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韓国語講座

韓国語の比較の表現を徹底解説!

日本語では、2つを比べる時と、3つ以上を比べる時と、文型が違いますが、韓国語も同じです。

目次

1 ふたつを比較する時

日本語では、
「~と~とどちら(のほう)が‥ですか」
「~のほうが~より‥です」
となりますが、韓国語もほとんど同じです。

「と」は「하고」ですが「와/과」や「랑」 もあります。

丁寧形では「하고」を使いますが、よりフォーマルな会話や文章では「와/과」を使います。「와/과」は、
 名詞にパッチムがある時 ⇒ 과
 名詞にパッチムがない時 ⇒ 와
となります。

また、友人や目下と話す時は「(이)랑」を使います。
(이)랑 は 
 名詞にパッチムがない時 ⇒ 랑
 名詞にパッチムがある時 ⇒ 이랑

「どちら」は「어느쪽」

어느 が「どの」、 쪽 が「側」で、 어느쪽 「どの側」「どちら」となります。

比較して「~より」は「~보다」

「見る」という意味の「보다」と発音は同じです。

例) 地下鉄とバスとどちら(のほう)が便利ですか?

 지하철하고 버스하고 어느쪽이 더 편리해요?
⇒ 地下鉄とバスとどちらがもっと便利ですか?

※   지하철 〔地下鉄〕
  버스 バス
  더 もっと
  편리하다〔便利〕便利だ
〔地下鉄〕〔便利〕は漢字語です。

例) 地下鉄のほうがバスより便利です。

지하철이 버스보다 더 편리해요.
⇒ 地下鉄がバスよりもっと便利です

日本語では、ふたつを比べる時は必ず「~のほう」が入りますが、韓国語では入りません。
その代わりに「더(もっと)」が入ると考えてください。ただし、「더(もっと)」は、省略されることも多いです。

2 みっつ以上を比べる時

日本語は、
「~の中で{何が、どれが、誰が、どこが、いつが}一番‥ですか」
「~が一番‥です」
となりますが、韓国語も同じです。

「の」は省略されます。

名詞と名詞の間の「の」は、韓国語ではよく省略されますが、ここでも省略されます

「中」は「중」

「中」の韓国語発音が「중」です。
例) 바나나 하고 사과 하고 귤 중에서  バナナとりんごとみかんの中で

※ 「中」は「안」ではありません。注意してください。
 ✕ 바나나 하고 사과 하고 귤 안에서

「で」は「에서」

「動作の場所」を表す 에서 と同じです。

疑問詞の部分も、日本語と同じです。

 種類 ⇒ 何が 뭐가 (무엇이の縮約形)
 場所 ⇒ どこが 어디가
 人 ⇒ 誰が 누가
 時・時間 ⇒ いつが 언제가

「一番」は「가장」 

比べて「一番」の時は「最も」という意味の「가장」を使います。

例) スポーツの中で何が一番人気がありますか

스포츠중에서 뭐가 가장 인기가 있어요?

※ 스포츠 スポーツ
   인기〔人気〕

例) 何が一番好きですか?

무엇을 가장 좋아해요? 
뭘 가장 좋아해요?

※「好きです」は韓国語では「動詞」なので、助詞は日本語の「を」に当たる「을/를」を使います。

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