釜山の刺身は小骨付です。セコシと言います。
目次
- ○ 刺身と言えば、普通は柔らかい身の部分だけで骨がないですよね。
- ・釜山の刺身はセコシ(세꼬시)と言って、小骨がついたものが出ます。
- ・セコシにできる魚は限られています。だいたいあなごやカレイの仲間のドダリです。
- ○ 以前は、釜山で刺身を注文すると、全部セコシでした。
- ・刺身屋へ行くと、セコシにするかどうか聞くことが増えているそうです。
- ○ セコシという言葉ですが、これは、日本語の「背越し」から来た言葉だと言われています。
- ・普通の釜山人は、日本語の語源は知りません。
刺身と言えば、普通は柔らかい身の部分だけで骨がないですよね。
ソウルなど、韓国でもそうです。でも、釜山だけは違います。
釜山の刺身はセコシ(세꼬시)と言って、小骨がついたものが出ます。
見た目ではわかりませんが、所々小骨がついています。骨が邪魔で食べにくいと思うのですが、骨ごと食べます。釜山の人には、これがおいしいそうです。
セコシにできる魚は限られています。だいたいあなごやカレイの仲間のドダリです。
以前は、釜山で刺身を注文すると、全部セコシでした。
しかし、最近は、他の地方から来る人も増えています。
刺身屋へ行くと、セコシにするかどうか聞くことが増えているそうです。
セコシという言葉ですが、これは、日本語の「背越し」から来た言葉だと言われています。
魚をさばくときに、背越しでさばいたからだそうです。
普通の釜山人は、日本語の語源は知りません。
ただ、なんとなく、セコシは日本語から来た言葉だと知っているだけです。