Blog ブログ

Blog

HOME//ブログ//結婚しても、3組に1組が離婚する時代です。

韓国の暮らし【結婚・結婚式・離婚】

結婚しても、3組に1組が離婚する時代です。

韓国では高度成長期の1990年代から、離婚が増え始めました。ひと昔前までは、女性はどんなことがあっても、子供のために離婚はしませんでしたが、経済的に豊かになり、50代、60代でも、我慢しなくなったんですね。日本では「熟年離婚」と言いますが、韓国では、황혼이혼(黄昏離婚)と言います。今では、離婚件数の中で、黄昏離婚の件数が一番多くなりました。また、親が片親だけの子供も、当たり前になりました。以前は、親が片親だと、その子は世間から変な目で見られましたが、今ではそのようなことはあまりなくなりました。

水色の棒グラフが「離婚件数」、オレンジの折れ線グラフが「粗離婚率(人口1000人当たりの離婚件数)」

2000年代はじめに離婚件数がピークになりました。それまで我慢していた人たちが、一斉に離婚したのだと思います。この時は、離婚率がアメリカに次ぎ、世界2位になりましたが、その後は落ち着いた感じです。

統計で見てみると、2021年の婚姻件数、約19万2500件に対し、10万1600件の離婚がありました。離婚率は、なんと、52.8%になります。2組に1組以上が離婚する計算です。しかし、これは、この10年間で、婚姻件数が40%も減ったのに対して、離婚件数は、あまり減っていないからで、ちょっとした数字のマジックです。実際、10年前には、離婚率は35.9%でした。3組に1組が離婚、これが韓国の離婚率の実態だと思います。日本は、2020年度で、離婚率、36.8%です。日本は10年前とほとんど同じです。韓国も日本も、結婚した3組のうち1組が離婚するんですね。

そして、離婚率には、もうひとつ計算方法があります。人口1000人当たり何組離婚するかの「조이혼율(粗離婚率)」でみると、韓国は、日本より少し多くて、OECD国家の中で、まん中より少し上になります。

OECD国家の粗離婚率、2017


つい最近まで、韓国では、結婚というのは、結婚式をして、結婚生活をはじめて、そのあと、様子を見て、婚姻届けを出すのが一般的でした。ですので、結婚後にスピード離婚をした場合、戸籍には結婚の記録も離婚の記録も残りませんでした。そういうことも考慮して、婚姻届けは、あとで出すように、親がそうさせていたのですが、最近は、結婚式の前に出すようになったそうです。コロナのせいで、盛大な結婚式も、結婚パーティーもできなくなったためだそうで、それが最近の若者たちの趨勢のようです。今の若者たちには、親の言うことは関係ない、というのもあるかもしれません。

また、離婚した人のことを、日本では「ばつイチ」と言いますが、韓国では「돌아온 싱글(帰って来たシングル)」と言います。普通は、略して「돌싱(トルシン)」です。ばつイチ女性「돌싱녀(トルシン女)」は、以前は、再婚するのが難しく、もし、再婚するとしても、相手の男性も離婚歴のある男性でした。しかし、最近は、事情が変わってきています。女性は離婚歴があり、男性が初婚というケースが増えています。これは日本でも同じでしょうか? もしかしたら、男性に人気のある女性は離婚しても年をとっても人気があるのかもしれませんね。

そして、平均初婚年齢ですが、
韓国が、男性33.35歳、女性31.08歳、
日本が、男性31.2歳、女性29.6歳です。
韓国の男性は軍隊に行かなければならないので、その分、日本より遅くなってる感じですね。韓国も日本も、10年前より、1歳前後上がっています。

ブログ一覧