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韓国語講座

韓国語初歩まずは「基本母音10個」文字と発音のコツ徹底解説

目次

1 基本母音は10個あります。

基本の母音だけで10個なんて、そんなにたくさんあるの! そう思うかもしれませんね。日本語は「あいうえお」と、母音が5つしかありませんから、とても多く感じますよね。
でも、基本母音10個の中には「や」とか「ゆ」とか「よ」のような、日本語なら「子音+母音」と考えるものも入っています。そのため、ちょっと多く感じてしまいます。もちろん、日本語にはない「母音」もありますから、それは、しっかり身に着ける必要があります。

ㅏ ㅑ ㅓ ㅕ ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ ㅣ の10個です。

ただ、これだけでは記号で、文字になっていないので、「ㅇ」をつけて文字にします。「ㅇ」は、子音としては「無音」となります。

아 야 어 여 오 요 우 유 으 이

これで文字になりましたが、ここで「ㅇ」の位置が違いますね。縦長文字では左に書き、横長文字と口すぼめ文字では、上に書きます。また、順番も重要です。日本語の「あいうえお」と同じで、辞書を引く時もこの順番です。最近は電子辞書ですけど、順番が重要なことには変わりません。

文字の形は、発音する時の口の形です。

ひとつひとつの記号は、口の形を元にして作られています。母音では、
 ① 縦長のものは、口を大きく開け、「あ」の口で発音します。
 ② 横長のものは、口を横に広げて、「い」の口で発音します。
 ③ 丸い形のものは、口をすぼめて丸くして、ちょっと突き出すように、チューの形で発音します。
このみっつの形を、覚えてください。

2 基本母音の発音

① 아 は、日本語の「ア」とほぼ同じと考えていいです。
② 야 は、日本語の「ヤ」とほぼ同じと考えていいです。

③ 어 は、「あ」の口で「オ」と発音します。「ア」と「オ」の中間のような音になります。
④ 여 は、「あ」の口で「ヨ」と発音します。「ヤ」と「ヨ」の中間のような音になります。

⑤ 오 は、日本語の「オ」に近いですが、日本語よりももっと口をすぼめて発音します。日本語の「オ」より、ちょっとくぐもった音になります。
⑥ 요 は、日本語の「ヨ」に近いですが、日本語よりももっと口をすぼめて発音します。日本語の「ヨ」より、ちょっとくぐもった音になります。

⑦ 우 は、日本語の「ウ」に近いですが、日本語よりももっと口をすぼめて発音します。
⑧ 유 は、日本語の「ユ」に近いですが、日本語よりももっと口をすぼめて発音します。

⑨ 으 は、口を横に広げて、「い」の口で「ウ」と発音します。
➉ 이 は、日本語の「イ」とほぼ同じと考えていいです。

最後の 이 は、文字の形は縦長ですが、例外で、日本語と同じ「イ」の口です。

日本語の発音でだいたいなんとかなりますが

基本母音は、口の形をしっかり作って発音すれば、日本人にとって難しいものはありません。しかし、「 어 と 오(どちらもオ)」 、「 여 と 요(どちらもヨ) 」、「 우 と 으(どちらもウ) 」の聞き取りは、はじめは大変かもしれません。何度も発音しながら、自分の耳に刷り込んでください。

単語で読む練習をしましょう。

 1 아이 子供
 2 우유 牛乳
 3 오이 きゅうり
 4 여우 きつね
 5 이유 理由
 6 여유 余裕

※ 単語を覚えてくださいということではありません。
意味のないものを読んでも意味がないので、意味のある言葉で読む練習をしましょう。

発音のポイント

口の形が大切です。
① 口を縦に開ける
② 口を横に広げる
③ 口をすぼめる
このみっつを、しっかりと意識して、練習してください。

3 YouTubeで詳しく解説しています。

「オ」「ヨ」「ウ」、日本語ではひとつですが、韓国語ではふたつずつあります。違いを耳で聞いて、そして、きちんと発音できるように、練習していきましょう。

4 基本母音の次は「子音」の学習です。

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