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韓国語講座

第13課 友達に会って、映画を見ました。 【文法事項①】

この課では、
1 「~て」(前後の動詞・形容詞に関連性がある時)
2 「~ている」(動作が終わった状態)
3 「~ね」(感嘆)
の3つを学習します。

まず、1番の「~て」の2回目、前後の動詞・形容詞に関連性がある時です。
「~て」の用法
①「単純羅列」(10課で学習済み)
  語幹 + 고
②「前後の動詞・形容詞に関連性がある」
  形は、아/어서 になります。
아/어서 は、【요】体の現在肯定形から 요 をとった形に 서をつけます。

例文で①と②を比べてみましょう。
例1) 友達に会って、映画を見ました。
①「単純羅列」の 고 を使うと
 친구를 만나고 영화를 봤어요. (봤습니다)
これは、「友達に会う」「映画を見る」どちらが先かわかりません。
また、映画も、「その友達と見た」か、「違う友達と見た」か、あるいは「ひとりで見た」か、わかりません。
②「前後動詞・形容詞に関連性がある」아/어서 を使うと
 친구를 만나서 영화를 봤어요. (봤습니다)
こちらは、「友達に会う」が先で、それから「映画を見ました」になります。
そして、「友達に会う」と「映画を見る」に、関連性がありますから、「会った友達と映画を見た」という意味になります。
例2) 本を買って、勉強しました。
① 「単純羅列」の 고 を使うと、
 책을 사고 공부를 했어요. (했습니다)
「本を買う」と「勉強する」どちらが先かわかりません。
また、「買った本」と「勉強」は関係がありません。
② 「前後に関連性がある」아/어서 を使うと
 책을 사서 공부를 했어요. (했습니다)
まず「本を買って」それから「勉強しました」となります。
また、「本を買う」と「勉強する」が関連性がありますから、「買った本で勉強した」という意味になります。

日本語では、ひとつの「~て」の形ですが、韓国語では、意味によって、ふたつの表現に分かれます。何度も何度も練習して、使い方に慣れてください。
また、아/어서 は、「前後の動詞・形容詞に関連性がある」ことから、因果関係がある時にも使います。因果関係とは、つまり、『理由』の表現です。

同じように、日本語でも、「~て」の形で、理由を表現することができますが、日本語で『理由』を表現する時は、通常「ので」や「から」を使います。
例) 辛いので、食べられません。
  辛いから、食べられません。
しかし、簡単に「辛くて食べられません」ということもできます。
「~て」自体に、理由の意味はありません。
前後の動詞・形容詞の関係から、理由の意味が生じます。

これは、韓国語の 아/어서 の場合も同じです。
しかし、いつでも『理由』の意味で、使えるわけではありません。
では、どんな時に、「~て」の形で理由が表現できるのか、ひとつひとつ見てみましょう。

☆「~て」の形で『理由』が表現できる場合
1 ~て、感情表現〔嬉しい、悲しい、困る、大変等〕
例) たばこがやめられなくて、困っています。
 彼女から連絡が来なくて、寂しいです。
 仕事が忙しくて、大変です。
2 ~て、可能表現(不可能の場合が多い)〔無理だ、食べられない、食べきれない等〕
例) お金が足りなくて、買えません。
  とても辛くて食べられません。
3 ~て、無意志動詞
「無意志動詞」の反対は「意志動詞」
「意志動詞」は、自分の意思でやったりやらなかったり、自分で決められるもの、
〔行く、来る、勉強する、食べる、飲む〕などが「意志動詞」
〔(物が)動く、(物が)揺れる〕などが「無意志動詞」です。
例) 機械が壊れていて、動きません。
  風が強くて、旗が揺れています。
4 ~て、意志動詞の過去形
例) 用事があって、出かけました。
   頭が痛くて、会社を休みました
5 慣用表現
例) 遅れてすみません。

  お会いできてうれしいです。
「~て」で『理由』を表現できるのは、この5つの場合です。

文法を説明すると、こうなりますが、文法の説明がなくても、皆さんは、感覚で理解できると思います。感覚で理解できていれば大丈夫です。

では、「熱があって、先に帰ってもいいですか?」
これはどうでしょうか?
これは、「熱があるので」「熱があるから」と言ったほうが自然ですよね。

では、「時間がなくて、急ぎましょう」
これはどうでしょうか?
これも、「時間がないので」あるいは、「時間がないから」と言うのが普通ですよね。

「~て」の形で『理由』を表現すると、不自然な文になることは、感覚的にわかると思います。
では、「今日は、熱があって、早く寝ます」
あるいは、「用事があって、急いで行かなければなりません」
こちらはどうでしょうか?
何か変な感じがするけど、会話なら使っているかな、そんな感じではないでしょうか?
実際、日本語の揺れているところで、人によっては変、人によっては大丈夫、微妙なところですが、まずは、皆さん自身のネイティブの感覚で、確認してください。
「~て」で『理由』を表現できる場合をまとめると、
 ① 日本語で自然に表現できる
 ② 日本語で明らかに不自然
 ③ 日本語では、ちょっと微妙な表現
この3つのどれかなります。
韓国語の 아/어서 で理由を表現できるのは、
日本語の「~て」の形で理由を表現できる場合と、ほぼ同じです。
ですので、今は、皆さんの感覚で、日本語の感覚で、直訳式に文を作って大丈夫です。
 ① 日本語で自然に表現できる ⇒ 韓国語でも自然
 ② 日本語で明らかに不自然 ⇒ 韓国語でも不自然
 ③ 日本語で微妙な表現 ⇒ 韓国語では、だいたい自然
となります。
名詞も、 아/어서 で理由を表現できますが、接続の形が少し変わります。
名詞の時は (이)라서がつきます。
パッチムがない時 ⇒  라서
パッチムがある時 ⇒  이라서
例)  장마〔梅雨〕⇒ 장마라서 (梅雨で)
일요일〔日曜日〕⇒ 일요일이라서 (日曜日で)
여름이 아니다 (夏ではない) ⇒ 여름이 아니라서  (夏ではなくて)

※ ポイント
아/어서 で『理由』を表現できるかどうかは、日本語に直訳して、自然な表現なら、韓国語でも自然と考えて大丈夫です。
これで、90%OKです。
ただ、実際は、日本語の「~て」で『理由』を表現できる場合よりも、韓国語の 아/어서 で『理由』を表現できる場合のほうが広いです。これは、韓国語の 아/어서 には、それ自体が、「前後の関連性がある」という意味があるので、前後の動詞・形容詞のつなぎを、補ってくれるからではないかと思います。そのため、日本語の場合より、やや広く使われるのですが、今は、日本語で自然なら韓国語でも自然と考えてください。そして、学習を進めながら、日本語と少し違う表現が出てきた時に、ひとつひとつ、身につけて行ってください。

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