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韓国の暮らし(11)【生活習慣・一般常識・軍隊】

韓国は、世代間格差が大きいです。

韓国は、この40年くらいの間に、社会が大きく変化しました。

私がまだ子供だったころの1980年に、光州事件という、内戦のようなことがありました。今の50代以上の世代は、はっきりとこの戦争を記憶しています。


そして、1988年のソウルオリンピックの前までは軍事政権で、その軍事政権を打倒するため、デモが盛んに行われました。


90年代には、民主政権になりましたが、お店の営業は、飲み屋も含めて、夜の12時まででした。夜の12時を過ぎると、街はひっそりしていました。繁華街が夜中でもにぎやかになったのは、21世紀に近くなってからです。信じられないかもしれませんが、本当に最近のことです。

韓国では、90年代が高度成長時代です。一番、未来が明るかった時代です。日本で高度成長時代の昭和を懐かしむ懐古ブームがありましたが、韓国では、それは90年代です。懐古ブームで、90年代のファッションも再流行しました。


2013年の大ヒットドラマ「応答せよ1994」

しかし、間もなく、韓国政府は外貨不足に陥り、IMFに援助を要請、IMF時代と呼ぶ、困難な時代になりました。
その後、IMF時代を克服し、経済は成長を続けましたが、この10年以上は就職難が続いていて、若者たちが明るい未来を描けない時代となっています。

韓国は、社会の変化が激しく急でした。

そのため、世代によって、その感覚が大きく違います。常識が違うと言ってもいいかもしれません。5歳違うとジェネレーションギャップがあるというくらい差があります。5歳でジェネレーションと言うのは大げさかもしれませんが、そのくらい、韓国では世代間のギャップが大きいです。

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