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韓国の暮らし(02)【家・マンション・お金・ショッピング】

韓国のマートについて


目次

韓国で、買い物と言えば「マート」です。

日本の「イオン」のようなショッピングセンター&スーパーを、韓国では「大型割引マート(대형할인마트)」と言います。
大型マートのチェーンは、みっつあります。

一番大きい「マート」は、「イーマート(이마트)」です。

「イーマート」は、サムソン(삼성)系列の「新世界百貨店(신세계백화점)」グループです。

2番目が「ホームプラス(홈플러스)」

元々はサムソンとイギリスのテスコとの合弁でしたが、今は、サムソンが手を引いて、テスコ(TESCO)の単独になっています。

3番目は「ロッテマート(롯데마트)」です。

アメリカの「ウォルマート」やフランスの「カルフール」も韓国に進出しました

しかし、みな撤退しました。「カルフール」は韓国では「カルプ(까루프)」と言いました。韓国人の志向に合わなかったようです。「ウォルマート」は、なんか「置いてあるだけ」という感じで、ショッピングの楽しさがなかった感じでした。撤退後、店舗はイーマートに変わりました。

マートのカートはすべて大型です。

買い物かごもありますが、使う人は少ないです。みんないっぱい買うからです。

日本のショッピングセンターは、普通各階ごとにレジがありますね。でも、韓国では、「マート」のレジは各階共通なので、このカートで上の階へ行ったり下の階へ行ったりして、最後にまとめてレジで計算します。ですから、エスカレーターは全てムービングベルトです。

10年くらい前に、子供用の「乗り物型カート」が韓国でも登場しました。

日本のまねですね。

「マート」へは、普通「車」で行ってまとめ買いをします。カートに「山盛り」買って行く人も多いです。

日本でいうとイオンのような「スーパー」と「ホームセンター」を合わせたような感じだと思います。

韓国には「ホームセンター」はありません。「マート」へ行きます。
「マート」は、とにかく何でもあります。テレビも冷蔵庫もあります。
新しい「マート」には映画館が併設されているところもあります。

「マート」へは週末に行く人が多いですが、平日の夜に行く人も多く、夜の遅い時間でもけっこう人がいます。

以前は年中無休(연중무휴)、24時間営業でした

あまりに「マート」に買い物客が集まるため、日本の商店街に当たる、市場(シジャン)の人たちから、規制を求める反対運動があり、今は、月に2日の休業日が義務付けられ、深夜営業もなくなりました。

日本のような「ショッピングシャトルバス」はありません。

1990年代の後半ごろには、半径5キロくらいに、無料の「ショッピングシャトルバス」を運転して近所に住む主婦たちを集めていましたが、市内バスを運行するバス会社や市場(シジャン)の人たちの反対運動で、これを禁止する法律が作られました。

韓国にも「倉庫型割引店(창고형할인점)」があります。

倉庫型の代表は「コストコ」です。

「コストコ」はアメリカの会員制のスーパーで、日本にもありますよね。
数は多くないですが、韓国にもあって、人気があります。

「トレイダース ホールセールクラブ(트레이더스 홀세일 클럽)」のほうが人気があります。

「コストコ」のまねをした「倉庫型割引店」にイーマートが進出しています。
なんか落ち着いていて「コストコ」よりきれいじゃないですか? 

売上高は、今では、コストコをはるかに上回っています。韓国人には、大きくて、新しくて、きれいなところが人気があります。

マックスバリューくらいのスーパーもマートです。

大型でないスーパー、日本で言うと「マックスバリュー」とか「ベルク」とか「ピーコック」も「マート」です。

イーマート系列は「イーマートエブリデイ」

ロッテ系列は「ロッテスーパー」です。

「スーパー」は店の名前で、「マート」と言います。

大手の系列ではない「マート」もたくさんあります。

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