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ちょっと違うかなあ、不思議だなあと思うこと

お金が足りなかったら刷ればいい。

今日は、お金の話をしたいと思います。

今、日本では、防衛費を増やすための増税とか、少子化対策のための増税とか、増税の話がたくさん出ているので、そのことについて、少しでも参考になればと思います。

日本は、2019年からのコロナ禍で、給付金をたくさん配りました。しかし、その時「あとで税金で回収する」と言いました。「今配っている給付金は後世の借金だ」とマスコミは言いました。

アメリカでも、コロナで困っている所得の低い人たちに支援金を配りましたが、財源は「通貨供給量を増やす」ことで解決しました。通貨供給量を増やす、つまり、新たにお金を刷って配りました。あとで税金で穴埋めするとは言いませんでした。

アメリカの通貨供給量の推移 コロナ禍の1年間で12.9%も増えています。

韓国でもコロナ禍に苦しむ事業者への支援金がありましたが、国債を発行して解決しました。国債は、期限が来たら、政府がお金を刷って返します。政府は、お金が足りなかったら、お金を刷ればいいんです。それは、認められた権利です。

でも、あんまりお金を刷りすぎすると、インフレが進みます。そうなると、通貨の国際的信用が失われて、結局、通貨がただの紙屑になってしまうので、お金は少しずつ刷って増やす必要があります。お金を刷って増やすのは、どこの国でもやっている当たり前のことです。日本のお金には、「日本銀行券」と書いてあります。日本の政府が発行したものです。日本政府が、すべて、無から有を生み出しています。

お金を刷って渡すと言っても、実際にお金を刷って「はい」と言って渡すのではなく、手順があります。まず「国債」を発行します。つまり、借金をします。借りたお金は使ってしまいます。そして、10年期限なら10年後、期限が来たら、新たにお金を刷って返済します。実際には、お金を刷らずに、帳簿上でプラスマイナスゼロにするようですが、いずれにしても、「国債の発行」は国民の借金を増やすのではなく「その分通貨供給量を増やす」ということで、「その分、お金を新たに刷ります」ということです。

現在の日本の国債発行残高は、約1000兆円だそうです。すごい金額です。そして、現在の日本の通貨流通量が約1500兆円から2000兆円くらいだそうなので、もし、今の国債発行残高を一度に償還すると、お金の流通量が一気に50%~65%も増えてしまい、とんでもないインフレになってしまいます。そうなると、日本円に対する国際的信用も失われてしまうので、今の国債発行残高を一度に償還することはできません。物理的には可能ですけど、やめたほうがいいですよね。

といって、このまま放っておくわけにはいきません。ゆっくり時間をかけて償還するしかありません。償還すると通貨流通量が増えるので、少しずつインフレを起こします。インフレになると物の値段が上がります。でも、給料も上がるので、大きな問題はありません。アメリカも韓国もそれで問題ありませんし、日本も1990年以前は、それで問題なかったはずです。

昔々、東海道新幹線を作る時、建設国債を発行してあっと言う間に建設しました。そのように、昔は、日本政府はお金を刷って、少しずつインフレを起こしながら、インフラを整備しました。

どこの国でも、建設国債を発行して、どんどんインフラを整備していますが、今の日本は、それをやめました。国の大切なインフラは、お金を刷ってでも整備しなければいけないのに、やめました。厳密には「やめた」というより「大きく減らした」のですけど。新幹線、高速道路、港、橋、水道管などなど、必要なインフラの整備が、ほったらかしですよね。

アメリカ政府も韓国政府も、税金での収入の足りない分は、お金を刷って、モノやサービスを購入していますが、日本政府だけ、収入の足りない分は、赤字だ、借金だと言っています。その違いがよくわかりません。国は、通貨を発行できるので、一般家庭とは違います。一般家庭なら借金は借金で、それが元で破産することもあります。家庭の収支は健全性が必要ですが、国は、お金を刷ればいいので破産はしません。一般家庭に例えること自体がおかしいと思います。自国の通貨が足りなくて破産することはありませんが、外貨が不足すると破産します。外貨は刷ることがかできませんから、外貨は別問題です。

韓国は外貨不足で一度破産しています。しかし、韓国のお金がいくら足りなくなっても、絶対破産はしません。実際、韓国政府は、お金が足りない足りないと言って、お金をどんどん刷っているようで、毎年どんどん物価が上がります。

韓国銀行仁川本部 秋夕前 貨幣1千723億ウォン 供給

アメリカも、物価はどんどん上がっています。30年前には、アメリカで、マクドナルドのハンバーガーが、日本円で80円か、もっと安かったですが、今では、その3倍以上します。アメリカと日本の国力の違いも、もちろんありますが、通貨流通量を増やしたか増やさなかったかも関係あると思います。

世界の中で、日本だけが、この30年以上、物価がぜんぜん上がっていません。それは、日本では、発行した国債の償還期限が来た時、そのほとんどを償還せずに、ひたすら返済期限を延長してきたことが大きいと思います。都度都度、さっさと償還していれば、物価はゆるやかに上がり続け、そして、国債の発行残高は減り続けていたはずです。

今、国債の発行残高は1000兆円です。これは、もう限界ではないかと思います。日本も、他の国と同じように、お金を刷って、通貨流通量を増やして、国債は償還したほうがいいです。

今、必要な議論は、今後、どのくらいのペースで、これまでに発行した「国債」を償還していくか、ということではないか思います。そして、今後も「国債」を発行していく必要がありますから、防衛費や少子化対策に必要な経費を、どこまで「国債」でまかなえるのか、その点も、しっかり議論する必要あるのではないでしょうか?

日本では、「国の予算が足りなかったら政府はお金を刷ればいい」ということを、政治家もマスコミも、誰も言いません。見たことがありません。私の知る限りでは、北野武さんが唯一、「足りなきゃ政府はお金を刷りゃいいんだよ」と某番組で発言をしましたが、それ1回だけです。その時、隣にいた安住アナウンサーは、北野さんの話に何も反応せず、すぐに話題を変えました。

「お金を刷ればいい」という話は、日本ではタブーなのでしょうか?
よくわかりません。誰か教えてほしいです。

※ 話を単純化しているため、経済専門学的には、間違いが多々あるかもしれません。その際は、ご指摘をお願いします。

日本人のおもてなしって、どんなおもてなしでしょうか?

目次

お金が足りない時は、韓国政府もアメリカ政府も、どんどん刷って増やしています。

日本は、2019年からのコロナ禍で、給付金をたくさん配りました。しかし、その時「あとで税金で回収する」と言いました。「今配っている給付金は後世の借金だ」とマスコミは言いました。
アメリカでも、コロナで困っている所得の低い人たちに支援金を配りましたが、財源は「通貨供給量を増やす」ことで解決しました。通貨供給量を増やす、つまり、新たにお金を刷って配りました。あとで税金で穴埋めするとは言いませんでした。アメリカの通貨供給量は、コロナ禍の1年間で12.9%も増えています。
韓国でもコロナ禍に苦しむ事業者への支援金がありましたが、国債を発行して解決しました。国債は、期限が来たら、政府がお金を刷って返します。政府は、お金が足りなかったら、お金を刷ればいいんです。それは、認められた権利です。

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