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韓国の暮らし【食事・食べ物・お酒】

キムジャンの季節です

韓国では、寒くなって、本格的に冬に入る前の今頃、11月下旬から12月頃が、김장(キムジャン)と言って、冬の間に食べる김치(キムチ)をまとめて漬けるシーズンです。
しかし、大量のキムチを1人で全部漬けるは大変なので、家族がいっしょに、あるいは、親戚の人とかと何人かでいっしょにやることが多いです。

なぜ、김장(キムジャン)が今頃かというと、おいしく漬けるには、時期があるからです。気温が暖かいと、キムチが早く発酵(腐る?)してしまいますし、また、キムチを漬ける時に、気温が0度以下になると、白菜などの材料が凍ってしまい、おいしく漬けることができません。だいたい、一日の平均気温が4度以下で、最低気温が0度以下の日が、김장(キムジャン)に一番いいと言われています。
昨年の김장(キムジャン)前線(?)です。

昨年は、ソウルで11月終わり頃、釜山では1月です。釜山は、ついに年明けになりました。5年くらい前にはクリスマス頃でしたが、年々遅くなっています。김장(キムジャン)の時期の韓国は、市場に行くと、白菜やにんにくが山ほど積まれていますし、トラック山盛りで住宅街に売りに来ます。
しかし、最近は、共働きが増え、核家族となり、김장(キムジャン)をしない人たちが急速に増えています。ある調査では、2017年に、김장(キムジャン)をしない家庭が過半数を超えたそうです。そのような、김장(キムジャン)を포기(放棄、あきらめる)人たちを、김포족(キムポジョク)と呼ぶ新造語も生まれました。

また、김장(キムジャン)をする人の中でも、半数近くが少量のみを行い、김치(キムチ)は、必要量をその時その時に漬けています。共働きで働いていたら、そもそも김장(キムジャン)の時間も体力もないですよね。それに核家族で家族の数が少なかったら、大量に漬ける必要もないですし。
実際、私の母も、必要な時、必要なだけ、その時その時漬けて、今では、김장(キムジャン)はしていません。母の話では、김장(キムジャン)の時には、白菜の値段も上がるし、まとめて漬けるの大変だし、まとめて漬けると少しずつ味が落ちるからだそうです。今の若い母親たちは、私の知る限り、ほとんどが買って食べるか、自分の母親が漬けた物をもらってきています。

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このような光景も、地方に行かないと見られない「文化遺産的風景」になりつつあります。以前は、김장 하셨나요?(キムジャン なさいましたか?) というのが、主婦たちの、今頃のあいさつ言葉でしたが。

また、キムチも、以前は、장독(チャンドク)という甕に入れて保管しましたが、今では、皆、キムチ冷蔵庫です。

最近の若い人たちは、そもそもキムチを漬けたことがないため、「キムチ工場に行って、用意された材料を、自分で漬ける」、そんな、気楽な김장(キムジャン)も人気だそうです。

楽しい キムジャン ツアー

時代が変わりました。

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