韓国語で「もしもし」は? 電話の表現を覚えちゃいましょう。

目次
- ○ 1「もしもし」は「ヨボセヨ(여보세요)」です。
- ・「ヨボ」だけだと、夫婦が自分の配偶者に呼びかける言葉です。
- ・「ヨボセヨ」も、電話以外で、見知らぬ人を呼びかける時にも使います。
- ・「電話をする」という意味のジェスチャーが日本と違います。
- ○ 2「私は〇〇と申します」
- ・「チョヌン〇〇ラゴハムニダ(저는 〇〇라고 합니다) 」
- ○ 3「△△さんお願いします」
- ・「△△シ ブタッカムニダ(△△씨 부탁합니다)」
- ○ 4 電話を取ったら間違い電話だった時
- ・「チャルモッコロッソヨ(잘못 걸었어요)」と言って切りましょう。
- ○ 5 発音の注意点、コツ!
- ・「ハムニダ」は「ハムミダ」、「ブタッカムニダ」「ブタッカムミダ」と発音しましょう。
1「もしもし」は「ヨボセヨ(여보세요)」です。
呼びかけの言葉です。「セヨ(세요)」は「ください」という意味の丁寧形です。
「ヨボ」だけだと、夫婦が自分の配偶者に呼びかける言葉です。
年配の人たちがよく使いますが、使わない人も多いです。
元々は「ヨギポシオ(여기 보시오)」の縮約形です。意味は「ここ見てよ」ですが、本当に見てほしいわけではなく、日本語の「ちょっと」とか「ねえ」という感じです。
「ヨボセヨ」も、電話以外で、見知らぬ人を呼びかける時にも使います。
「ヨボセヨ」は、元々呼びかけの言葉なので、見知らぬ人に「もしもし」と呼びかけることもあります。日本語でも見知らぬ人に「もしもし」と使う人いますよね。
「電話をする」という意味のジェスチャーが日本と違います。
親指と小指だけを立てて耳と口に当てます。ハワイの「アロハ―」の手です。
2「私は〇〇と申します」
電話で相手が出たら名乗りましょう。
「チョヌン〇〇ラゴハムニダ(저는 〇〇라고 합니다) 」
語順が同じです。単語の意味は
「わたくし」⇒「チョ」
「は〔助詞〕」⇒「ヌン」
「〇〇」に自分の名前を入れて
「ラゴ」⇒「と」
「言います」⇒「ハムニダ」
となります。フレーズで覚えてしまいましょう。
3「△△さんお願いします」
もし他の人が電話に出たら、代わってもらいましょう。
「△△シ ブタッカムニダ(△△씨 부탁합니다)」
△△に話したい人の名前を入れて
「さん」⇒「シ」
「お願いします」⇒「ブタッカムニダ」
「ブタッカムニダ」は、直訳すると「付託します」となります。
これもフレーズで覚えてしまいましょう。
4 電話を取ったら間違い電話だった時
電話を取って「ヨボセヨ」と言ったけど、知らない相手だったら、
「チャルモッコロッソヨ(잘못 걸었어요)」と言って切りましょう。
「チャルモッ」⇒「間違えて」
「コロッソヨ」⇒「かけました」
「間違えてかけました」という意味です。
5 発音の注意点、コツ!
「ハムニダ」は「ハムミダ」、「ブタッカムニダ」「ブタッカムミダ」と発音しましょう。
「ム」は「ム」と発音しません。口をつぐむだけです。口をつぐんで「ミダ」と続けましょう。実際、韓国人も、会話の速度では、「ニダ」の「ニ」の音ははっきり出ていません。「ミ」ではないですが「ミ」に近い音ですので、「ハムミダ」で大丈夫です。そのほうがネイティブ発音に近いです。
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