韓国の市内バスも、バスが完全に止まってから席を立つべきですが。
昔は、バスと言えば、いつも満員で、ぎゅうぎゅう詰めでした。でも、今は、地下鉄もたくさんできましたし、自家用車に乗る人が増えて、バスに乗る人が少なくなりました。そのため、バスの混雑は昔ほどではありません。そして、以前よりも、急発進、急停車をする運転手は減りました。もちろん、それでも、日本に比べれば、韓国のバスの運転は荒いですよね。今でも、時々、キャンペーンをやっています。
市内バス 乱暴運転 なくす
以前は、バスと言えば、急発進急停車が当たり前で、バス停で降りる時も、もたもたしていると降りられずにバスはすぐに出発してしまいました。ですので、皆、降りる停留所が近づいたら、バスの降り口に行って、扉が開くと同時に急いで降りるのが一般的でした。
ですが、バスの走行中に、席を立って移動するのは、とても危ないです。転んでけがをする可能性もあります。特に、今の時代は、自分が転んでけがをしたのに、バスの運転のせいだとバスの運転手を訴えるケースもあります。そのため、バスを降りる時は、バスが完全に停車してから席を立つことになりました。
降りられる時は バスが停留所に完全に停車した後に席から立って 安全に降りてください。
しかし、実際には、そんな人は少ないです。本当に、ゆっくり立ち上がって、ゆっくり歩いていたら、何もたもたしてんの、とか、早く降りてよ、降りられないじゃない、とか、そばにいる乗客に言われます。誰もそんなことを言われたくないので、皆、急いで降ります。いくら、バス会社やバスの運転手が「バスが完全に止まってから席を立ってください」と言っても、韓国人の習慣はなかなか変わりません。
協調文(お願い)9700番(のバス)は忙しくありません。バスが完全に止まり 扉が開く時まで座っていてください。ベルだけ予め必ず押してください。
そのため、ついに、法律(条令)で、バスが完全に停車する前に席を移動したら3万ウォンの罰金にしよう、という話まで出てきました。この法律(条令)は、いろいろ問題があるので、本当に法律にはならないと思いますが、そのくらい、今の時代は、なんでも法律で罰することにしないと、変わらないのかな、と、ちょっと悲しくなります。