韓国のコーヒー事情〔スタバ、コンビニ〕

目次
- ○ 韓国語で「コーヒー」は「コピ(커피)」です。
- ・「コーヒー」と発音の似ているものに「鼻血」「コピ(코피)」があります。
- ○ 韓国では、年々、コーヒー消費量が増えています。
- ・成人一人当たりでは、平均で年間だいたい360杯飲んでいる計算になるそうです。
- ・今では、街中、コーヒーショップだらけです。全国に10万店舗以上あるそうです。
- ・そんな韓国を揶揄して『韓国コーヒー共和国』と言います。
- ○ 最近は、テークアウトのコーヒーも人気ですが、人気の1位は、やはり、スターバックスです。
- ・2022年現在、全国の店舗数は、1700店ちょっとです。日本も1700店ちょっとなので、店舗数としては同じです。
- ・韓国は、元々コーヒーの値段が高かったです。
- ・そのため、スターバックスは、他のコーヒーショップよりも値段が高いのですが、一気に普及したように思います。
- ○ コンビニコーヒーも人気です。
- ・基本的には、日本のコンビニと同じです。
- ○ 韓国のコーヒー消費量は、それでも、まだ日本より少ないらしいです。
- ・日本の年間のコーヒー消費量が48万トンで、韓国は15万トンだそうです。
- ・コーヒーショップも、既に飽和状態に見えるのですが、それでも更に増え続けています。
韓国語で「コーヒー」は「コピ(커피)」です。
「コ(커)」は、口を縦に開けて発音する「コ」です。「カ」と「コ」の中間くらいの音になります。
「コーヒー」と発音の似ているものに「鼻血」「コピ(코피)」があります。
カタカナで書くと同じになります。「鼻血」のほうは、口を丸めて発音する「コ」です。
もし間違えて「鼻血ください」と言っても状況でわかってくれるはずですが、少し笑われるかもしれません。
韓国では、年々、コーヒー消費量が増えています。
成人一人当たりでは、平均で年間だいたい360杯飲んでいる計算になるそうです。
平均で、1日1杯飲んでいることになります。
今では、街中、コーヒーショップだらけです。全国に10万店舗以上あるそうです。
この数は、全国のコンビニの店舗数とチキン屋の数を合わせた数よりも多いそうです。
そんな韓国を揶揄して『韓国コーヒー共和国』と言います。
最近は、テークアウトのコーヒーも人気ですが、人気の1位は、やはり、スターバックスです。
2022年現在、全国の店舗数は、1700店ちょっとです。日本も1700店ちょっとなので、店舗数としては同じです。
しかし、韓国の人口は、日本の40%ほどです。いかに、韓国にスターバックスが多いかわかると思います。ちなみに、韓国のスターバックスは、サムソン系の新世界グループの経営です。
韓国は、元々コーヒーの値段が高かったです。
韓国は、簡単な食事と、コーヒーショップのコーヒーと、値段はほとんど同じです。カフェのようなおしゃれなところだと、食事より高いくらいです。これは、韓国人でも、不思議に思ったり、おかしいと思っている人がいて、以前、テレビの番組で、この「なぜ」を追究したのを見たことがあります。
お店の経営者の話では、「食事は食べたらさっさと店を出て行くけど、コーヒーは一杯注文しただけで、いつまでも店でおしゃべりをしている」「だからそうなる」ということでした。
食堂とコーヒーショップでは、「客の回転率が違うからしょうがない」ということらしく、そう言われればそうだなと思いました。
日本も、牛丼屋のように回転率の高いところは値段が安くないですか? 牛丼屋の牛丼より、スターバックスのコーヒーのほうが、ずっと高いですよね。
韓国では、ずっと以前から、簡単な食事よりコーヒーのほうが高い、というのが常識でした。
そのため、スターバックスは、他のコーヒーショップよりも値段が高いのですが、一気に普及したように思います。
コンビニコーヒーも人気です。
基本的には、日本のコンビニと同じです。
日本で流行って、韓国にも入りました。
韓国のコーヒー消費量は、それでも、まだ日本より少ないらしいです。
日本の年間のコーヒー消費量が48万トンで、韓国は15万トンだそうです。
1人当たりで考えると、韓国は、日本の85%くらいです。
ですので、まだまだ伸びる余地があると判断されているようです。