韓国人は皆『住民登録証』を持っている
韓国には『住民登録証』という身分証明書があります。プラスチック製で日本の免許証と同じサイズです。
外出時には必ず携行して、軍や警察から提示を求められたら必ず見せなければなりません。
ここでは韓国の「住民登録証」について詳しくご紹介します。
目次 ▼
- ○ 1『住民登録証』は身分証、18歳になったら必ず作る
- ・昔は『住民登録証』がなかった
- ・韓国に長期で滞在する外国人は『外国人登録証』を作る
- ○ 2 韓国では何をするにも「住民登録番号」が必要
- ・韓国人は「ヤフー」や「ホットメール」などは使わない
- ○ 3 日本と違う韓国のマナー、礼儀、考え方の違いや常識
- ○ ※ 韓国語を楽しく学んでみませんか?
1『住民登録証』は身分証、18歳になったら必ず作る
『住民登録証』には「住民登録番号」があります。番号の最初の6桁は誕生日です。
このキャラクターは、1983年4月22日なので「830422」です。
後ろの7桁のうち、最初の1は男性、2は女性です。3は2000年以降に生まれた男性、4は同じく女性、5は外国人男性、6は外国人女性です。このキャラクターは「1」なので男性です。
昔は『住民登録証』がなかった
しかし、その時に、北からスパイの侵入がありました。北のスパイは言葉が通じますから、たやすくソウル近郊まで侵入しました。非常に危険な事態になりました。
北の人間かどうかを瞬時に区別できるようにしなくてはいけない、ということで、韓国人はみんな『住民登録証』を持つことになりました。
韓国に長期で滞在する外国人は『外国人登録証』を作る
1年以上の滞在者は『外国人登録証』を持っています。『住民登録証』と同じ役割をします。
2 韓国では何をするにも「住民登録番号」が必要
逆に言うと「住民登録番号」がないと何もできません。銀行で口座を開く時も、携帯電話を買う時も、インターネットのサイトで会員登録をする時も、この「住民登録番号」が必要です。
韓国人は「ヤフー」や「ホットメール」などは使わない
誰でも匿名で会員になれるからです。そのため「ヤフー」は韓国から撤退しました。
韓国オリジナルのものは、みんな「住民登録番号」を入れるため、匿名での会員登録が難しいので安心です。「naver(ネイバー)」や「daum(ダウム)」などを使います。
そんな韓国人が日本に来て、日本には「身分証」がないことを知るととても驚きます。どうやって身分を証明するのか不思議に思います
3 日本と違う韓国のマナー、礼儀、考え方の違いや常識
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監修者
<出身大学>
新丘大学家庭教育学部
<略歴>
ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。
内田 昌弘 (うちだ まさひろ)
韓国語教室ハングルちゃん代表
<資格>
通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)
<出身大学>
京都大学農学部卒業
<略歴>
東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。