韓国語講座 過去連体形を徹底解説!
目次
- ○ 1 動詞の過去連体形
- ・➀ パッチムがない時 ⇒ 語幹にㄴをつける
- ・➁ パッチムがある時 ⇒ 語幹に은をつける
- ・➂ 語幹の最後がㄹバッチムの時 ⇒ ㄹが脱落してㄴをつける
- ○ 2 던 を使った過去連体形
- ・語幹に接続
- ・意味は「途中で中断した時」または「過去の習慣」
- ○ 3 었던 を使った過去連体形
- ・過去形の語幹に接続
- ・意味は「過去回想」「過去完了」
- ○ 4 形容詞の過去連体形
- ・➀ 語幹に던をつける
- ・➁ 語幹に었던をつける
1 動詞の過去連体形
➀ パッチムがない時 ⇒ 語幹にㄴをつける
마시다 ⇒ 마신
쓰다 ⇒ 쓴
例) 어제 본 영화 昨日見た映画
내가 그린 그림 私が描いた絵
➁ パッチムがある時 ⇒ 語幹に은をつける
먹다 ⇒ 먹은
받다 ⇒ 받은
例) 내가 찍은 사진 私が撮った写真
어제 읽은 책 昨日読んだ本
➂ 語幹の最後がㄹバッチムの時 ⇒ ㄹが脱落してㄴをつける
놀다 ⇒ 논
팔다 ⇒ 판
例) 내가 만든 요리 私が作った料理
2 던 を使った過去連体形
語幹に接続
例) 가다 ⇒ 가던
하다 ⇒ 하던
먹다 ⇒ 먹던
놀다 ⇒ 놀던
意味は「途中で中断した時」または「過去の習慣」
ふたつの使い方がある。
➀ 途中で中断した時
例) 어제 먹던 요리가 식탁위에 그대로 남아있다. 昨日食べた/食べかけの料理が食卓の上にそのまま残っている。
➁ 過去の習慣
例) 전에 자주 먹던 요리를 어제 오랜만에 먹었다. 以前よく食べた料理を昨日久しぶりに食べた。
過去の習慣の時には、過去回想(過去を思い出し懐かしむ)のニュアンスが出る。
また、던 に続く名詞(ここでは料理)は、恐らく今でも続いている。今もある。
3 었던 を使った過去連体形
過去形の語幹に接続
샀다 ⇒ 샀던
했다 ⇒ 했던
먹었다 ⇒ 먹었던
만들었다 ⇒ 만들었던
意味は「過去回想」「過去完了」
現在は行われていないことに対してつかう。「過去完了」
例) 고등학생때 사귀었던 남자친구를 우연히 만났어. 高校生の時付き合っていた男友達(彼氏)に偶然会った。
「過去回想」のニュアンス
었던 の後の名詞(ここでは男友達/彼氏)は今は続いていない。ここでは既に別れている。
4 形容詞の過去連体形
形は動詞と同じで、
➀ 던をつける
➁ 었던をつける
ふたつの形があります。
➀ 語幹に던をつける
덥다 ⇒ 덥던
춥다 ⇒ 춥던
例) 춥던 겨을이 점점 가네요. 寒かった冬が少しずつ過ぎ去っていきますね。
しかし、この形は、実際には、あまり使われませんので、聞いて理解できれば十分です。
近い過去は、通常、現在連体形を使います。
비싼 옷을 많이 샀어요. 高い服をたくさん買いました。
➁ 語幹に었던をつける
「過去回想」のニュアンス。
例) 아주 더웠던 여름이 그리워진다. とても暑かった夏が懐かしくなる。