韓国では5月8日が「両親の日(母の日&父の日)」その由来と意味をご紹介
韓国では5月8日が「両親の日」です。「母の日」と「父の日」を合わせて「両親の日」です。
ここでは「両親の日」について、由来と意味をご紹介します。
目次 ▼
- ○ 1 韓国では5月8日が「両親の日」「オボイナル(어버이날)」
- ・「両親の日」はアメリカの「母の日」が起源
- ・「両親の日」には感謝の気持ちを込めてカーネーションを贈る
- ・「両親の日」には、両親にプレゼントをしたりいっしょに外食をしたり
- ・花とお金を一緒に「お金花束」を贈る人も多い
- ○ 2 5月全体を「家庭の月」と呼ぶ
- ・5日の子供の日と8日の両親の日を合わせて、その週の週末に家族が集まる
- ・人気のレストランはどこも家族連れでいっぱい
- ○ ※ 韓国語を楽しく学んでみませんか?
1 韓国では5月8日が「両親の日」「オボイナル(어버이날)」
「オボイ(어버이)」は「父、アボジ(아버지)」と「母、オモニ(어머니)」をいっしょにした言葉です。「父と母の日」ですから「両親の日」です。
「両親の日」はアメリカの「母の日」が起源
アメリカでは5月の第2日曜日が「母の日」で、日本も同じですね。それを韓国で毎年は5月8日にしました。1955年に国務会議で決まり1956年にスタートしました。
しかし「母の日」だけだと「父」が入らないので、1974年に「母の日」を「両親の日」と変えました。
「両親の日」には感謝の気持ちを込めてカーネーションを贈る
カーネーションの習慣もアメリカから入りました。「両親の日」が近くなると、あちこちにカーネーション売り場が出現します。
「両親の日」には、両親にプレゼントをしたりいっしょに外食をしたり
韓国では、働くようになったら、物よりも現金で渡すことが多いです。「何かおいしい物を食べて」とか言って渡します。
花とお金を一緒に「お金花束」を贈る人も多い
花束は、もらった瞬間は嬉しいですが、でも花は花ですよね。そのうち枯れちゃいます。
花束をもらったら女性なら、誰でも一度は「この花が全部お札だったらなあ」と思ったことがあるはずです。そんな現実主義的な夢を叶えるのが『花お金束(コットンタバル・꽃돈다발)』です。
2 5月全体を「家庭の月」と呼ぶ
家庭の月 割引行事
5日が子供の日、8日が両親の日と、家族に関係する日が続くからです。
しかし「家庭の月」だからと言って、何か特別なことをするわけではありません。あちこちで家庭の月特別セールとか、特別イベントがあるくらいです。
5日の子供の日と8日の両親の日を合わせて、その週の週末に家族が集まる
家族みんなが平日にいっしょに食べに行くのは難しいので、週末においしいところへ食事をしに行きます。
人気のレストランはどこも家族連れでいっぱい
人気の焼肉店ですが、店を飾って店の前にキャラクターが出て、家族連れにアピールしています。
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監修者
<出身大学>
新丘大学家庭教育学部
<略歴>
ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。
内田 昌弘 (うちだ まさひろ)
韓国語教室ハングルちゃん代表
<資格>
通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)
<出身大学>
京都大学農学部卒業
<略歴>
東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。