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韓国語の勉強の順番はどのように進めればよいのか?

投稿日:2024年1月12日 | 最終更新日:2024年1月12日

韓国語をどうやって勉強するのが効率的でしょうか。韓国語教室に韓国語を学びたいと言って訪れる人の中には、ハングルは読めるようになったけど全然話せない、話せるようになりたいと言う人が少なくありません。一生懸命勉強したのに全く話せないとしたら、それは勉強のしかたに問題があります。韓国語が難しいわけではありません。「読み書き」ができるのと「聞く話す」ができるのとでは、大きな差があります。その差を理解して正しい順序で勉強すれば必ず話せるようになります。
ここでは、韓国語の正しい学習方法、学習の順序をご紹介します。

目次 ▼

1 韓国語の難易度

韓国語は日本人にとって学びやすい外国語です。

ハングルはシンプルで覚えやすい

ハングルは発音記号の組み合わせ

韓国語の文字がハングルです。
ハングルは、基本の母音が10個、基本の子音が14個です。これを組み合わせて文字にしています。
上に表があります。横が母音(あいうえお)で縦が子音(あかさたなはまやらわ)です。母音と子音を組み合わせて文字にしています。
記号の読み方を覚えれば、基本すべての文字は読めるようになります。

日本語と文法が似ている

語順は日本語と同じ

英語のように語順を入れ替える必要はありません。日本人が日本語を話す順番でひとつひとつ単語を置き換えれば韓国語になります。
細かい違いはありますが基本は同じです。
  

助詞の使い方も同じ

例外はありますが、助詞の「は」「が」「を」なども、日本語から韓国語にひとつひとつ置き換えれば韓国語の文になります。
例えば「私は買いたい本があった」と「私が買いたい本があった」、この「は」と「が」の役割の違いは、日本語を学ぶ外国人にとってとても理解が困難なものです。しかし韓国人には説明不要です。
助詞の「は」と「が」の違いを感覚で理解できるのは、世界の中で日本人と韓国人だけです。
韓国語の助詞の用法は、日本人の場合、学習をはじめる前に、ほぼ完璧に感覚で理解できています。

日本語と発音が似ている単語がたくさんある

単語の70%は元々漢字語

日本語は、言葉の70%が漢字語と言われていますが、韓国語も同じです。
韓国でも1990年代までは新聞にも漢字がたくさん使われていました。しかし、その後すべてハングルで表記するようになり、学校でも漢字はほとんど習わなくなりましたが、語源は漢字語である言葉がたくさんあります。
元が中国語ですから、似ている発音がたくさんあります。例えば「地理」は「지리(チリ)」、「家具」は「가구(カグ)」、発音も意味も全く同じです。

ひとつの漢字に読み方はひとつ

例外はありますが、ひとつの漢字に読み方はひとつしかありません。ですので、読み方を覚えれば単語量が一気に増えます。発音も日本語と似ている物が多いです。漢字は元々中国から来ましたから、似ているのは当然と言えば当然です。
例えば、「会」が「회(フェ)」、「社」が「사(サ)」ですので、会社は회사(フェサ)、社会は사회(サフェ)、漢字を組み合わせて読み方を当てはめるだけです。
日本語と同じで同じ音の漢字が多いです。同じ音の漢字をまとめてみると覚えやすくなります。

専門用語の漢字語は意味も使い方も日本語とまったく同じ

漢字は中国から来ましたが、中国とは使い方や意味がかなり違うため、日本人が漢字を書いて中国人に見せてもなかなか理解してもらえないことが多いです。漢字で筆談ができそうでできません。中国が略字体を使っているという問題だけではありません。漢字の意味や使い方がかなり違います。
しかし、韓国語の漢字語は日本語と意味も使い方も同じものが多いので、漢字のわかる韓国人であれば漢字でかなり筆談ができます。

発声方法は日本語と同じ

外国語と言えば英語ですが、英語の発音、自信ありますか。日本では中学校と高校と少なくとも6年は習いますが、英語の発音は難しいですよね。日本人がどう頑張って発音してもネイティブの発音になりません。ほとんど不可能です。日本人の発音かネイティブの発音か、聞いたらすぐわかりますよね。そのくらい違います。
それは、発声方法、つまり声の出し方が根本的に違うからです。声の質が違うので、ネイティブの発音は聞き取りにくいですし、どんなにまねてもネイティブの発音になりません。
しかし、韓国語は発声方法が日本語と同じなので、日本語を話すように発音すれば韓国語の音になります。
これは韓国人にとっても同じです。K-POPアイドルたちの日本語も、発音はきれいな日本語ですよね。

2 韓国語の習得に必要な期間

読み書きだけなら短時間でマスター可能

「ハングルを読んである程度理解ができるレベル」であれば、週に2~3時間の独学を半年程度で習得可能です。毎日勉強すれば3か月でも達成可能です。
他の外国語を学ぶのに比べてはるかに短時間で習得が可能です。

日常会話レベルのマスターは2年程度

教室で「読む、書く、聞く、話す」4技能をマスターする目安の期間は、週に1回1時間のレッスンに、宿題等を週に1時間自宅学習すると、
1年で「韓国旅行で役立つレベル」
2年で「まだまだ流暢ではないけどコミュニケーションが可能なレベル」
3年で「日常会話レベル」
人によって差があります。宿題をするかしないかでも差が出ますが、これが標準です。
初級レベル修了まで2年です。

