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韓国語で「先生」は「ソンセンニム」「セム」【音声付き】

投稿日:2025年11月5日 | 最終更新日:2025年11月5日

韓国語で「先生」は「ソンセンニム」と言います。若者たちは短く「セム」と言います。ここでは「先生」の言い方や意味を、日本と比較しながら詳しく解説します。

目次 ▼

1、韓国語で先生は「선생님(ソンセンニム)」


「선생(ソンセン)」は漢字で「先生」、「님(ニム)」は「様」の意味なので、「선생님(ソンセンニム)」の意味は「先生様」となります。
韓国では社長を呼ぶときは「社長様」部長を呼ぶときは「部長様」、大統領に直接呼びかけるときは「大統領様」と必ず「様」をつけます。
「先生」も同様なのですが、しかし「ソンセンニム」はそれでひとつの名称のようになっていて、先生が自分のことを「ソンセンニム」と言ったりします。「様」のニュアンスが薄れています。

선생님 말 잘 들어야돼(ソンセンニムマルチャルトゥロヤドゥェ)
⇒ 先生の言うことちゃんと聞かなきゃだめだよ。

선생님(ソンセンニム)と呼ぶ対象

学校の先生はもろちん「ソンセンニム」ですが、韓国では知らない人を呼びかけるときや、役所に来た市民に対しても「ソンセンニム」と言います。
日本でも見ず知らずの人を呼びかけるのに適当な言葉ないですよね。「あなた」とも言えないですし。
それは韓国も同じで、韓国では子供以外には「ソンセンニム」を使っています。
また役所に出向いた人はお客さんではないので、適当な呼び名がありません。「市民様」とも言えないので、「ソンセンニム」です。

大学の教授は「교수(キョス)」です。日本と同じです。呼びかけるときは「교수님(キョスニム)」と言いますが、ちょっと堅苦しいので、「ソンセンニム」と呼びかけることも多いです。

校長は「교장(キョジャン)」、教頭は副校長「부교장(プキョジャン)」または校監「교감(キョガム)」と言います。
呼びかけるときは、それぞれに「ソンセンニム」をつけて「キョジャンソンセンニム」「プキョジャンソンセンニム」「キョガムソンセンニム」と言います。

医者は「의사(ウィサ)」ですが、呼びかける時には「의사선생님(ウィサソンセンニム)」と言うことが多いです。

また国会議員「국회의원」などの議員も「ソンセンニム」と呼びます。
医者や議員は教える立場の人間ではありませんが、知識レベルが高い人、学力レベルの高い人を「ソンセンニム」と呼ぶのは日本と同様です。

2 韓国語で「先生」は쌤(セム)


선생님を縮約して「쌤(セム)」です。
若者言葉です。
友人同士で使ったり、親しい先生に呼びかけるときに使います。

3 まとめ

韓国語で「先生」は「ソンセンニム」です。「ニム」は敬称で「様」の意味ですが、「ソンセンニム」でセットになっています。まずはひとつ「ソンセンニム」で覚えましょう。

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監修者

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<出身大学>

新丘大学家庭教育学部

<略歴>

ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。

監修者の写真

内田 昌弘 (うちだ まさひろ)

韓国語教室ハングルちゃん代表

<資格>

通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)

<出身大学>

京都大学農学部卒業

<略歴>

東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。