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韓国の暮らし【社会問題・社会環境】

ニートが急増して社会問題になっています

仕事も勉強もしていない、いわゆるニート(NEET)は、日本では1990年代から問題になり、今では40代以上の中高年ニートが社会問題となっていますよね。韓国では、最近まで、니트(ニート)は、まったく問題にならず、니트(ニート)という言葉さえ、一般には知られていませんでした。韓国では、仕事も勉強もしていない青年は「求職断念 青年」と言っていました。最近の長引く不景気で、就職できない若者が増え、それと同時に니트(ニート)も増え続けています。

韓国 求職断念 青年
低成長の陰 ニート族


2013年の資料ですが、OECD加盟国では、トルコ、メキシコに次ぎ、韓国が3番目にニート族が多いです。日本は、下の方ですね。28位、4.5%です。ちょっと意外な感じもしますが、日本は、アルバイトで生活しているフリーターが多いのかなと思います。ある調査では、20代前半の13.4パーセント、20代後半の20.

9%が니트(ニート)という結果が出ました。20代後半の若者の場合、なんと5人に1人が니트(ニート)です。ニートになっても、親元で生活できるくらい、韓国も豊かになったのかもしれませんけど。

国内 青少年の中の ニート族 比率

就職ができないと言っても、高学歴の人は、資格を取るなりして、自分の希望とは違っても、就職しようと思えばなんとかできます。しかし、プライドがあるので、希望を下げないで頑張る人も多いわけですけど。

少し前に、公務員試験の一番下のランクが9級なのですが、その9級に『合格したよ』と、ソウル大卒の人が喜びのメッセージを載せたものが、一般に出回りました。『こんなところまで、ソウル大卒が参戦してきたら、俺たちのようなランクの低い大卒者はどうすればいいんだ』そんな叫びや嘆きが、たくさん聞かれました。それが今の韓国の状況です。

就職競争に疲れたり、あきらめたりした若者が、結局니트(ニート)になっています。実際、니트(ニート)の人が、仕事も勉強もしない理由ですが、
「遊ぶのが好きで」が38%
「適当な仕事先がなくて」が22.5%、
「やりたいことがなくて」が18.3%、
となっています。少し前まで、仕事も勉強もしない若者なんて考えられませんでした。そんな若者は不良かチンピラくらいでした。ニートという存在自体が、今の40代以上の人たちには、とうてい理解ができません。世代間格差というか、韓国では、時代が急速に変化しています。

니트(ニート)の問題も、日本から25年遅れくらいではじまったわけですが、あと25年すると韓国でも中高年니트(ニート)の問題になっていくのでしょうか?

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