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日常会話で使える韓国語タメ口フレーズ12選!敬語や丁寧語についても徹底解説!

投稿日:2021年1月8日 | 最終更新日:2024年10月25日

韓国語には日本語のタメ口にあたる言葉遣い「パンマル」のほかにも、敬語や丁寧語にあたる「チョンデンマル」、もしくは「ノッピンマル」も存在します。
ここでは、日常生活に使えるタメ口フレーズに加え、タメ口、敬語、丁寧語の種類や使い方について詳しく解説します。
韓国の文化をより深く理解するためにも、タメ口の使い方だけでなく言葉遣いのルールやマナーを知っておきましょう。

目次 ▼

1 日常会話で使える韓国語のタメ口フレーズ12選!使えるシチュエーションも徹底解説!

ここからは、日常生活で使える韓国語のタメ口フレーズや使えるシチュエーションについて解説します。

韓国語のタメ口フレーズ① 「おはよう!」は「チョウナッチム!(좋은 아침!)」

韓国語で「おはよう」は「チョウナッチム(좋은 아침)」と言い、英語の「グッドモーニング」を韓国語で「いい(좋은)朝(아침)」と訳したものです。「アンニョンハセヨ(안녕하세요)」も朝の挨拶としてよく使われますが、友達同士の軽い挨拶なら「チョウナッチム」の方がより親しい感じがするでしょう。

韓国語のタメ口フレーズ② 「よく休めた?」は「チャルジャッソ?(잘 잤어?)」

「チャルジャッソ?(잘 잤어?)」は「よく」を意味する「チャル(잘)」と「寝た」を表す「チャッソ(잤어)」を合わせた表現で、直訳すると「よく寝れた?」という意味になります。
相手によく休めたか聞く時、つまり朝の挨拶の代わりとしても使えます。

韓国語のタメ口フレーズ③ 「じゃーね」は「チャルガ(잘 가)」

「チャルガ(잘 가)」は「じゃーね」「バイバイ」という意味で、友達と別れる際に使えます。

韓国語のタメ口フレーズ④ 「うん」は「ウン(응)」

相手の話に相づちをうつ際は日本語と同じで「ウン(응)」を使います。日本語の「うん」と同様、カジュアルなシーンで使える言葉です。

韓国語のタメ口フレーズ⑤ 「ううん」は「アニ(아니)」

「アニ(아니)」は「ウン(응)」の逆で、「ううん」と相手の意見を否定する際に使います。
また、「アニアニ」と繰り返すことで、日本語の「いやいや」のように強い否定の意味になります。

韓国語のタメ口フレーズ⑥ 「そうだね」は「クレ(그래)」

相手の意見に同意する際や相づちをうつ時は、「そうだね」の意味で「クレ(그래)」が使われます。
また、「クレ?」と疑問形にすれば、「そうなの?」という意味としても使えます。

韓国語のタメ口フレーズ⑦ 「オッケー」は「オケイ/オキオキ(오케이/오키오키)」

「OK」は韓国語で「オケイ/オキオキ(오케이/오키오키)」と言います。日本語の発音は「オッケー」ですが、韓国語では「オケイ」と伸ばさずに発音するのが特徴です。

韓国語のタメ口フレーズ⑧ 「いいね!」は「コル!(콜!)」

「いいね」は韓国語で「コル(콜)」と言います。英語の「call」に由来した言葉で、若者がよく使う言葉として知られています。
「クレ(그래)」や「オケイ(오케이)」よりも相手の意見にのった!という気持ちが表現しやすいので、ぜひ友達に使ってみてくださいね。

韓国語のタメ口フレーズ⑨ 「お願い」は「チェバル(제발)」

「チェバル(제발)」は、お願いするときに強調する「どうか」の意味です。ですので、特に切実なお願いをしたい時に使う言葉です。
「チェバル」を使うことで相手に切迫した状況が伝わりやすいため、どうしても助けてほしい時や頼みごとをしたい場合に使うのがおすすめです。

韓国語のタメ口フレーズ⑩ 「ありがとう」は「コマウォ(고마워)」

親しい友達などに感謝の気持ちを伝えたい時は「ありがとう」という意味の「コマウォ(고마워)」を使いましょう。
「コマウォ」はタメ口表現のため、上司や目上の人に対しては「カムサハムニダ(감사합니다)」を使うのが一般的です。

韓国語のタメ口フレーズ⑪ 「いいよ、いいよ」は「アニヤ アニヤ(아니야. 아니야)」

「アニヤ アニヤ(아니야. 아니야)」は「いいよ。いいよ」という意味で、「どういたしまして」と同じように使えます。
相手が「コマウォ」と言ってきた時に使ってみましょう。

韓国語のタメ口フレーズ⑫ 「大丈夫だよ」は「ケンチャナ(괜찮아)」

「ケンチャナ(괜찮아)」は日本語で「大丈夫」を意味する言葉です。日本語の「大丈夫」と同様に、相手を思いやる意味のほかにも「問題ない」「必要ない」など様々なニュアンスで使われる便利な言葉のため、ぜひ覚えておきましょう。

2 日常会話でも使い分けが必要!韓国語のタメ口・敬語・丁寧語について解説!

