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韓国の暮らし【病院・病気・薬】

抗生剤の消費量が、OECD国の中で一番多いです

韓国人は、すぐ病院に行きます。ちょっとした風邪でも、引きはじめに、すぐ病院へ行きます。そして、薬をもらったり注射を打ったりして治そうとします。韓国人は、風邪は、こじらす前に早めに処置をするのが賢いと考えるからです。風邪なのに様子を見てどんどん悪くなって苦しむのはバカだと考えます。そして、医者も強い薬を出します。強い薬が体に良くないことはわかっていますが、出した薬ですぐに治らないと、あの医者はやぶ医者だと評判になり、患者が来なくなるからです。ですので、医者は、商売上強い薬を処方せざるを得ません。

しかし、抗生物質を濫用すると、体に耐性ができて、どんどん効かなくなります。韓国人は、抗生物質の耐性率、OECD国家中、1位だそうです。

抗生剤 耐性率 世界一位

そのため、政府や(保健福祉部・厚生労働省)では、適正な抗生物質の服用を呼びかけていますが、2015年に、OECD国家中、1位となりました。


2013年には、1位はギリシャ、2位はイタリアでした。いずれも、せっかちな国民の国です。なんとなく、理解できます。ギリシャは、イメージと違って(?)、かなりせっかちで、特に、車の運転は、めちゃくちゃです。急発進、急ブレーキが趣味かと思うほどです。アテネ市内は、車の交通量も多く、信号も多いのですが、信号が赤から青に変わったとたん、アクセル全開ですし、郊外では、自動車レースをしてるのかと思うような運転に何度も出会いました。また、アテネ市内の路地は、みな、両側が駐車の列で、これは、韓国よりすごいなと、感心もしましたし、ちょっと安心もしました。

とにかく、そんな国々とともに、抗生物質使用量を韓国は争っているわけです。しかし、上の表には日本がありません。理由はよくわかりませんが、どうやら、日本は別基準のため入らないようです。

日本は、国民1人当たりの年間使用量が基準で、だいたい5グラム程度だそうです。OECDの基準は、国民千人当たり、一日に何人が抗生物質の処方を受けたかです。ですので、一人が一回にたくさんの処方を受けてもちょっとだけでも、統計では同じ数字になり一人当たりの消費量がわかりません。日本の基準のほうが適格だと思います。

また、OECD国ではない国のこともわかりません。特に中国は、ものすごい量の抗生物質を使用しているらしく、その使用量は、人以外への使用も含め、アメリカ人の平均の10倍以上らしいです。いずれ中国から抗生物質の効かないスーパー細菌が生まれ、その菌によって何千万人もの死者が出るとか人類が滅びるとか、そんなことを言っている学者もいるほどです。

どうやら、抗生物質の使用を抑えるのは世界的に緊急課題のようで、韓国でも、風邪の患者に抗生物質を処方することは大幅に減っています。

風邪での抗生物質処方率
それでも、OECD国家平均の、まだ1.4倍もあるそうで、

風邪 抗生剤処方率 減ったけれども OECD 1.4倍

それこそ、国民の意識改革というか、意識革命がないと、なかなか難しいように思います。風邪は引きはじめに抑え込むのが一番、という意識を変える必要がありますから。

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