韓国のカレー事情
韓国のカレーはインド式ではなく日本式のカレーです。日本から入ったレトルトカレーが韓国カレーのはじまりです。
ここでは、韓国のカレー事情についてご紹介します。
目次 ▼
- ○ 1 カレーは日本ほどポピュラーな食べ物ではない
- ・韓国のカレーは日本から来たカレー
- ・レトルトのカレーから入った
- ・韓国のラーメンが日本から入ったのと似ている
- ○ 2 自宅でカレーを作って食べることはまだまだ少ない
- ・カレーのルーは日本と違いほとんどが顆粒
- ・日本のカレーが韓国向けのパッケージでたくさん売られている
- ・韓国で料理家と言えばペクジョンウォン(백종원)
- ・ペクジョンウォン(백종원)の「簡単お家料理」の番組でも顆粒の物を使っていた
- ・韓国でカレーを作る時のポイントは日本と少し違う
- ・韓国のカレーはあまり辛くない
- ・カレーもよく混ぜて食べる
- ○ 3 最近はカレーの専門店も増えた
- ・カレーのおいしい店として一番有名なのは「ココ一番屋(코코이찌방야)」
- ・このお店の成功で、この頃は日本のカレーと言えば「ココ一番屋」
- ○ ※ 韓国語を楽しく学んでみませんか?
1 カレーは日本ほどポピュラーな食べ物ではない
「大好物はカレー」という子供もほとんどいません。
韓国の子供たちの一番の好物は「チャジャン麺(짜장면)」です。
韓国のカレーは日本から来たカレー
本場インドのカレーではありません。
レトルトのカレーから入った
お湯に入れて温めるカレーです。
そのため、少し前までカレーと言えば「3分カレー」でした。
韓国のラーメンが日本から入ったのと似ている
韓国のラーメンは、日本式のインスタントラーメンが入ったので、韓国ではラーメンと言えばインスタントラーメンです。
2 自宅でカレーを作って食べることはまだまだ少ない
でも、以前に比べるとだいぶ増えています。
カレーのルーは日本と違いほとんどが顆粒
しかし、最近はカレーのお店も増えたりして、以前よりカレーを食べる機会も増えました。
家でカレーを作る人も増え、カレーのルーは顆粒状の韓国製より固形の日本製のほうがおいしいということで、輸入の日本製を買う人も多くなりました。
日本のカレーが韓国向けのパッケージでたくさん売られている
しかし顆粒のほうが料理が断然楽です。
韓国で料理家と言えばペクジョンウォン(백종원)
韓国人でこの人を知らない人はいません。
ペクジョンウォン(백종원)の「簡単お家料理」の番組でも顆粒の物を使っていた
ペク先生カレー ポイント
だしが十分ににじみ出たあと、カレー粉末投下!
韓国でカレーを作る時のポイントは日本と少し違う
韓国人はカレーを食べる時もキムチといっしょに食べるので、キムチとよく合う味のカレーが人気です。
韓国のカレーはあまり辛くない
辛さよりキムチとの相性が大切です。カレー自体は日本のほうが辛いです。
カレーもよく混ぜて食べる
キムチもいっしょによく混ぜます。
3 最近はカレーの専門店も増えた
少し前までカレーのお店はありませんでした。
カレーのおいしい店として一番有名なのは「ココ一番屋(코코이찌방야)」
日本の「ココ壱」です。2008年の進出以来、ソウルを中心に30店舗を越えました。
このお店の成功で、この頃は日本のカレーと言えば「ココ一番屋」
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監修者
<出身大学>
新丘大学家庭教育学部
<略歴>
ソウル出身。韓国語教育が専門分野。2006年に来日し、2011年より韓国語教室ハングルちゃんの共同経営者兼主任講師。 生徒たちが積極的に参加しやすい雰囲気を作り、能力を最大限に引き出す指導スタイルが評判。
内田 昌弘 (うちだ まさひろ)
韓国語教室ハングルちゃん代表
<資格>
通訳案内士韓国語(国家資格)
日本語教育能力検定
高等学校と中学校教員1種免許状(数学)
<出身大学>
京都大学農学部卒業
<略歴>
東京生まれ千葉県育ち。韓国在住(歴)15年、1996年から2006年までの11年間は、韓国最大規模の語学学校(YBM学院)にて日本語部門の教授部長。2011年6月に韓国語教室ハングルちゃんをスタート。