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韓国語文法まとめ

頻度を表す言い方 &「とても」を意味する言葉

投稿日:2022年3月30日 | 最終更新日:2024年7月18日

ここでは2つの項目を学習します。

 1 頻度の表現(よく、時々、1週間に1回・・)
 2 「とても」を意味する表現

目次 ▼

1 頻度を表す表現

「よく」

まず、日本語の「よく」の使い方を見ておきましょう。
① 天気のいい日には、よく散歩をします。(頻度が多い)
② よくわかりました、よくわかりません (十分に)
③ よく書けてますね、よくやった (上手に・うまく)
④ よくあんなことできるな (反語)
日本語の「よく」(副詞)には、大きく4つの使い方があります。

他にも「よく」には
⑤ 天気が良くなりました。
⑥ 今日はお日柄も良く、・・
という「よく」もありますが、これは、形容詞「良い」(会話では「いい」)の連用形です。

副詞の「よく」の使い方を、韓国語で見ると、
① 頻度が多い ⇒ 자주
② 十分に ⇒ 잘
③ 上手に・うまく ⇒ 잘
④ 反語 ⇒ 어떻게 그런~等
意味によって、韓国語は違いますので、日本語の「よく」が、どんな使われ方の「よく」なのか、まず、考えてください。

頻度を表す副詞 

よく(頻度が多い)   자주
時々  가끔
たまに  아주 가끔
ぜんぜん~ +否定形   전혀

一日に何回、一週間に何回、一か月に何回、一年に何回

1日 하루
1週間 일주일
1か月 한달
1年 일년[일련]
に 에
~回 번〔番〕
日本語から直訳でOKです。

2 とても

「とても」を意味する副詞は아주

例) とてもおいしいです ⇒ 아주 맛있어요
この表現が標準ですが、最近の若い人たちは、아주 をあまり使いません。

너무 をよく使う

例) とてもおいしいです ⇒ 너무 맛있어요
更に強調して 너무 너무 맛있어요

너무 は、本来、否定の意味を強調する言葉

例えば、너무 비싸다 「高すぎる」というように、너무 は「~すぎる」のニュアンスに近いです。
「~すぎる」は、限度を過ぎたという否定のニュアンスを強調する言葉ですが、最近は、「おいしすぎ」のように、肯定の意味を強調する使い方をする人も、若者を中心に、たくさんいて、韓国語の 너무 も同じような感じです。
文法的には、おかしな使い方ですが、たくさん使われている、そんな表現になります。
ですので、まだ韓国語のレベルが初級の皆さんが、使うことはお勧めしません。

会話では「本当に~」という表現を使うことをお勧め

例) 本当においしい ⇒ 진짜 맛있다、정말로 맛있다

※ 『発音』『文法』総整理

韓国語の『発音』『文法』を、わかりやすく解説しています。
今まで学習した中で、よくわからないところ、不安のあるところは、こちらの徹底解説と例文で、しっかりと整理しておいてください。

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監修者

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<出身大学>

新丘大学家庭教育学部

<略歴>

ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。

監修者の写真

内田 昌弘 (うちだ まさひろ)

韓国語教室ハングルちゃん代表

<資格>

通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)

<出身大学>

京都大学農学部卒業

<略歴>

東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。