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韓国の暮らし(06)【教育・学校・受験】

韓国人の英語学習やTOEICについて


「e4u」は「English for you」の意味です。

目次

TOEICの平均点数では、韓国676点、日本は517点です。

1位カナダ(フランス語圏)、2位ドイツ、3位ベルギー、4位レバノン、5位イタリア、6位チェコ、7位フィリピン、8位フランス、9位モロッコ、10位ヨルダン、17位韓国、30位中国、37位台湾、38位香港、39位日本、47位インドネシア、

2000年には平均点数はほぼ同じでした。

日本が561点、韓国が558点でした。
日本は、この20年で平均点数が下がっています。企業などで、積極的に受験させるようになったからかもしれません。受験者数は2000年の100万人から250万人と大幅に増えました。

受験者の数は、200万人以上で日本と韓国、ほぼ同じです。

韓国では、大学生がたくさん受験します。そこが日本と違います。
また、韓国の人口は、日本の40%くらいですから、人口比のTOEIC受験率は、日本の2.5倍になります。

韓国では、就職するなら英語は必須です。TOEIC必須です。

以前、ソウルのロッテホテルのレストランで厨房長(料理長)をしていた人の話ですが、厨房長(料理長)になる時、英語の試験があったそうです。厨房長(料理長)なんて、料理さえおいしければそれでよさそうですが、韓国では、英語が必須です。
「外国のお客様と話す機会があるかもしれないから」だそうです。
実際には、勤務した5年の間、英語を使う機会は全くなかったそうですが、そのくらい、韓国は、英語が必須です。

韓国では、就職の時に、英語や大学の成績が大きく影響します。

特に大企業なら書類審査で落ちます。

ですので、韓国の大学生はみんな英語を勉強しています。

でも、履歴書に載せることが必要なので、勉強は会話よりもTOEIC中心です。TOEIC800点は当たり前で、900点以上ないと一流企業ははじめから無理です。TOEICの点数が高くても英語の会話力があるとは限りませんが、いくら英語が話せてもTOEICの点数が低ければ、履歴書の上では低く評価されてしまいますから、とにかくまずTOEICです。

就職の時はTOEICの点数を重視しますが、実際の仕事で必要なのは会話力です。

また、仕事で日本語や中国語が必要なこともあります。

ですから、会社に入ってからも英語や他の外国語を必死で勉強します。そうしないと昇進もできないからです。

韓国人は、人生をかけて外国語の勉強するので、やる気や熱意が違います。

英語は語学院(語学学校)などで勉強します。

大学生の中には、語学研修や海外留学へ行く人がとても多いです。

英語ができるのが一番ですが、英語が苦手な人は、日本語とか中国語を選ぶことが多いです。最近は、日本語よりも断然中国語ですけど。

最近はインターネット講義も増えていますし、スタディーと言って、グループを作って一緒に勉強する人たちも多いです。

会社や大学に行く前の時間か、会社や大学が終わってからの時間、あるいは、週末に勉強します。

大部分の人は「語学院(語学学校)」に通って勉強します。

会社や大学に行く前の時間か、会社や大学が終わってからの時間、朝なら毎日1時間ずつ、夜なら変則週3回〔月10回〕2時間ずつ、勉強するのが普通です。
朝一番早いクラスは、午前6時半から、夜一番遅いクラスは、午後10時までです。

ソウルの中心部の大きなビルが、語学院のビルです。

繁華街の一等地にある、一番とか二番目に大きいビルが、語学院(語学学校)というのが韓国です。韓国人は、小さな学院より、大きな学院を好みます。大きくて新しくてきれいなところが一番人気があります。もちろん教え方のいいところが最高ですが、大きいところにいい講師も集まる傾向があります。

