韓国では4月14日は「ブラックデー」その意味と由来
韓国では4月14日は「ブラックデー」です。韓国オリジナルの記念日です。
ここでは韓国の「ブラックデー」の意味や由来について詳しくご紹介します。
目次 ▼
- ○ 1 4月14日はブラックデー
- ・ブラックデーの由来は
- ・今ではブラックデーの意味は
- ・単に「チャジャン麺を食べる日」くらいになった
- ○ 2 ブラックデーにこじつけていろいろなセールが行われる
- ○ 3 毎月14日の記念日が5月以降も続く
- ・5月14日はローズデー&イエローデー
- ・6月14日はキスデー
- ・7月14日はシルバーデー、8月14日はグリーンデー
- ○ 4 4月のブラックデーは定着した
- ○ 5 5月14日のイエローデーの定着は難しい
- ・5月は元々記念日の多い月
- ・韓国ではカレーは「国民食」ではない
- ・6月以降の毎月14日の記念日も定着はしない
- ○ ※ 韓国語を楽しく学んでみませんか?
1 4月14日はブラックデー
4.14 みなさん ブラックデーっすよ
韓国でも2月14日はバレンタインデー、3月14日はホワイトデーです。どちらも日本から入った記念日ですが、チョコを贈ったりキャンディーを贈ったりするだけでなく、韓国では恋人とプレゼントのやりとりをする日です。そのため恋人のいない人はどちらの日も寂しい思いをするだけです。
関連記事 : 韓国のバレンタインデーとホワイトデー
ブラックデーの由来は
『恋人のいない独り身の人たちが黒い服を着てブラックコーヒーを飲み黒い食べ物を食べてお互いを慰めあう』のがブラックデーのはじまりです。
3月14日がホワイトデーなので、4月は反対の色のブラックデーという、若者たちの冗談ではじまりました。1990年代からはじまったのですが、若者たちの軽い冗談はその後一般化しました。
今ではブラックデーの意味は
「恋人のいない男女がチャジャン麺を食べる日」になっていますが、しかし恋人とかは関係なく、
単に「チャジャン麺を食べる日」くらいになった
4月14日は ブラックデー チャジャン麺食べる日
ブラックデーにはチャジャン麺をおいしく食べる人が多いです。
正式な記念日ではなく、非公式の、韓国オリジナルの記念日です。
ちなみに、チャジャン麺は韓国オリジナルの中華料理です。皆さんご存じですよね。
チャジャン麵は、韓国語ではチャジャンミョンと発音します。
日本ではいろいろな呼び名があって、ジャージャー麵とかジャジャン麺とも言っています。
2 ブラックデーにこじつけていろいろなセールが行われる
4日間全商品割引 メガブラックデー
ブラックデーとは何の関係もないセールが韓国中で行われます。
3 毎月14日の記念日が5月以降も続く
5月14日はローズデー&イエローデー
恋人のいる人は、恋人同士でバラの花を贈り合うローズデー。
恋人のいない人は、黄色い服を着てカレーを食べると恋人ができるイエローデー。
6月14日はキスデー
恋人同士で、あるいは、子供は両親のほっぺにキスするキスデー。
7月14日はシルバーデー、8月14日はグリーンデー
9月以降も毎月14日が何かしらの記念日です。
しかし、定着はしていません。
3月はホワイトで4月はブラックだから5月はイエローでローズで、と色シリーズになっただけです。
4月に恋人ができて5月はローズで祝って、でも4月にも恋人できないと5月はイエローで挽回、という具合に、ストーリーも若者たちのおふざけレベルです。
4 4月のブラックデーは定着した
韓国人の国民食「チャジャン麺」と結びついたことで定着しました。
当初の『恋人のいない独り身の人たちが、黒い服を着てブラックコーヒーを飲み黒い食べ物を食べてお互いを慰めあう』という趣旨はほとんどなくなりました。
5 5月14日のイエローデーの定着は難しい
5月は元々記念日の多い月
5日が子供の日
8日が両親の日[母&父の日]
15日が先生の日
大事な記念日が集中しています。出費もかさむしこれ以上記念日要りません。
韓国ではカレーは「国民食」ではない
イエローデーでカレーを食べると言っても、韓国ではカレーがそれほどポピュラーな料理ではありません。今後カレーが韓国で「国民食」にでもならない限り、5月14日のイエローデーの定着は難しいと思います。
関連記事 : 韓国のカレー事情
6月以降の毎月14日の記念日も定着はしない
5月でストップしますから6月以降はなおさらです。
※ 韓国語を楽しく学んでみませんか?
楽しく韓国語を学ぶなら新大久保の韓国語教室ハングルちゃんにお任せください。
ハングルちゃんは
① リーズナブルな料金システム
② 講師は全員韓国生まれ韓国育ちの優しい韓国人
③「話せるように」を目標とした会話中心のレッスン
④ 防音設備の整った清潔な教室
体験レッスンは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
監修者
<出身大学>
新丘大学家庭教育学部
<略歴>
ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。
内田 昌弘 (うちだ まさひろ)
韓国語教室ハングルちゃん代表
<資格>
通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)
<出身大学>
京都大学農学部卒業
<略歴>
東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。