3 韓国語の勉強の順番は

「読み書き」だけでいいのか「聞く話す」までマスターするのか、目標によって違いますが、ここでは「聞く話す」までを目標とします。

ハングルの読み・書き・発音を覚える

文字・発音は基本です。特に発音には日本語にない音があります。はじめに間違って覚えて変な癖をつけないようにしましょう。きちんと発音できるようになれば、日本語にない音も少しずつ聞き取れるようになります。自分がきちんと発音ができず、音の違いがわからないままでは聞き取りもできるようになりません。基礎が肝心です。

基本単語を覚える

基本の単語、よく使う単語は覚えましょう。単語が頭に入っていないと話すことも聞くこともできません。

基本文法を覚える

基本の文法をきちんとマスターしましょう。単語を覚えるのと同時進行です。

聞く・話す練習も同時に行う

「聞く話す」を目標にしている人は「読み書き」と「聞く話す」は同時進行です。「読む、書く、聞く、話す」4技能すべてを使って頭に入れていきます。
子供なら耳で聞いて、聞いたことをそのまま覚えることも可能ですが、大人にはそれは不可能です。新しい音を聞き分ける能力は歳とともに急速に衰えます。
大人は「読む、書く、聞く、話す」4技能すべてを総動員して、何度も繰り返し練習して、それでやっと頭に入ります。使える能力すべて使うことで、衰えている能力を補います。

はじめから話す練習をしますが、初歩の段階では、短い文を言うだけです。会話にはなりませんが、それでも必ず「聞く話す」練習をしましょう。独り言でもいいです。必ず言葉を口に出して、何も見ないですらすら言えるまで話す練習をしましょう。

「読み書き」をマスターしてから「聞く話す」では効率が悪いです。「読み書き」ができても「聞く話す」をマスターするためには、1から勉強をし直すことになります。

4 正しい順番で勉強するメリット

正しい韓国語が身に付きやすく上達しやすい

基礎を学習して、それから応用練習をする。基礎の文法を学んで、基礎を応用した文法を学ぶ。順番に学ばないと、理解しやすいことも難しく感じてしまいます。
階段を一段一段確実に上るのが効率的で確実に身に付く方法です。

モチベーションが上がる

昨日まで言えなかったことがひとつ言えるようになった。言いたいことが少し言えるようになった。
そのような満足感が次のモチベーションにつながります。

5 韓国語を勉強するにあたり押さえておきたいポイント

基礎を入念にインプットする

頭の中にないことは話すことができません。
「話す」というのは頭の中にある単語や文章のうち、一番近いものを探して、それを口から出すことです。
インプットされていない言葉はアウトプットできません。うろ覚えでは言葉は出ません。確実に頭に入っていなければ言葉として出ません。

りんごを英語で何と言うか。英語なら「アップル」とすぐ口から出るはずです。いちいち「りんご」は英語で「アップル」だからと頭の中で訳していません。
韓国語でも同じです。りんごを見て、えーと、リンゴは「사과」だから「사과」と日本語から訳していては、聞き取りもできませんし、会話でも言葉は出てきません。日本語を介して覚えるのではなく、物を見て、あるいは動作そのものを、日本語を介さずに口から出るようにしなければなりません。

カタカナで覚えない

ハングルにカタカナのルビを振ってしまうと、カタカナを読んでしまい、ハングルで読むことをしなくなります。ハングルには、日本語にない音があります。日本語にない音を正確に発音できるようにするためには、ハングルで読んで、正しい音で発音するよう心掛ける必要があります。

レベルに合った勉強をする

自分の学習レベルに合わないことを学習しても効率は上がりませんし、難しいことを学習しても身に付きません。
効率よく学習するには、今の自分のレベルに合わせて学習する必要があります。

6 韓国語が身につかない勉強法

まず「読み書き」だけを学習して「聞く話す」を後回しにする

「読み書き」は短時間でマスターできるので、まず「読み書き」という人がたくさんいます。「読み書き」ができると、それで韓国語が話せるようになったと思ってしまいます。しかし「聞く話す」をマスターするにはたくさんの練習が必要です。
韓国語教室には、「読み書き」はできるけど会話ができないという人がたくさん来ます。話せるようになりたい人は、基礎から勉強のやり直しです。

無理な聞き取り練習をする

子供は聞くことから外国語の学習をはじめることができますが、大人にとって、日本語にない新たな音の「聞き取り・聞き分け」は非常に困難です。慣れるのに時間がかかりますし、100%完璧にできるようになるのはほぼ不可能です。
「聞き取り」ができなくても失望せず、気楽に考えて、気長に根気よく時間をかけて慣れていくしかありません。
まずは、話せるように、いいたいことが言えるようにしましょう。会話をしながら聞き取り能力はゆっくり養いましょう。

7 まとめ

韓国語は日本人にとって一番学びやすい外国語です。しかし、いくら学びやすいと言っても、やはり外国語です。100%完璧とはいきません。ネイティブではないのですから、完璧にできなくて当たり前です。
韓国語の勉強は、基礎から順序よく、話す練習をたくさんしながら、気楽に気長に学習するのが一番です。

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監修者

監修者の写真

<出身大学>

新丘大学家庭教育学部

<略歴>

ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。

監修者の写真

内田 昌弘 (うちだ まさひろ)

韓国語教室ハングルちゃん代表

<資格>

通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)

<出身大学>

京都大学農学部卒業

<略歴>

東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。