ソウル市の中心部、チョンノ(종로・鍾路)のタブコル公園(탑골공원)南側にある大きなビルが語学院のビルです。隣のビルも、その隣のビルも、語学院です。

YBM本社ビルです。上のほうの階は関連会社ですが、真ん中へんは、すべて教室です。この会社は「ナショナルジオグラフィック」とか「TOEIC」もやってます。

カンナム(강남・江南)駅周辺の繁華街でも、一番大きいビルが語学院のビルです。

パゴダ学院のパゴダタワーです。上の階は賃貸オフィスになっていますが、まん中くらいまで全て教室です。

日本で言うと、新宿や有楽町に、語学学校の巨大なビルがある、そんな感じです。

そこで、大勢の大学生や会社員が、英語や中国語、あるいは日本語を勉強しています。90%以上が英語です。

韓国人は、ビーチリゾートでも語学研修でも、たくさんの人がフィリピンに行きます。

ビーチリゾートはセブとかボラカイで、語学研修ならマニラかセブです。

日本人には治安の悪いイメージが強いみたいですね。確かに、フィリピンには治安のよくないエリアもありますが、

セブやボラカイは、そのエリアにいる限り安全ですし、マニラでも、お金持ちのエリアの治安体制は万全です。

お金持ちがたくさん住んでいるエリアは、広いエリアがフェンスで囲まれ、入口には検問もあります

そして、そんなエリアに韓国人はたくさん住んでいます。

フィリピン在住の韓国人は10万人弱います。日本人は1万7千人弱ですから、韓国人が圧倒的に多いです。そして、

語学留学に行く人も旅行で行く人も、日本人はほとんどいなくて、韓国人だらけです。

フィリピンに英語の勉強をしに行く理由は、やはりお金です。

アメリカやイギリスなどは物価も高いし、語学学校も、たいていは10人以上のグループレッスンです。しかし、フィリピンなら午前中はグループレッスン、午後は個人レッスン、寮があって食事もあって、ひとり部屋が月々200万ウォンくらいです。(フィリピンも、この10年で、随分高くなりました)

フィリピンで、スパルタ式に3か月とか6か月間、集中的に勉強します。アメリカやカナダへ語学留学に行く前に、フィリピンで3か月という人も多いです。

また、最近は、夏休みのジュニアキャンプも人気があります。

小学3年生から中学生3年生の子供たちが、1か月間、缶詰になって、集中的に英語の勉強をします。基本のスケジュールは、午前中はマンツーマン、午後は4人程度のグループ、夜も補助の先生の元で自習をしたりスピーチの準備をしたりします。とにかく1日中英語漬けです。費用は飛行機代から食費から全て込みで300万ウォンから350万ウォンくらいです。

奥さんと子供だけフィリピンに行く家族もいます。

理由は、カナダやオーストラリアより、ずっと安く滞在できるからです。フィリピンの学校は基本、全て英語ですから、アメリカやイギリスよりも安く安全に英語をマスターさせられます。

そんな家族は、だいたいマニラ首都圏のケソンとか、お金持ちエリアであるマカティに住みます。家は広くてプールがあってお手伝いさんもいます。

新大久保で働いている人の中でも、奥さんと子供はフィリピンという人がいます。

フィリピンなら、日本から気軽に行ったり来たりできる、というのも、フィリピンを選んだ理由だそうです。自分は日本に住んでも、子供には英語の教育を受けさせる、そんな日本在住韓国人も増えています。

韓国では、英語幼稚園が人気です。

子供が小さいうちから英語を習わせます。

クラスは、ネイティブの先生と英語のできる韓国人の先生が2人で担任する所が多いです。

子供が英語に興味があれば、確実に効果はあるそうです。

英語幼稚園がどんどん増えています。

2014年には306か所でした。2019年以降はコロナ禍で認可がストップしていましたが、2022年から、また認可されるようになり、徐々に増えています。

幼稚園の教習費は、毎年どんどん上がっていて、だいたい、月に平均で10万円です。

もし、子供2人を通わせたら幼稚園費だけで月に20万円です。それでも、子供のために少し無理してでも通わせようという親が増えています。10年くらい前までは、英語幼稚園と言えば、裕福な江南地区だけでしたが、今では韓国どこでもあります。
金銭的に余裕のある家庭に生まれた子供は、韓国では教育水準も高くなります。

奥さんと子供だけを英語圏に送る人も少なくありません。

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