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韓国の暮らし(11)【生活習慣・一般常識・軍隊】

韓国では基本、誘った人が食事代やお茶代を全額払いますが、割り勘が増えています。

誘った人が払う、男性が払う、年長者が払う、というのが当たり前でしたが、最近は、少しずつ変わって来ています。

目次

誘ったのだから全額払って当然だ、と韓国人は考えます。

でも、たいていは、誘われたほうが、食事のあとのコーヒー代を持ちます。韓国はコーヒー代がけっこう高いので、それでだいたいプラスマイナスゼロになる仕組みですが「誘ったほうが全額払う」というのは韓国では常識です。

会社などでは上司や先輩が誘うのが普通なので、上司や先輩が全額払います。

韓国では、みんなでいっしょにお酒を飲んだら、年長者が全部出すのが普通です。習い事をしていたり、どこかの教室に通っていて、先生を食事やお茶に誘った時も、先生には絶対払わせません。

デートはだいたい男性が誘うので男性が払うのが普通です。

しかし、最近は、食事代もお酒代も上がっているので、学生同士の時には、男性がいつも全額払うのは負担なので、3回に1回くらいは女性が払うこともあるようです。

最近の若い人たちの間では、ダッチペイが増えています

「各自払い」を、韓国ではダッチペイ(더치페이・Dutch Pay)と言います。「各自払い」が本来の意味ですが、「割り勘」もダッチペイと言います。

「お酒は先輩のおごり」は、過去の話になりつつあります。

大学生が先輩とお酒を飲んだ時の費用負担です。
1999年入学生は、各自払いが16.7%、
2009年入学生は、27.3%、
2019年入学生は、77.3%
最近の学生は、先輩後輩間でも、4人に3人が各自払いです。
常識が変わってきています。

たいていの韓国人は、日本語の「割り勘」という言葉を知っています。

「割り勘=ダッチペイ」と理解しています。ですので、「別々払い」も「各自払い」も韓国では「割り勘」となります。

 

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