韓国語の「早口言葉」レベル別にご紹介!

カンジャンコンジャンコンジャンジャン
目次
- ○ 韓国語に、日本語のような「早口言葉」は、あると言えばありますが、ないと言えばありません。
- ・「早口言葉」は「チェンマルノリ(잰말놀이)」と言います。
- ○ 『私が描いたキリンの絵は首が長いキリンの絵で、君が描いたキリンの絵は首が長くないキリンの絵だ』
- ・내가 그린 기린 그림은 목이 긴 기린 그림이고 네가 그린 기린 그림은 목이 안 긴 기린 그림이다
- ○ 『醤油工場工場長は白豆醬油工場工場長なのか黒豆醬油工場工場長なのか』
- ・간장공장공장장은 흰콩간장공장공장장인가, 검은콩간장공장공장장인가
- ・早口で言いにくいというより、「工場長」という意味の「コンジャンジャン」という言葉の音の響きが面白いので、それを何度も繰り返して楽しむ文です。
- ・『醤油工場工場長はカン工場長で、味噌工場工場長はコン工場長だ』
- ○ 『警察庁の鉄格子は外鉄格子か二重鉄格子か』
- ・경찰청 철창살은 외철창살이냐 쌍철창살이냐
- ・『警察庁の鉄格子は外鉄格子で、検察庁の鉄格子は二重鉄格子だ』
- ○ 「チョコチップ」早口言葉があります。結構知られていますが長いです。
- ・韓国語のままで載せておきます。激音が数多く重なるので早口で言いにくいです。
- ・少しずつ違うバージョンがあります。
- ○ これも少し長いです。割と知られたレベルの高い早口言葉です。
- ・激音と濃音が数多く出るので、早口でかなり言いにくいです。
韓国語に、日本語のような「早口言葉」は、あると言えばありますが、ないと言えばありません。
日本のように、昔からある、決まった形の物はありません。決まった形ではありませんが、韓国人なら一度は聞いたことのあるものがありますし、新しい物もたくさんあります。最近は、歌の歌詞、特にラップの曲の歌詞などで流行ったものがあります。
ここでは、わりと昔からある物で、韓国人なら一度は聞いたことあるものをご紹介します。
「早口言葉」は「チェンマルノリ(잰말놀이)」と言います。
「早言葉遊び」という意味です。でも、「面白い発音練習」とか言ったりする人も多いです。「発音テスト」と言う人もいます。
日本のように、昔から国民みんなに親しまれてきたわけではないので、言葉の定着度が低いです。
英語のTongue-twisterの訳は「ヒョッコイムマル(혀꼬임말)」直訳すると「舌ねじれ言葉」です。
『私が描いたキリンの絵は首が長いキリンの絵で、君が描いたキリンの絵は首が長くないキリンの絵だ』
これが一番有名です。少しずつ違うバージョンもあります。
難易度は低いです。子供向けです。
내가 그린 기린 그림은 목이 긴 기린 그림이고 네가 그린 기린 그림은 목이 안 긴 기린 그림이다
ネガクリンキリヌンモギキンキリンクリミゴ、ニガクリンキリヌンモギアンキンキリンクリミダ
『醤油工場工場長は白豆醬油工場工場長なのか黒豆醬油工場工場長なのか』
難易度は低いです。これも子供向けです。
간장공장공장장은 흰콩간장공장공장장인가, 검은콩간장공장공장장인가
カンジャンコンジャンコンジャンジャンウン ヒンコンカンジャンコンジャンコンジャンジャンインガ コムンコンカンジャンコンジャンコンジャンジャンインガ
早口で言いにくいというより、「工場長」という意味の「コンジャンジャン」という言葉の音の響きが面白いので、それを何度も繰り返して楽しむ文です。
子供たちも、「コンジャンジャン」「コンジャンジャン」というと喜びます。
これは韓国人みんなが知っています。
『醤油工場工場長はカン工場長で、味噌工場工場長はコン工場長だ』
という別バージョンもありますし、コン工場長がチャン工場長のバージョンなど、少しずつ違うバージョンがあります。
『警察庁の鉄格子は外鉄格子か二重鉄格子か』
少しレベルが上がります。息を強く吐きながら発音する『激音』がたくさん入り、そして、喉をつめながら発音する『濃音』も入ります。韓国語の難易度の高い早口言葉は、『激音』が続き、途中所々で『濃音』が入るものになります
경찰청 철창살은 외철창살이냐 쌍철창살이냐
『警察庁の鉄格子は外鉄格子で、検察庁の鉄格子は二重鉄格子だ』
というバージョンもあります。
「チョコチップ」早口言葉があります。結構知られていますが長いです。
湿った国の湿ったチョコチップを見て、湿ったチョコチップになりたかったけど、湿ったチョコチップの国の門番が「君は湿ったチョコチップではなく湿っていないチョコチップだから湿っていないチョコチップの国に住みな」と言ったので湿っていないチョコチップは湿ったチョコチップになることを諦めて湿っていないチョコチップの国に帰った
韓国語のままで載せておきます。激音が数多く重なるので早口で言いにくいです。
안 촉촉한 초코칩 나라에 살던 안 촉촉한 초코칩이 촉촉한 나라의 촉촉한 초코칩을 보고 촉촉한 초코칩이 되고 싶었는데 촉촉한 초코칩 나라의 문지기가 “넌 촉촉한 초코칩이 아니고 안 촉촉한 초코칩이니까 안 촉촉한 초코칩 나라에서 살아”라고 해서 안 촉촉한 초코칩은 촉촉한 초코칩이 되는 것을 포기하고 안 촉촉한 초코칩 나라로 돌아갔다.
少しずつ違うバージョンがあります。
涙を流してあきらめるとか、みんなでいろいろ付け足したりしています。
これも少し長いです。割と知られたレベルの高い早口言葉です。
前の家の小豆粥は赤い小豆の半煮え小豆粥で後ろの家の豆粥は新豆の甘い豆粥、私たちの家のゴマ粥は黒いゴマのゴマ粥だけど人たちは新豆一年草豆粥ゴマ粥を食べるのを嫌がるんだ
激音と濃音が数多く出るので、早口でかなり言いにくいです。
앞집 팥죽은 붉은 팥 풋팥죽이고 뒷집 콩죽은 햇콩단콩 콩죽,
우리집 깨죽은 검은깨 깨죽인데 사람들은 햇콩단콩 콩죽 검은깨 깨죽 죽먹기를 싫어하더라.
⇒韓国語で何て言うの?「目次」へ