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韓国人の年俸と日本人の年俸を比べてみた

投稿日:2020年1月17日 | 最終更新日:2024年7月17日

日本人の年俸がぜんぜん伸びない間、韓国人の年俸はどんどん上がりました。
ここでは、日本人の年俸と韓国人の年俸を比べてみました。

目次 ▼

1 韓国人の平均年俸は

為替レートは、平均すると、だいたい100円=1000ウォンです。

2019年の大卒新入社員の平均年俸は3233万ウォン

就職情報会社の調査です。上から、大企業、中堅企業、中小企業です。韓国では大企業と中小企業の差が大きいです。

別の就職情報会社の調査でも大企業と中小企業の差は大きく、中小企業は大企業の70%程度

はじめは70%ですが、この差が毎年大きくなります。福利厚生も大きく違いますから、韓国人は皆大企業を目指します。

新入社員だけではない一般会社員全部の平均年俸だと平均4387万ウォン

2016年のものです。平均が4387万ウォンですが、これは高額年俸の人も含めたものなので、100人中、上から50番目の人は3254万ウォンです。

2 日本人の平均年俸ですは432万円

国税庁の民間給与実態調査の記録です。

韓国4387万ウォン、日本432万円

為替レートの変動で変わりますが、一般的に考える100円が1000ウォンとすると同じくらいですね。つまり、韓国人の平均年俸と日本人の平均年俸は、だいたい同じと考えていいと思います。韓国が追いついたわけですけど、日本はずっと止まったままに見えます。日本が止まったままだから追いつけた、そんな感じです。

3 韓国から見ると、日本は発展をやめてしまったように見える

世界はどんどん発展していて物価も上がっている

アメリカで20年前に100ドルで買えた物は、今100ドルでは買えません。
アメリカに行ったことのある人はわかると思います。ニューヨークでもハワイでも、とても物価が高いです。20年前にはそれほど高いと思わなかったのに、今ではすごく高いと感じる、それが一般の日本人の感覚ではないでしょうか?

日本は今も昔も100円のものは100円

世界の中で、日本だけが物価が上がっていませんが、物価はどんどん上がるのが世界の常識です。

日本円の価値が下がっていることになる

日本だけ物価が上がりません。20年前も今も為替レートが1ドルが100円くらいでぜんぜん変わらないということは、つまり日本のお金の価値が相対的に下がっているということです。でも日本ではマスコミでもそのへんのところは考えないみたいですね。

その後の3年で、韓国が微増、日本は横ばいなので差は開いている

このまま行くと、日本から韓国に出稼ぎに行くようになりますね。

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監修者

監修者の写真

<出身大学>

新丘大学家庭教育学部

<略歴>

ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。

監修者の写真

内田 昌弘 (うちだ まさひろ)

韓国語教室ハングルちゃん代表

<資格>

通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)

<出身大学>

京都大学農学部卒業

<略歴>

東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。