【音声付き】韓国語初歩「ハングルの子音『濃音』」文字と発音のコツを徹底解説！
韓国語の子音には、平音、激音、濃音の３つがありますが、ここでは『濃音』を学習します。『濃音』は喉をつめて発音する音で、日本語にはない音です。まずは発音のコツをつかみましょう。カラスの鳴きまねをすると、コツがつかめます。上手に発音できるようになれば聞き取りも自然にできるようになります。
目次 ▼
- ○ １ 濃音は５つ
- ○ ２ 濃音の発音
- ・発音のコツ
- ・濃音は息をまったく吐かずに発音する
- ○ ３ ハングルを読んで発音してみましょう
- ○ ４ YouTubeでも学習可能！
- ○ ５ 「濃音」の次は「バッチム」
- ○ ※ 韓国語を楽しく学んでみませんか？
１ 濃音は５つ
ㄲ ㄸ ㅃ ㅆ ㅉ
の5つです。形は、平音のうちの「ㄱ ㄷ ㅂ ㅅ ㅈ 」を横にふたつ並べて書いた形です。アルファベットでは、
ㄲ ㄸ ㅃ ㅆ ㅉ
KK TT PP SS JJ
と表記します。
母音をつけて文字にしましょう。「ㅏ」をつけて、
까 따 빠 싸 짜
ッカ ッタ ッパ ッサ ッチャ
となります。
２ 濃音の発音
① 까 は、がっかりの「っか」
② 따 は、ばったりの「った」
③ 빠 は、やっぱりの「っぱ」
④ 싸 は、あっさりの「っさ」
⑤ 짜 は、ぽっちゃりの「っちゃ」
濃音は高い音ではないのですが、はじめは少し高い音、高音を出すようにするとできるようになる人が多いです。
発音のコツ
カラスの鳴き声「カーカー」を高い音で発音してみましょう。「カー」と音を出す直前、瞬間的に息を止めたようになり、喉を詰めているのがわかりますか。それが濃音です。「カーカー」と大きな声で鳴き声を出しながら喉の動きを感じてください。喉を詰めているのがわかったら合格です。
「カー」以外の他の音でも練習してみましょう。
濃音は息をまったく吐かずに発音する
口の前にティッシュを持ってくると、濃音の時は全く動きません。
激音は息が激しく出ました。音違い、息の吐き方の違いを確認しておきましょう。
가 카 까
다 타 따
바 파 빠
자 차 짜
３ ハングルを読んで発音してみましょう
単語を読んでみましょう。
1 꼬리 しっぽ
2 끄다 消す
3 코끼리 象
4 또 また
5 따르다 従う
6 띠 帯、ベルト
7 뽀뽀 軽いキス
8 오빠 妹からみてお兄さん
9 뻐꾸기 カッコウ
10 싸다 安い、包む
11 쓰다 書く、使う、苦い
12 짜다 しょっぱい、組む
13 찌개 チゲ
４ YouTubeでも学習可能！
繰り返し練習して「濃音」の発音のコツをつかんでください。
５ 「濃音」の次は「バッチム」
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監修者
＜出身大学＞
新丘大学家庭教育学部
＜略歴＞
ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。
内田 昌弘 (うちだ まさひろ)
韓国語教室ハングルちゃん代表
＜資格＞
通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)
＜出身大学＞
京都大学農学部卒業
＜略歴＞
東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。