Column コラム

Column

HOME//コラム//韓国人は皆『住民登録証』を持っている

韓国の暮らし 7【生活習慣・一般常識・軍隊】

韓国人は皆『住民登録証』を持っている

投稿日:2023年8月15日 | 最終更新日:2024年3月4日

韓国には『住民登録証』という身分証明書があります。プラスチック製で日本の免許証と同じサイズです。
外出時には必ず携行して、軍や警察から提示を求められたら必ず見せなければなりません。
ここでは韓国の「住民登録証」について詳しくご紹介します。

目次 ▼

1『住民登録証』は身分証、18歳になったら必ず作る

『住民登録証』には「住民登録番号」があります。番号の最初の6桁は誕生日です。
このキャラクターは、1983年4月22日なので「830422」です。
後ろの7桁のうち、最初の1は男性、2は女性です。3は2000年以降に生まれた男性、4は同じく女性、5は外国人男性、6は外国人女性です。このキャラクターは「1」なので男性です。

昔は『住民登録証』がなかった

しかし、その時に、北からスパイの侵入がありました。北のスパイは言葉が通じますから、たやすくソウル近郊まで侵入しました。非常に危険な事態になりました。
北の人間かどうかを瞬時に区別できるようにしなくてはいけない、ということで、韓国人はみんな『住民登録証』を持つことになりました。

韓国に長期で滞在する外国人は『外国人登録証』を作る

1年以上の滞在者は『外国人登録証』を持っています。『住民登録証』と同じ役割をします。

2 韓国では何をするにも「住民登録番号」が必要

逆に言うと「住民登録番号」がないと何もできません。銀行で口座を開く時も、携帯電話を買う時も、インターネットのサイトで会員登録をする時も、この「住民登録番号」が必要です。

韓国人は「ヤフー」や「ホットメール」などは使わない

誰でも匿名で会員になれるからです。そのため「ヤフー」は韓国から撤退しました。
韓国オリジナルのものは、みんな「住民登録番号」を入れるため、匿名での会員登録が難しいので安心です。「naver(ネイバー)」や「daum(ダウム)」などを使います。
そんな韓国人が日本に来て、日本には「身分証」がないことを知るととても驚きます。どうやって身分を証明するのか不思議に思います

3 他にもたくさんある、日本と違う韓国のマナー、礼儀、考え方の違いや常識について

日本と違う韓国のマナー、礼儀、考え方、常識について

※ 韓国語を楽しく学んでみませんか?

楽しく韓国語を学ぶなら新大久保の韓国語教室ハングルちゃんにお任せください。
ハングルちゃんは
① リーズナブルな料金システム
② 講師は全員韓国生まれ韓国育ちの優しい韓国人
③「話せるように」を目標とした会話中心のレッスン
④ 防音設備の整った清潔な教室
体験レッスン無料です。

コラム一覧

監修者

監修者の写真

<出身大学>

新丘大学家庭教育学部

<略歴>

ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。

監修者の写真

内田 昌弘 (うちだ まさひろ)

韓国語教室ハングルちゃん代表

<資格>

通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)

<出身大学>

京都大学農学部卒業

<略歴>

東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。