韓国人は、みんな『住民登録証』を持っています。
韓国には、『住民登録証』という身分証明書があります。
プラスチック製で、日本の免許証と同じサイズです。
目次
- ○ 1『住民登録証』は身分証です。16歳になったら必ず作ります。
- ・韓国も、昔は『住民登録証』がありませんでした。
- ・韓国に長期で滞在する外国人は『外国人登録証』を作ります。
- ○ 2 韓国では何をするにも「住民登録番号」が必要です。
- ・韓国人は「ヤフー」や「ホットメール」などは使いません。
- ○ 3 他にもたくさんある、日本と違う韓国のマナー、礼儀、考え方の違いや常識について
1『住民登録証』は身分証です。16歳になったら必ず作ります。
『住民登録証』には「住民登録番号」があります。番号の最初の6桁は誕生日です。
このキャラクターは、1983年4月22日なので「830422」です。
後ろの7桁のうち、最初の1は男性、2は女性です。3は2000年以降に生まれた男性、4は同じく女性、5は外国人男性、6は外国人女性です。このキャラクターは「1」なので男性ですね。
韓国も、昔は『住民登録証』がありませんでした。
しかし、その時に、北からスパイの侵入がありました。北のスパイは言葉が通じますから、たやすくソウル近郊まで侵入しました。非常に危険な事態になりました。
そのため、北の人間かどうかを瞬時に区別できるようにしなくてはいけない、ということで、韓国人はみんな『住民登録証』を持つことになりました。
韓国に長期で滞在する外国人は『外国人登録証』を作ります。
1年以上の滞在者は『外国人登録証』を持っています。『住民登録証』と同じ役割をします。
2 韓国では何をするにも「住民登録番号」が必要です。
逆に言うと「住民登録番号」がないと何もできません。銀行で口座を開く時も、携帯電話を買う時も、インターネットのサイトで会員登録をする時も、この「住民登録番号」が必要です。
韓国人は「ヤフー」や「ホットメール」などは使いません。
誰でも匿名で会員になれるからです。そのため、「ヤフー」は韓国から撤退しました。
韓国オリジナルのものは、みんな「住民登録番号」を入れるため、匿名での会員登録が難しいので安心です。「naver(ネイバー)」や「daum(ダウム)」などを使います。
そんな韓国人が日本に来て、日本には「身分証」がないことを知ると、とても驚きます。どうやって身分を証明するのか、不思議に思います