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韓国の暮らし(03)【車・地下鉄・バス】

韓国は、電車もバスもすべて通しの運賃です。

韓国では、バスも電車も、交通カード機能付きのクレジットカードで乗れます。ソウルなら、国鉄、ソウル地下鉄、ソウルバス、運営主体は、それぞれ別ですが、通しの運賃です。乗り継いでも高くなりません。

電車からバスに乗り換えても、短い距離なら、降りる時に100ウォン引かれるか、あるいは、まったく引かれません。ですので、気軽に乗り換えることができることができて、短い距離でもバスにちょっとだけ乗ることができます。

一日にひとつの交通カードで乗継割引受けられる回数は4回

2015年からは、早朝割引もできました。午前6時30分の前に乗れば、20%割引です。

上段 左から 区分 交通カード 現金 早朝割引(カード利用時)
左の行 上から 区分 一般 青少年 子供
一番下 ※早朝割引 : 始発~午前6時30分以前

2007年に、ソウル市内でスタートした統合乗継割引制は、今では、韓国中に広がり、割引も、どんどん進んでいます。

ソウル駅からウンソ駅 1100ウォン 引き下げ 空港鉄道  '乗継割引'

韓国の乗継割引は、東京で例えると、二子玉川から東京女子医大に行く場合、まず、二子玉川から東急線で渋谷まで行って、渋谷から山手線で新宿に行って、新宿から都営バスで東京女子医大に行きます。運賃はトータルで566円です。

日本だと、乗り換えの度に初乗り運賃がかかり、距離は短くても違う会社の電車やバスを乗り継ぐと、運賃はとても高額になります。でも、韓国なら、すべてが通しの運賃です。二子玉川から東京女子医大まで、2回乗り換えても、トータルの距離で運賃が決まります。ですので、日本の電車の運賃基準で考えて、トータルで250円とか、そのくらいです。

日本の、各鉄道会社やバス会社は、外国人の目には、縄張り争いをしているように見えます。同じJRでも、JR東日本の駅では、東北地方へ行く旅行の宣伝はたくさんあっても、名古屋や、京都、大阪、岡山などへの宣伝はまったくありません。

日本は、旅行先が、たくさんあるのに。もっと利用者のことを考えて、全体を統括するシステムを考える、そんな国のトップは出てこないのでしょうか? 日本を訪れる外国人観光客が増えていますが、電車やバスの会社が、それぞれ料金を取るシステムはわかりにくいですし、本当に不便です。おもてなしは、まず、こういうところを便利にしてほしいんですけど。

電車もバスの車内で携帯電話で話しても何も問題ありません。

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