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韓国の免税店ではドル建てでの支払いを選びましょう。円建ては損します!

韓国の免税店でショッピングをすると、支払いの時に「ドルでの支払いか、円での支払いか」聞かれますが、どちらがいいのでしょうか?

目次

1 韓国の免税店は、韓国製品を除き、基本はドル建てです。

輸入ブランド品は、ドル建ての料金になっています。
最近は中国人が圧倒的に多いので、全て中国語表記が入ります。韓国語表記がほとんど見られません。

支払いにドルを選ぶと、カード会社が円やウォンに換算した料金を請求します。

カード会社ごとに差がありますが、韓国のカード会社では、基準レートの1%前後がカード会社手数料となっています。日本のカード会社では1%から2%くらいの手数料がかかるようです。

韓国人は、その日のレートで換算した韓国ウォンで支払う人が大部分です。

免税店のレートがいいからですが、実際には、どちらでもあまり差はありません。

2 支払いに円を選ぶと、円換算での金額のほかに3%の手数料がかかります。

領収書にも、基本のレートに「プラス国際換算マージンが3%」と書いてあります。
このレシートでは、ウォンでの金額から円換算しています。ウォンに換算する時に1%程度の手数料が既に入っていますから、合わせて4%の手数料になります。

3%の手数料を払うシステムは、どこの免税店でもだいたい同じだそうです。

免税店に長く勤める店員さんの話です。

免税店の円換算レートも、1%程度の手数料が既に入っています。

免税店内に表示されているレートだけを見ると、一見、優遇レートに見えますが、そこに3%の手数料が加わるので、円を選択すると都合4%くらいの手数料がかかる計算です。それなら、ドルで払って、カード会社に1%から2%の手数料を払うほうが総支払金額は安くなります。

韓国の免税店では、ドルで払いましょう。

免税店の店員さんの中には、円での支払いには3%の手数料がかかることを知らない人がいて、本当に親切心で、円での支払いを勧める店員さんもいますが、断固ドルで払いましょう。
金額が大きいと3%の差は大きいです。10万円で3千円、100万円なら3万円の差です。

3 中国人はほとんどがドル建てのQRコード決済です。

アリペイとかウィーチャットペイで払います。

ですので、3%の『特別手数料』を払っているのは日本人だけです。

1988年ころからの慣習が今も続いているようです。

4 1990年ころには、免税店の売り上げの90%以上が日本人でした。

明洞(ミョンドン)のロッテデパートでも、蚕室(チャムシル)のロッテデパートでも、ワンフロア―がすべて免税店で、そのフロア―が、デパートのどのフロアーよりも売り上げが多かったです。
日本人はたくさん買ってくれて、たくさんお金を払ってくれる、大切なお客さんでした。その時のシステムが、そのまま続いています。特にやめる理由もないからだと思います。

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