Column コラム

Column

HOME//コラム//【音声付き】韓国語の「ファイティン」「ヒム」は「頑張れ/頑張って」使い方徹底解説!

よく聞く、気になる韓国語の「単語・表現」

【音声付き】韓国語の「ファイティン」「ヒム」は「頑張れ/頑張って」使い方徹底解説!

投稿日:2023年5月1日 | 最終更新日:2024年11月13日

韓国人が、誰かを応援する時によく使う言葉に「ファイティン」があります。日本の「ファイト」から来た言葉で、「頑張って」とか「頑張れ」、あるいは「頑張るよ」という意味です。日本では「ファイト」はほとんど死語になっていますが、「ファイティン」は、同じ意味のオリジナル韓国語よりも日常よく使われていて、とてもイメージのいい言葉です。

目次 ▼

1 ファイティン(Fighting)


Fightは「戦う」という意味なので変な使い方です。このような英語を、韓国ではコリア+イングリッシュでコングリッシュと言います。韓国式英語です。

日本語の「ファイト」から来た

日本では、最近は「ファイト!」と使いませんよね。リポビタンDのコマーシャルくらいでしょうか。「ファイト! 一発!」の「ファイト」。
「ファイト」は「元気出そう」「頑張ろう」「頑張れ」という意味ですよね。

意味は「頑張れ/頑張って」

大統領さま、ファイティン!〔掛け声がかかりました〕
「頑張れ/頑張って」の意味でも使いますし、「いっしょに頑張ろう」の意味でも「ファイティン」を使います。

ハングルの表記法では「F」の音を「ㅍ(p)」で表記する

そのため、そのまま「P」で発音する人もいますが「ファイティン」です。「F」です。

2 ヒム(힘)


日本語で表記すると「ヒム」となりますが、himです。「ム」は口を閉じるだけです。

ヒムネセヨ(힘 내세요)


ヒム(힘)が「力」、ネセヨ(내세요)が「出してください」
合わせて「力出してください」
「元気出してください」「頑張ってください」となります。
これを若者たちは、超短縮してヒム!(힘!)と言います。

3「頑張ります」のポーズ

〔画像出典 : MBCチャンネル〕

日本だとガッツポーズですね。
韓国では「頑張ります!」のポーズです。
「ファイティン!」「ヒム!」と言ったら、皆このポーズをします。

4 韓国語に興味のある方はこちらもご覧ください。

様々な挨拶の表現、自己紹介の表現、旅行で使える表現、ぜひ一緒に見ておいてください。そして、韓国へ行った時に使ってみてください。言葉が通じると楽しいですし、韓国ドラマを見て聞き取れるとうれしいですよね。

関連記事:こんな時韓国語でなんて言うの? よく聞く韓国語の正しい意味は?

※ 韓国語を楽しく学んでみませんか?

楽しく韓国語を学ぶなら新大久保の韓国語教室ハングルちゃんがおすすめ!
ハングルちゃんは
① リーズナブルな料金システム
② 講師は全員韓国生まれ韓国育ちの優しい韓国人
③「話せるように」を目標とした会話中心のレッスン
④ 防音設備の整った清潔な教室
体験レッスンは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

コラム一覧

監修者

監修者の写真

<出身大学>

新丘大学家庭教育学部

<略歴>

ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。

監修者の写真

内田 昌弘 (うちだ まさひろ)

韓国語教室ハングルちゃん代表

<資格>

通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)

<出身大学>

京都大学農学部卒業

<略歴>

東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。