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韓国語表現

カルビというのは、あばらのことです。

日本人も好きな、おいしいカルビ。

目次

日本でも「カルビ」で通じますね。

でも、「カルビ(갈비)」が、具体的に、どういう意味か知らない人も多いのではないでしょうか?

カルビというのは「あばら」のことです。

あばら骨のあばらです。ですから、人のあばら骨もカルビです。ただ、人の場合は、普通、骨(뼈)をつけて「あばら骨(갈비뼈)」と言います。

肉の場合は、牛カルビ(소갈비)と豚カルビ(돼지갈비)があります。

日本のスーパーでも牛カルビはカルビと表示してあることがありますね。豚カルビは「スペアリブ」とか「骨付きばら肉」という表示になってます。

この肉に味付け(しょう油、ニンニク、砂糖等々)して焼いたのが「カルビ」です。

韓国で、カルビというのは、普通骨付きです。

別に骨がくっついてなくても、カルビはカルビなんですが、骨がないと、なんか感じが出ませんし、

骨がついてないと、安い肉をカルビと偽って、高く売ってるんじゃないかと疑います。

だから、アメリカから輸入する時も、わざわざ骨付きで輸入します。骨は捨てちゃうだけなのに…。テレビで「無駄だからやめたほうがいい」と特集されたことも何度かありますが、韓国人は、骨がついてないとだめなんです。

カルビと言えば、タッカルビ(닭갈비)があります。

チーズタッカルビでブームになったタッカルビ。鶏肉の炒め料理です。

タッ(닭)は鶏で、カルビ(갈비)は「あばら」なので、文字通りに訳すと、鶏のあばら肉になりますが、

この料理の場合、ちょっと違います。鶏肉のあばらでは、鶏がらになってしまい、食べるところがありません。

ちょっと高級感を出すために、名前に「カルビ」をつけただけです。

カルビが高級肉の代名詞のようになったため、タッカルビのように、高級感を出すためだけに使われることもあります。タッカルビは、テーブルの上の鉄板で、ひと口大に切った鶏肉と野菜を炒めた料理で、そんなに辛くないから日本人の口にも合いますよね。

そして、タッカルビと言えば、チュンチョン(춘천・春川)が有名です。

春川は「冬のソナタ」の撮影地として有名になったところです。

ここに、別名タッカルビ通りという路地があります。

狭い路地の両側が全部タッカルビの店です。

元祖の店だらけです。

元祖ってひとつじゃないの? って思うかもしれませんが、みんな元祖です。

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