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韓国の暮らし(08)【行事・イベント】

韓国の地震について、韓国人の視点で紹介します。


目次

韓国では、めったに地震はありません。

でも、最近増えていますし、歴史的には、韓国でも大きな地震があったことがわかっています。

ソウルで感じる地震はほとんどありません。

私も、ソウルに住んでいて、地震を感じたことは一度もありませんでした。

最近では、2017年11月に韓国南部で大きな地震がありました。

慶北 浦項 北側 6km地域で 規模 5.5地震

地震の規模を表すマグニチュード5.5で、韓国では、観測史上2番目に大きい地震でした。

マグニチュード5.5だと、日本では、中程度の地震みたいですね。韓国では、地震はほとんどないので、震度という概念がありません。雪の降らない国で、雪の概念がないのと同じです。

正確には、震度はあるのですが、一般の人には知られていません。

ですので、テレビでも、地震の規模を言うだけです。
揺れに関しては、今回の地震は、規模では史上2番目だが体感威力が大きかった、というような表現になっています。

日本のニュースでは、震度4くらいの推測ですね。

対馬で2~3くらいだったようです。浦項からだと、日本の福岡と、韓国のソウルが同じくらいの直線距離になりますが、

私の両親も地震を感じたと言っていました。

韓国で感じた、はじめての地震で、とても大きく感じたそうです。両親の話では、震度2とか3くらいですが、福岡では、震度1でした。

陳列棚の物が散乱したのを見ると、震度4強から5弱くらいでしょうか?

一部、水道管が破裂したりもしたそうです。

今回の地震では、高層マンション(アパート)の壁にひびが入ったり

ビラ(中層マンション)の柱が折れ曲がったり、

上から物が降ってきたら、本当に危ないですよね。この写真を見ると、地震の規模がとても大きかったように見えます。

 ところで、以前、日本の人で、以前、看板の取り付け工事を行う仕事をしていた人に話を聞いたことがあるのですが、日本でも、大きな台風が来た時に、ビルの看板が飛ばされたり、落っこちたりして、それがニュースに出たりしますよね。それを見て、どれだけ風が強かったかを感じますが、看板業者の人の話では、ああいうのは、みんな手抜き工事だそうです。看板の取り付けには、法令による規則はないので、適当に取り付けている業者も多くて、それが台風の時に、はずれているだけだそうです。

 ですので、今回の韓国の地震被害の写真も、どれだけ地震が大きかったかの証拠ではなく、どれだけ手抜きで工事をしたかの証拠かもしれませんね。

今後、建物の外壁に関して、規制が必要になると思います。

韓国で地震が起きたら、日本と違って、建物の外壁が大量に落ちて来るということを、頭に入れておく必要があると思います。

2021年12月に、チェジュ島沖で地震がありました。

地震の規模は、マグニチュード4.9です。
揺れが、どのくらいだったのかよくわかりませんが、震度でいうと、震源に近いところが震度2~3くらいだったようです。

チェジュ島に近い、五島列島での記録は震度1です。

これほどの地震は、チェジュ島の人たちにとって生まれて初めてです。

テレビのニュースも、規模4.9とやってました。でも、マグニチュードのことを、きちんと知っているのは専門家くらいです。歴代(観測史上)11番目の規模の地震だ。チェジュ島では、歴代(観測史上)で1番大きい地震だ、ということで、だいたい、皆、なんとなく理解しています。

2017年の地震の時は、被害もたくさん出たのですが、この時は、ほとんど被害は出ませんでした。

韓国でも、地震対策をするようになりました。

地震が起きたらどうしたらいいか、テレビでも伝えています。

最近は、地震が起きた時、震度を伝えるようになりました。

震度は日本と違います。日本より細かいです。

ただ、震度の概念は、まだあまり普及していません。

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