韓国では土下座は感謝の気持ちを伝える挨拶
日本の土下座のようなポーズは、韓国では大きいあいさつ(큰절・クンジョル)といって、目上の人に感謝の気持ちを伝えます。
ここでは、韓国のお辞儀のしかたをご紹介します。
目次 ▼
- ○ 1 日本の土下座のかっこうは、目上の人への最上級のあいさつ
- ・大きいあいさつ(큰절・クンジョル)と言う
- ・男性と女性とで少し違う
- ・謝罪の意味ですることもある
- ○ 2 重大な間違いに対する謝罪はひざまずいて
- ・最近は短く簡単に「ひざ謝罪(무릎사죄)」 ということが多い
- ・ひざ謝罪 はドラマでも時々出てくる
- ・感覚的には日本の土下座に近い
- ○ 3 難しいことをお願いする時は、ひざまずいてお願いする
- ○ 4 日本と違う韓国のマナー、礼儀、考え方の違いや常識
- ○ ※ 韓国語を楽しく学んでみませんか?
1 日本の土下座のかっこうは、目上の人への最上級のあいさつ
感謝の気持ちを伝えます。
大きいあいさつ(큰절・クンジョル)と言う
上の写真よりも、もっとしっかり頭を床につけると、もっと丁寧なあいさつです。
祭祀(재사・チェサ)で、先祖に感謝の気持ちを伝える時、結婚式で新郎が新婦の両親に感謝の気持ちを伝える時、この「大きいあいさつ(큰절・クンジョル)」をします。
お墓参りもお葬式も「大きいあいさつ(큰절・クンジョル)」です。
コンサート終了時に、来てくれた観客たちに感謝の気持ちを伝えるため、大きいあいさつ(큰절・クンジョル)をする歌手もいます。
男性と女性とで少し違う
女性は男性のように頭を地面につけません。
謝罪の意味ですることもある
政治家が党の会見で跪いて頭を下げて謝罪をしていますが、「大きいあいさつ(큰절・クンジョル)」は一般的には『感謝』です。
2 重大な間違いに対する謝罪はひざまずいて
何か重大な間違いをしてしまった時、心から謝罪する気持ちを表す一番重い謝罪の仕方は、ひざまずいて謝罪することです。
最近は短く簡単に「ひざ謝罪(무릎사죄)」 ということが多い
百貨店店員 ひざまずいて謝罪 カプチル論難(モンスタークレーマーに非難)
日本で言うと、モンスタークレーマーがデパートの店員に土下座させた感じです。
ひざ謝罪 はドラマでも時々出てくる
正座の姿勢と言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。
感覚的には日本の土下座に近い
土下座のように頭を地面につけません。
3 難しいことをお願いする時は、ひざまずいてお願いする
こんなお願いポーズも、ドラマで見られます。
プロポーズも、ひざまずいてするのが典型的なポーズですよね。
4 日本と違う韓国のマナー、礼儀、考え方の違いや常識
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監修者
<出身大学>
新丘大学家庭教育学部
<略歴>
ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。
内田 昌弘 (うちだ まさひろ)
韓国語教室ハングルちゃん代表
<資格>
通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)
<出身大学>
京都大学農学部卒業
<略歴>
東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。