日本では人によってタメ口と敬語の使い分けに差がありますが、韓国は年上の人や目上の人を尊重する儒教の影響が強いため、言葉の使い分けには特に注意しなければいけません。ここからは、韓国語のタメ口、敬語、丁寧語について解説します。
タメ口は반말(パンマル)と言います。「반(パン)」は半分、「말(マル)」は言葉、という意味なので、반말(パンマル)は「半分の言葉」という意味になります。礼儀半分の言葉です。

タメ口は礼儀半分の意味がある

タメ口は韓国語で「반말(パンマル)」と言います。「반(パン)」は「半分」、「말(マル)」は「言葉」という意味なので、直訳すると「半分の言葉」という意味になります。
たとえ親しい間柄だとしても、目上の人や年上の人に対してパンマルを使うことは失礼にあたるため、注意しましょう。

韓国語の丁寧語には2種類ある

韓国語の丁寧語には「ニダ」タイプと「ヨ」タイプの2つが存在します。
どちらも「~です」という意味で文章の最後、語尾につけて使われますが、「ニダ」の方が「ヨ」よりもよりかしこまった言い方になります。
例えば、会社などで目上の人と話す時や大勢の前でプレゼンをする際など改まった場所では「ニダ」を使うのが一般的です。

実は日本語も否定形は丁寧語が2種類ある

日本語でも丁寧に否定する際は、「寒いです」「寒くありません」のように、否定形が2種類存在します。
例えば、会社の上司に「寒くないか」と聞かれた時、「寒くないです」と答えるよりも、「寒くありません」と答えた方がより丁寧な感じがしますよね。
簡単に言うと「寒くありません」が「ニダ」のタイプで、「寒くないです」が「ヨ」のタイプです。

3 韓国では言葉遣いが厳格

日本でも目上の人や初対面の人に対して敬語を使うことがマナーだとされていますが、儒教の影響が強い韓国では日本よりも言葉遣いに対する考え方が厳格です。

年下は必ず丁寧語を使う

韓国では、年下は年上に対して必ず丁寧語を使わなければいけません。家庭によっては両親や親戚など、自分の身内に対しても敬語を使うことがあります。
また、日本では学校の先生に対して親しみを込めてタメ口で接することがありますが、韓国ではたとえ小学生であっても先生にタメ口を使うことはありえません。

初対面やビジネスでは丁寧語

日本と同様に、ビジネスシーンでは敬語が使われます。また、初対面の人に対して敬語を使うこともマナーだとされています。
日本では、店の店員に対して丁寧語を使わない人もいますが、韓国では初対面の相手に対してタメ口を使うことはほとんどありません。

明らかに相手が子供の時は丁寧語を使わない

韓国では基本的に初対面の相手に対しても丁寧語を使いますが、相手が明らかに子供の場合はタメ口で接します。
韓国では年上が年下に対して敬った表現をすることはないため、大人が子供に敬語を使うことはありません。日本のテレビを見るとアナウンサーが小学生に対して丁寧語でインタビューする場面が見られますが、韓国では考えられないでしょう。

言葉遣いはうっかり間違えると大変なことに

日本では親しみの意味を込めて敬語を使わないこともありますが、韓国語では単にぞんざいになるだけです。
特に韓国では日本よりも上下関係が厳しく、年上の人に対して礼儀を重んじる習慣があるため、間違った言葉遣いをしてしまうとトラブルの原因になるかもしれません。
タメ口と敬語の使い分けに注意しながら、正しい韓国語を学んでいくことが大切です。

4 意味を間違いやすい韓国語をわかりやすく解説!

以下の記事では意味を間違えやすい韓国語をわかりやすく解説しています。こちらも合わせてご覧ください。

関連記事:意味や使い方の間違いやすい単語や表現

関連記事:こんな時韓国語でなんて言うの? よく聞く韓国語の正しい意味は?

5 まとめ

今回は、日常生活で使える韓国語のタメ口フレーズに加え、タメ口、敬語、丁寧語の種類や使い方についてまとめました。
タメ口表現を身に付けることで韓国の友達とより気軽に話せる機会が増えるため、よく使うフレーズを覚えておきましょう。
しかし、タメ口表現は基本的に同い年か年下に対してしか使えないので、シチュエーションに応じて敬語とタメ口を使い分けることが大切です。

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監修者

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<出身大学>

新丘大学家庭教育学部

<略歴>

ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。

監修者の写真

内田 昌弘 (うちだ まさひろ)

韓国語教室ハングルちゃん代表

<資格>

通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)

<出身大学>

京都大学農学部卒業

<略歴>

東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。