート費用を管理する
デート費用を、男性、女性、どちらがどれだけ負担するかというのは、韓国では大きなテーマです。どちらが払うべきかの感覚の差で、けんかになったり別れたりすることもあります。
その解決のために考え出されたのが「デート通帳」です。
ここでは「デート通帳」について、詳しくご紹介します。
目次 ▼
- ○ 1 どちらが払うべきかの感覚の差で、けんかになったり別れたりすることもある
- ・以前は男性が全額出すのが普通だった
- ・最近の若者たちは、男性が少し多く出すというのが一般的
- ○ 2 デートの時の支払いをどうするか、毎回そのことにお互い神経を使うのは嫌だ
- ・若者たちの間で流行しているのがデート通帳
- ・今の若い人たちの2人に1人はデート通帳の経験がある
- ・デート通帳もいろいろ問題がある
- ○ 3 以前は、男性は少し無理してでもかっこよく振舞った
- ○ 4 最近の韓国の若者たちの文化について
- ○ ※ 韓国語を楽しく学んでみませんか?
1 どちらが払うべきかの感覚の差で、けんかになったり別れたりすることもある
デート費用の支払いを巡って、神経戦が繰り広げられることもあります。
以前は男性が全額出すのが普通だった
社会人になって自分でお金を稼ぐようになればそれも問題ありませんが、学生はお互いアルバイトくらいしか稼ぎがありません。
そのため、学生同士の時に全額男性払いは、男性にとって大きな負担です。
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最近の若者たちは、男性が少し多く出すというのが一般的
最近の若い人たちは、男性の全額払いは20%以下で、男性が少したくさん負担が80%近くになっています。そして、各自払いも少ないですがいます。
2 デートの時の支払いをどうするか、毎回そのことにお互い神経を使うのは嫌だ
ということで、
若者たちの間で流行しているのがデート通帳
デート通帳は、カップル通帳とも言いますが、普通の通帳です。2人の共同名義では通帳わ作れないので、カップルのどちらかの名義になります。そして、そこに毎月、2人で決めた金額を入金し、デートの時は、その通帳から支払います。普通はカードも一緒に発行されるので、そのカードで払います。
男性がちょっと多く入金するカップルもいますし、同じ金額を入金するカップルもいます。
お互い学生だと同じ金額が多く、年齢が上がると男性が少し多くなるケースが多いようです。
今の若い人たちの2人に1人はデート通帳の経験がある
どのくらいのカップルがデート通帳を使っているのか、はっきりしたデータはないのですが、かなり一般的で、デート通帳の経験があるかどうかで世代がわかるとも言われています
デート通帳もいろいろ問題がある
デート通帳は、男性が管理することが多いのですが、そうすると、そのお金が自分のお金のように錯覚してしまうため、変な優越感が生まれたり、あるいは、急にお金が必要になって、つい使い込んでしまったりと、デート通帳が元で逆にけんかになるカップルもあるそうです。
デート通帳は女性が管理するほうがうまく行く確率は高くなるようです。
また、中には、別れた時に通帳に残っているお金を返してくれないとか、デート通帳もいろいろと問題があります。
3 以前は、男性は少し無理してでもかっこよく振舞った
以前は、20代、30代の女性同士で食事していて、もう少しで帰ろうかなという時、彼氏がいる人は彼氏を呼びました。彼氏のほうが迎えに行くよということも多かったです。彼氏は、お店に来てもほとんど飲んだり食べたりする時間がありません。でも店を出る時は全額払います。彼女が友達といっしょに食べた分も含めてぜ~んぶ払います。それがかっこいい男性でしたし、もし全額払おうとしなかったら、彼女が恥ずかしい思いをすることになり、あとで振られてしまいました。
時代が変わりました。
4 最近の韓国の若者たちの文化について
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監修者
<出身大学>
新丘大学家庭教育学部
<略歴>
ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。
内田 昌弘 (うちだ まさひろ)
韓国語教室ハングルちゃん代表
<資格>
通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)
<出身大学>
京都大学農学部卒業
<略歴>
東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。