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韓国の暮らし(11)【生活習慣・一般常識・軍隊】

日本と違う韓国の食事のマナーを徹底解説!

投稿日:2023年1月18日 | 最終更新日:2023年10月25日

日本と韓国は文化が近いので、マナーや常識はだいたい同じです。しかし、食事のマナーには、違うところがいくつかありますので、韓国でマナー違反にならないように、ここでしっかり覚えてください。

目次 ▼

1 食事の時は、スプーンと箸、両方を使います。

スプーンをスッカラッ(숟가락)、箸をチョッカラッ(젓가락)と言います。また、スプーンと箸を合わせてスジョ(수저)と言うこともあります。

スプーンや箸は、縦に置くのが礼儀です。

ご飯を食べる時も、基本はスプーンを使います。

スープを飲んだり、ビビンバなどを食べる時も使います。

箸は、スプーンを使えない時に使います。

副菜であるキムチやナムルをとる時や、さしみや焼き魚を食べる時に使います。

スプーンがメインで、箸は補助的に使います。

韓国人はスプーンを昔から使っています。もしかしたら、騎馬民族のスプーンと、中国の箸と、両方を受け継いだのかもしれません。

2 ご飯を食べる時は、器は食卓に置いたまま、スプーンで食べます。

器はステンレス製ですから、できたてのご飯を入れたら、熱くて持てません。

持ったらやけどします。
王や王妃、両班貴族は皆、熱いものを入れたら持つことができない、銀や真鍮製の物を使っていました。

今はステンレスですが、私の両親の世代までは真鍮製でした。

真鍮は、錆びやすいので、いちいち磨くのがとても大変です。
今は、薬品で簡単に磨けるものが出ていますが、昔は、ありませんでした。

今も、伝統の韓式料理屋に行くと、食器やお箸、スプーンがすべて真鍮のところもあります。

韓式食堂で、黄色くて重い食器やお箸が出てきたら、それは真鍮です。
真鍮を、韓国語でノッセ(놋쇠)と言います。黄色い鉄という意味です。

昔の王族は銀の箸やスプーンでした。

日本でもヨーロッパでも王侯貴族や将軍がそうでしたが、銀は、暗殺するときに使われる毒である砒素に反応するので、毒見として使われていました。

今でも、銀の箸やスプーンはあります。私も、子供の時、銀の箸を使っていました。
でも、銀の箸は、曲がったり折れたりしやすいです。私も、使っているうちに、曲がって折れてしまいました。

3 ビビンバもカレーも牛丼も、きれいに混ぜて食べます。

ビビンバというのは 「混ぜご飯」という意味です。

きれいに均等に混ぜて食べます。混ぜ方が足りないと、おいしくありません。

韓国ではカレーも同じで、まず混ぜます。

均等に混ぜないと、おいしくないです。
韓国では、カレーにもキムチが出ますが、このキムチもカレーに混ぜる人が多いです。キムチとカレーを別々に食べる人も多いですが、カレーとキムチをいっしよに食べるとおいしいです。

日本で牛丼を食べる時も同じです。

牛丼もきれいに混ぜないと、おいしい感じがしません。

ホットドッグも、ケチャップやマスタードはきれいに混ぜてからはさみます。

コストコでホットドッグを買うと、パンの間にソーセージが入っているだけで、ケチャップやマスタードは、セルフサービスです。韓国も同じです。
日本人は、パンを開いてホットドッグに直接ケチャップをかけたり、マスタードをかけたり、たまねぎのみじん切りをかけたりしますよね。
韓国人は、ケチャップやたまねぎを、一旦、お皿の上に載せて、きれいに混ぜてから、ホットドッグの間にはさみます。
きれいに混ぜるのは、韓国ではとても大事なことです。

4 食べる時に、音を立ててはいけません。

くちゃくちゃ食べてはいけないということで、日本も同じですよね。日本で音を立てて食べるのは「おそば」を食べる時だけですが、韓国人には『日本人はいつもくちゃくちゃ音を立てて食べる』というイメージ(誤解)があります。

5 必ず年長者が手をつけたあとで食べ始めます。

6 他にもたくさんある、日本と違う韓国のマナー、礼儀、考え方の違いや常識について

日本と違う韓国のマナー、礼儀、考え方、常識について

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