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韓国の暮らし【教育・学校】

奨学金は成績優秀者がもらう物でしたが

韓国では、奨学金というのは、あくまでも、

成績優秀者がもらう物でした。

 

ですので、「私は、奨学金をもらっています」と言ったら、

それは「私は成績優秀です」という自慢でした。

 

しかし、最近、少しずつ事情が変わってきています。

 

成績優秀者を対象とした成績奨学金から、

家庭の事情が難しく、お金がないため、

勉強したくてもできない人に対する生活奨学金へと、

高麗大学校なども、変更しました。



低所得層 国家奨学金 最大40万ウォン引上

 

しかし、大学に行くこと自体を、あきらめなければならないくらい、

家庭の事情が困難な人も、実際には多く、

小学校、中学校のような、義務教育課程でも、

参考書も買えないほど、家庭の事情の苦しい学生が、

どんどん増えているそうです。

 

それにもかかわらず、大部分の奨学金は、

いまでも、成績を基準としています。

 

生活困難者を対象にしていても、

成績がある程度優秀である場合に限るなど、

単純に、生活が困難なだけでは、もらえません。

 

また、数少ない生活奨学金をもらうには、

自分がいかに生活困難で、それにもかかわらず、

勉強やる気がいっぱいあることを、

自己紹介文などで書かなければなりません。

 

プライドもなにも捨てて、

お金をもらうわけで、

子供でも、自尊心は相当傷つきます。

 

韓国では、持てる人たちと、

持てない人たちの格差がどんどん広がっています。

 

日本語ではそれを「二極化」と言いますよね。

 

韓国では、양극화(両極化)と言っていますが、

成績優秀者に奨学金をあげることも、

両極化がどんどん広がる原因のひとつだと、

指摘されています。

 

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