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韓国の暮らし(05)【赤ちゃん・子供】

韓国は帝王切開率が世界一高いです。

投稿日:2023年9月27日 | 最終更新日:2023年10月25日

韓国は、帝王切開率が世界一です。意外でしたでしょうか? 韓国でも問題になっていて、ドラマのテーマになったこともありますが、様々な事情からなかなか下がりませんでした。しかし、韓国でも無痛分娩が普及しはじめたので、今後は下がっていくと予想されています。

目次 ▼

1 帝王切開率が世界一です。

日本では、出産の時、なるべく自然分娩するようにしているようですね。それでも、年々徐々に上がっていて、帝王切開率が20%くらいのようです。
でも、韓国では、帝王切開のほうが病院は儲かるから、すぐ帝王切開を勧めます。

年々帝王切開率が上がっています。

赤線は「初産帝王切開分娩率」、黄線は「帝王切開分娩率」

OECDの2019年の統計では、メキシコ、トルコに次いで3位です。

1000人当たりの数字なので、%にすると47.5%です。

韓国統計庁の資料では、2017年が48.8%、2020年は59%です。

恐らく世界一です。

 

 

2 帝王切開率が高い理由は

病院が儲かるというのが大きいですが

韓国人はとても痛がるから、医者もすぐ帝王切開を勧めるというのもあります。

韓国人の女性は、お産で苦しくなると、自ら帝王切開を申し出る人も多いと言います。

韓国では四柱がとても大切で、生まれた日や時間がその人の運命を決めると考えます。

帝王切開なら四柱のいい時間に子供を産むことができて、子供はとてもいい運命になるという考え方があるためです。

また、帝王切開で子供を産んだ人の中に、痛くなくてよかったと言っている人が多いためです。

そのため、韓国はどんどん帝王切開が増えています。

3 最近、無痛分娩をする人が増えています。

無痛分娩は、赤ちゃんを生むときに、麻酔でその痛みを和らげるものです。名前は「無痛分娩」ですが、実際は無痛とはならなくて「5分の1痛」分娩くらいです。でも、産みの苦しみをあまり感じない、すごいものです。欧米では、お産の50%が「無痛分娩」ですが、日本では、8%くらいだそうです。「無痛分娩」は麻酔の技術も必要なので、「無痛分娩」のできない病院もありますが、それ以上に、麻酔事故に対する心配もあります。
また、日本では、赤ちゃんを生む時には、赤ちゃんも大変なのに、お母さんが楽をするのはけしからん、というような考えがあって、それで、なかなか普及しないそうです。

韓国では、少し前まで、この「無痛分娩」はほとんど0%でした。

まったく知られていませんでした。最近になって、行われるようになり、どんどん増えています。
今後は、帝王切開率も、大幅に減少するのではないかと思います。

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